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富士吉田キャンプ【2日目】
2013.06.04(火)
クラブ

今日も素晴らしい天候に恵まれました



ウォーミングアップは和やかなムードの中で。



ボールを使ったトレーニング。リラックスした雰囲気の中に、意欲を感じる表情が多くみられました。

「J1クラブの中で、1番悔しい思いをもって中断期間に入ったのは我々だと思っている。だからこそ、(成長する)チャンスだとも思っている」(城福監督) 全員がその想いを共有しながらトレーニングすることが、さらなる成長に繋がる。









もう一度、自分たちのサッカーのベースになるものをトレーニングしていきます。
それは、技術・戦術だけでなく「全力」「戦う」「走る」といった精神的な部分も含めて。

練習後、ファンサービスをする選手達。
今日も多くの方が練習を見学に来てくださいました。ありがとうございました!
今回のキャンプでは1日1人の選手をピックアップして、短いインタビューをして行きます!
【今日はこの選手!】

今回は【橋爪 勇樹】選手に聞いてみました。
長野県出身ですが、地元・山梨学院大学から新加入した橋爪選手。
フォワード登録での加入となったが、50m 6秒のスピードと「身長は高くないが、アイツはかなり跳ぶよ」(須藤 山梨学院大コーチ)というジャンプ力がかわれ、サイドバックとしてプレーしている。経験の少ないポジションながら、いきなりカップ戦に出場し可能性を示した。
Q:プロ選手になって5カ月余り、 ここまでの自分自身への評価は?
A:サイドバックでプレーする時間が増えている中で、試合にも出場する事が出来た。その試合映像を自分で見返す中で、ダメなところはたくさんあるけど、「チャレンジすること」や「戦う」というところは、ある程度出来ているのかなと思う。特にカップ戦でメンバーが揃っているジュビロ磐田との試合は自信になったし、やっぱり、公式戦でああいう雰囲気で試合が出来た事が楽しかった。あの時の気持ちを忘れずに、トレーニングしてまたあのピッチに立てるように頑張りたい。
Q:フォワード、サイドバックでプレーしているけど、ポジションにこだわりはある?
A:攻撃は好きだけど、今のサッカーは、フォワードでもサイドバックでも関係なく攻撃・守備両方をするのが当たり前。
それよりも自分が出たポジションでチームに貢献することが大事だと思っている。
Q:「チームに貢献したい」という言葉があったけど、具体的に言うと?
A:どんなポジションであっても、どんどん前に行って攻撃に絡んでいくこと。
その中で自分の特徴である、スピードとセンタリングを出していきたい。
Q:話は変わるけど、もうチームには馴れた?
A:正直、公式戦に出場したことで変わったと思う。それまでは、皆に合わせてた部分があったけど、試合に出場したことで自信がついたのか今では、自分の思ったことを伝えることが出来るようになったし、味方に指示する場面も増えてきたと思う。
今日のトレーニングで、自分のポジションを崩して前に行ってゴールした場面があったんだけど、その後に臣さんが「自分のやりたいようにやれ」と言ってくれた。その言葉が嬉しかった。自分でやりたいようにやることが、何が良くて何が悪いのをハッキリさせてくれる。やらないで怒られるより、やって怒られた方がいい。そういう先輩達の声も含めて、とても良い環境にいると思う。
Q:最後に、公式戦のピッチに立つためにどんな姿勢で取り組んでいく?
A:今、サイドバックになって攻撃ではある程度自信はあるけど、守備の部分では、まだまだという事は自分自身でも分かっている。
それは常に意識して取り組みたい。しかし、自分の良いところは忘れずに取り組んでいきたいと思っています。