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富士吉田キャンプ【3日目】
2013.06.05(水)
クラブ



今日はアカデミーコーチがトップのトレーニングに参加しました。
選手だけでなくスタッフも、年代を越えて刺激し合っています。
尚、U-18に関しては、今週末に「日本クラブユース選手権全国大会」「天皇杯」の出場をかけた大切な試合を控えています。トップチームの公式戦が無い週末、是非アカデミーにもご声援をお願いいたします。


コンディションを上げながら、徐々に試合のシチュエーションに近いトレーニングが行われています。




シーズンを通して、「フィニッシュの精度」という課題に取り組んでいます。



そして、最後はチューブトレーニングで締めました。

全体トレーニングが終わり、アカデミー・トップのスタッフが混ざりミニゲーム。
みんなサッカーが大好きです。

1週間という短いOFFだったため、選手達のコンディションも中々です。
ここから、自分達の課題と向き合うトレーニングが始まっていく気配。








6vs6のミニゲーム。どの選手も集中し、強く激しい攻防が続いていました。
ゴール前に特化した設定で「隙をつくらない」「隙を突く」というところが強調されたトレーニングでした。
そんな集中したトレーニングから一変。
今日は地元・富士吉田市の子ども達とサッカーをしました!





子ども達と真剣にプレーし、そして、時に大人げなくプロの技を披露しサッカーを楽しみました。


「サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする」と言いますが、今日は「子どもも、大人も無邪気」にしていました☆

そして、バウルさんは、子どもとじゃれながら「犬の真似」をしていました。

サッカー教室後、サインを求めて長蛇の列が・・・・・。
ホームタウン富士吉田市でキャンプを行ったことが、どれほど有意義な時間なのかを実感させられる瞬間でした。
今回のキャンプでは1日1人の選手をピックアップして、短いインタビューをして行きます!
【今日はこの選手!】

今回は【石原 克哉】選手に聞いてみました。
地元 山梨県韮崎市出身、言わずと知れた甲府の”背番号7”2001年に加入し、今シーズンで在籍13年目。
技術はもちろん、90分間直向きに走り続ける姿に衰えはありません。しかし、今シーズンはリーグ戦第3節以降怪我の影響で別メニュー調整が続く日々でした。そこからどんな想いでピッチを見ていたのでしょうか・・・・
Q:第3節名古屋戦以降は怪我の影響でピッチ外から仲間の姿を見る時間が続きましたが、そこで感じたことはありますか?
A:スタートから負けない戦いが続いていたので、見ていて安心感のようなものがありました。そういった戦いを見せる仲間たちに良い意味で刺激を貰えたと思います。ここ最近は、負けが続いているけど、勝負の世界で負けないチームはないと思うし、そこからどうやってチームを立て直すかが大事だと思っています。
Q:5月22日に行われたカップ戦のジュビロ磐田戦で久しぶりにピッチに立ちました、どんな思いでプレーしましたか?
A:次のリーグ戦に繋がるような試合にするために、全力でプレーすることだけしかを考えていなかった。自分達はチームの総合力で戦うチームだからこそ、どんなシチュエーションでも自分達を高めていく姿勢を持って臨まなければいけない思ってる。
サッカー選手であれば試合に出たいのは当たり前だし、やっぱり試合に出られれば嬉しい、また出たいという気持ちになった。
Q:甲府に長く在籍する中で感じる【ヴァンフォーレ甲府】というクラブはどんなクラブ?
A:どの選手も何かしらの挫折を経験して、そこからまた這い上がろうとする選手達の集団であるということは、昔も今も変わらずに感じる。クラブとしても、経営危機という挫折を乗り越えて徐々に積み上げてきたことが、ハード面の環境や選手の質向上にも繋がっていると思う。
また、「上手くなりたい」という選手達が集まっているからこそ、甲府でプレーしていく中で「甲府に来てよかった」「甲府でサッカーを続けたい」と、思われるようなクラブであり続けなければいけないし、その為に俺らみたいな選手が上手くなれるような雰囲気を作っていくことが大切だし、それが俺らの役目だと思っている。