GAME
試合結果
![]() |
![]() |
---|
選手交代
54分
中山 陸→ 田中 雄大
|
56分
カエターノ→ 山川 哲史
|
54分
熊倉 弘達→ 鳥海 芳樹
|
56分
井出 遥也→ 佐々木 大樹
|
71分
マテウス レイリア→ 林田 滉也
|
66分
松田 陸→ エリキ
|
72分
エドゥアルド マンシャ→ ヘナト アウグスト
|
66分
汰木 康也→ 広瀬 陸斗
|
82分
荒木 翔→ 小出 悠太
|
77分
本多 勇喜→ 永戸 勝也
|
91分
佐藤 恵介→ 三平 和司
|
91分
グスタボ クリスマン→ 井手口 陽介
|
101分
小出 悠太→ 小林 岩魚
|
101分
山内 翔→ 日髙 光揮
|
警告・退場
48分
|
115分
|
63分
|
|
68分
|
|
68分
|
![]() |
![]() |
---|
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 21
新井 章太 |
DF 17
土屋 巧 |
DF 66
松田 陸 |
DF 2
井上 樹 |
DF 31
岩波 拓也 |
DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 15
本多 勇喜 |
MF 24
佐藤 恵介 |
DF 16
カエターノ |
MF 20
遠藤 光 |
DF 25
鍬先 祐弥 |
MF 8
中山 陸 |
MF 30
山内 翔 |
MF 7
荒木 翔 |
MF 77
グスタボ クリスマン |
MF 11
熊倉 弘達 |
MF 18
井出 遥也 |
MF 77
マテウス レイリア |
MF 14
汰木 康也 |
FW 44
内藤 大和 |
FW 29
小松 蓮 |
サブメンバー
GK 30
石川 慧 |
GK 50
オビ パウエル オビンナ |
DF 21
ヘナト アウグスト |
DF 4
山川 哲史 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 23
広瀬 陸斗 |
MF 6
小林 岩魚 |
DF 41
永戸 勝也 |
MF 16
林田 滉也 |
MF 7
井手口 陽介 |
MF 10
鳥海 芳樹 |
MF 20
小池 裕太 |
MF 14
田中 雄大 |
MF 44
日髙 光揮 |
FW 9
三平 和司 |
FW 27
エリキ |
FW 29
大島 康樹 |
FW 13
佐々木 大樹 |
監督
大塚 真司 | 吉田 孝行 |
試合総評
天皇杯3回戦 『甲府 1-2 神戸』
『雨の延長戦を制したのは神戸。ラストワンプレーに泣いた甲府』
午前中から午後にかけて激しい雨が時折打ち付けたJITリサイクルインクスタジアムだったが試合開始の19時には分厚い雲が垂れ込めるも雨はやんでくれた。天皇杯初戦の福井ユナイテッドFCに2-1で勝利し、3回戦に駒を進めたヴァンフォーレ甲府は、J1リーグで首位争い真っただ中のヴィッセル神戸と対戦。
2年前の第103回天皇杯ラウンド16では、宮崎選手のゴールで先制するも後半に入って主力の大迫選手、武藤選手の投入でガラリと流れをひっくり返されて一気に4失点で敗退している。今節はその借りを返したいところだ。
試合は一進一退の互角の勝負で前半は両チーム無得点。後半に入り甲府が内藤選手のシュートで先制に成功するも、その内藤選手が2枚目のイエローカードで退場。そこから神戸の猛攻に耐えるも試合終了間際のラストワンプレーで同点に追いつかれ、延長前半に逆転弾を許して敗戦となった。
止んでいた雨が延長戦に入ったころから激しく降り始めたが、ピッチ上の10人は駆けつけたファン・サポーターの大声援にも後押しされ、最後まで勝利に向けて走り切った。悔しい結果になってしまったが最後まで戦く意思を見せてくれた今節を振り返る。
天皇杯3回戦に駒を進めたVF甲府。前節の福井ユナイテッドFC戦では2-1で勝利するも、決定機を決めきれないなど反省点も見えたが、今節対戦する神戸は現在J1で首位争いをしており、決定機を外して勝てる相手ではなく、勝利のためには決定機を仕留める集中力とリーグ戦でも発揮している安定した守備が必須だ。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。CB:土屋選手、井上選手、マンシャ選手。WB:佐藤選手、荒木選手。ボランチ:中山選手、遠藤選手。シャドー:熊倉選手、マテウス レイリア選手。ワントップ:内藤選手の布陣。リーグ戦とはメンバーを大きく変えて挑む。
現在J1リーグで首位争いをしている神戸に対して、直近5試合では2勝3分と上り調子になってきた甲府がどれだけ食らいついていけるか。リーグ戦では堅守を見せている3バックの中心に孫選手に代わって井上選手が選出されており、その活躍に期待がかかる。またボランチの中山選手や遠藤選手からの繋がりと分厚い攻撃にも期待したい。あとはやはりセットプレーからの得点だ。前節では強豪・大宮にも1-0で勝利を収めており、大変楽しみな一戦である。
思い返せば、第102回天皇杯王者になった時は札幌、鳥栖、福岡、鹿島、広島とカテゴリー上位を撃破して栄冠を掴み取った。クラブ創設60周年を迎える今回もその再来を期待したい。
《前半》
神戸のキックオフで前半開始。試合内容は互角。最終ラインを高めてビルドアップから攻撃を組み立ててくる神戸に対して、甲府は集中力を切らさずに粘り強く守り、相手のスキをついて前に仕掛ける展開。
右サイドの佐藤選手が切り込んでアーリークロスを供給したり、左サイドからはレイリア選手がゴール前に折り返したクロスに対して熊倉選手がシュートを放つといった場面があったが決定機とはならずゴールが遠い。神戸の攻めに対しては5バック体制で対応。相手に決定機を作らせずに前半終了のホイッスルとなった。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
ヴィッセル神戸さん相手に追い込みました。追い込んで、あと一歩のところまで行きました。そこで最後の最後で追いつかれて延長に入って力及ばず負けた。結果が全てなので、もうこの時間は戻ってこないので、この後のリーグ戦に自分たちが立ち上がって次に後期のリーグ戦に向かっていけるか、そこが大事なところだと思います。今日のゲームとはあまり関係ないですけれども、今はそういう気持ちでいます。
Q:J1で連覇している神戸さんという強敵相手に、最後まで分からないゲームをしてたと思うんですけれども、この最後にちょっと勝敗の結果がついてしまった。この差というのは監督から見てどういう所ですか?
A:チーム力と言ってしまえばそうですし、あの時間帯で試合に勝たせることが僕の仕事ですから。それを勝たせられなかった。自分自身に一番責任があるというのは痛感しています。ただ、さっきも言ったように戻ってこないですから。また立ち上がって、次のゲームに向かっていこうと考えています。
Q:内藤大和選手の素晴らしい先制点から1-0になってからのゲームプランというのは?
A:(退場してからは)一人少なかったので5-3-1を組みました。途中で相手もエリキ選手とか、スピード、力のある選手を入れてきたので、まずウィングバックの左右を入れ替えました。佐藤恵介は対人能力があるので、そこは対応しようと思いました。マンシャは前半から少し痛みを抱えていたので引っ張っるだけ引っ張って、あそこがリミットだったのかなと思ってヘナトを入れました。ヘナトは本当によくやってくれたと思います。最後の最後守るというところで、こういうゲームを終わらせたかったですけれども、こういうどうのこうのじゃなくて、そこはやっぱりチームとして、あそこから跳ね返す力、マイボールにする時間は本当に少なかったですし、そういったところは課題になったんじゃないかなと思います。
Q:今日はメンバーを前の試合から複数人入れ替えた中で試合に臨みましたけれども、今日の先発メンバーに期待した部分というのはどのような部分でしょうか。
A:チーム力というものを、これからのリーグ戦に向けて上げていかなければいけないというところで、その厚みを持たせたかったというところで、リーグ戦とは違ったメンバーが数人出たと思います。井上樹、遠藤光、中山陸。自分の特徴をそれぞれ出して本当によくやってくれたと思います。ただまだパーフェクトではないので、僕も含めてですけど、伸びしろと考えて、その伸びしろを埋めていけるように日々やっていけたらと思っています。
Q:今日の試合を見ていると、前半、起用したメンバーがちゃんと守って試合を作って、その上で交代カードでパワーを上げていくという、得点を上げるところまでの交代カードの切り方、そしてパワーの出し方というのは、いつも以上に力強さを見ることができたのかなと思うんですけど、そのあたりの評価というのはいかがでしょうか?
A:最後の最後までは良かったと思います。カードの切り方。それによってパワーを上げる部分、上げなきゃいけない部分、力を持たせなきゃいけない部分、スピードを上げさせなきゃいけない部分。そういったところの対応、対処はよくできたのかなと思います。ただ、大事なのは最後の最後どうなってるかなので、試合に負けたというところで、本当に悔しいですけど、次に向かっていきたいと思います。
Q:今回の天皇杯を振り返ってみて、収穫というのはどういうことがあったでしょうか。
A:ヴィッセル神戸さん相手にあそこまで追い込んだ。それをただ守り抜いて守り抜いて追い込んだわけじゃなくて、自分たちが狙いとすること、今日のために準備してきたもの、攻撃、守備。それをしっかり発揮できて得点を奪った。相手のペナルティエリアの中、相手のゴールラインまで迫っていった。そういったものは自信につながると思います。また選手層も少し厚みが出たのかと思います。また競争がありますので、その競争に打ち勝って、みんなでピッチに立って、後期につなげていきたいと思います。
※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
ご加入方法はこちらです。