GAME
試合結果
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選手交代
46分
荒木 翔→ 佐藤 恵介
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65分
與那覇 航和→ 押谷 祐樹
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57分
山本 英臣→ 林田 滉也
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65分
森 勇斗→ 野村 魁
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57分
内藤 大和→ 田中 雄大
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80分
北川 滉平→ 大石 治寿
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71分
ヴァウ ソアレス→ 中山 陸
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86分
髙貝 樹幹→ 北脇 健慈
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84分
三平 和司→ 鳥海 芳樹
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86分
和田 達也→ 中村 晃大
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警告・退場
34分
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45分
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スターティングメンバー
GK 97
東 ジョン |
GK 1
杉本 拓也 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 2
清水 雅仁 |
DF 20
遠藤 光 |
DF 16
池庭 諒耶 |
DF 2
井上 樹 |
DF 5
志摩 豪瑠 |
MF 7
荒木 翔 |
DF 22
榎本 響 |
MF 4
山本 英臣 |
MF 4
廣岡 睦樹 |
MF 48
ヴァウ ソアレス |
MF 8
和田 達也 |
MF 6
小林 岩魚 |
MF 13
森 勇斗 |
FW 29
大島 康樹 |
MF 30
與那覇 航和 |
FW 9
三平 和司 |
FW 7
髙貝 樹幹 |
FW 44
内藤 大和 |
FW 10
北川 滉平 |
サブメンバー
GK 31
イ ミンギ |
GK 31
岩島 巧 |
DF 17
土屋 巧 |
DF 6
遠藤 海斗 |
DF 13
村上 千歩 |
DF 34
波本 頼 |
DF 24
佐藤 恵介 |
MF 23
大浦 力 |
MF 8
中山 陸 |
MF 29
中村 晃大 |
MF 16
林田 滉也 |
FW 9
大石 治寿 |
MF 10
鳥海 芳樹 |
FW 11
北脇 健慈 |
MF 14
田中 雄大 |
FW 26
野村 魁 |
FW 77
マテウス レイリア |
FW 27
押谷 祐樹 |
監督
大塚 真司 | 藤吉 信次 |
試合総評
天皇杯2回戦 『甲府 2-1 福井ユナイテッドFC』
『公式戦初ゴールの井上選手と三平選手のゴールで初戦に勝利!』
VF甲府の2025年の天皇杯初戦の相手は、2021年に行われた天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会2回戦で対戦した福井ユナイテッドFC。甲府はホームのJITリサイクルインクスタジアムに福井を招いて行われたものの、ロスタイムに連続失点を献上し結果は1-2で敗退。Jリーグに所属する甲府が地域リーグ所属の福井ユナイテッドFCに敗れるという、天皇杯ならではのジャイアントキリングという辛酸を飲まされ、今回はその雪辱を果たす時だ。
試合は、リーグ戦から大幅なターンオーバーで挑んだ甲府が前半に公式戦初となる井上選手のゴールで先制。後半にも三平選手の追加点で相手を突き放したかに見えたが、直後に一瞬のスキを突かれて1点返されてしまう。その後も福井の圧力に押し込まれる時間が長くなったが、甲府は最後までハードワークして勝ち切った。
一瞬のスキを見せてしまったり、試合終了間際には絶好の得点チャンスを決めそこなうといった課題も見えた試合でもあったが、若手主体のチームで勝利できたことはこれからの自信に繋がるだろう。
リーグ戦にも繋がる勝利を挙げた今節を振り返る。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:東ジョン選手。CB:小出選手、井上選手、遠藤選手。WB:荒木選手、小林選手。ボランチ:山本選手、ヴァウ ソアレス選手。シャドー:大島選手、三平選手。ワントップ:内藤選手の布陣。リーグ戦とはメンバーを大きく変えて挑む。
リーグ戦では安定した守備を見せているものの、あと一歩のところで勝利を逃し、なかなか波に乗り切れない甲府。特に前節の大分戦は、上位チームが苦戦する中で勝利すればプレーオフ圏内が目前となる大きなチャンスだったが、後半に退場者を出して数的不利に陥り、惜しくも1-2で逆転負けを喫してしまった。
その悔しい敗戦から10日。甲府はこの一戦を単なるカップ戦というのではなく、今後のリーグ戦での巻き返しにも繋がる重要な試合と位置付けて戦いたい。そのためにも普段のリーグ戦ではあまり出番が回ってこない若手の戦力も必要とされており、自分のポテンシャルの表現と失敗を恐れずにチャレンジする姿に注目したい。
対する福井ユナイテッドFCは最強のアマチュアチームと言われているHonda FCに勝ち上がってきた勢いのあるチーム。試合序盤から高いモチベーションで挑んでくることが予想される。甲府としては立ち上がりに集中を欠かさない事と豊富な運動量で福井Uを圧倒したい。
今年はヴァンフォーレ甲府のクラブ創設60周年を迎える節目の年。この記念すべき年に甲府は「2022年の天皇杯王者」として、まずはきっちりと初戦を勝ち切りたい。
《前半》
福井Uのキックオフで試合開始。序盤から福井がアグレッシブに前に出てくるものの、甲府は安定した守備で相手をいなしながら、徐々にペースを掴む。
試合が動いたのは15分。甲府は左CKを獲得。ゴール正面へのクロスがこぼれ、これを井上選手が押し込んで先制に成功した。井上選手にとっては記念すべき公式戦初ゴールとなった。
その後、ビハインドの福井が更に前への圧力を強めてきたが、甲府は慌てずに対応。左右のサイドからゴール前にアーリークロスを入れてくるものの甲府のDF陣が落ち着いて対応し、チャンスらしいチャンスを作らせなかった。
1点リードした甲府が試合のペースを握って、前半終了のホイッスルとなった。
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試合終了後 監督記者会見
当たり前でけれども、簡単なゲームではなかったです。今日は、勝って次へというのがミーティングで選手と話したテーマだったので、前半少し苦労しましたけれども、90分が終わって勝って終われたことが一番だと思います。勝って次へというのは、次の2回戦、おそらくヴィッセル神戸じゃないかと思います。その次へというところと、今週末、熊本への次へという事、そして後半戦に向けて、昇格へ向けてというところで勝って次に向けて明るくなったのが本当に良かったというふうに今思っています。
Q:今日のゲームを振り返った時に、簡単なゲームではなかったというお話がありました。最初にゲームは先行しましたけれども、なかなか福井さんの質の高いコンビネーションだったりとか、苦労して守りに入る時間もあったりとか、そのあたり監督から見るとどういうところに原因があったと思いますか?
A:そうですね、僕らの3-4-3。守備の時は、内藤大和がワントップになるというところで、そのワントップの周りに人数をかけられて、なかなかプレッシングに出ていけなかったというのが一つあります。先制したというのもあって、少し受け身になってしまったのかなというのはあります。ただ、ハーフタイムに修正をかけて、よりコンパクトにしてシンプルに中を閉じて、外へウイングバックが出ていくという守備を統一してからは、相手はボールを持っていても困らせて、いい守備から得点というのが後半はうまく改善されて、攻守ともに良かったんじゃないかなと思っています。
Q:今日の試合終わって、監督の心境的に試合を見た時の選手たちの評価はどんなものだったんでしょうか?
A:リーグ戦に多く出場していなかった選手たちがピッチに立ちましたから、やっぱり公式戦慣れというものはしていない中で、本当によく一人一人が自分のタスクをしっかりと全うしてチームを勝たせたという意味では、本当に評価できると思います。GKのジョンもそうですし、ボランチのオミ(山本)であったり、ミキ(井上)もそうですし、ヒカル(遠藤)もセンターバックに入ったりとか、岩魚も出ましたし、そういった選手たちがチームを勝たせるというのは、本当に今後のチームにとって大きな自信、プラスになる材料になったと思っています。
Q:遠藤選手を真ん中で使うか、井上選手を真ん中で使うか、その辺のところは多分いろいろシミュレーションして迷ったというか、いろいろ考えたところだと思うんですけど、実際やってみて、今日は遠藤左、井上真ん中でしたがいかがでしたか?
A:そこの前半のところは、少しミキ(井上)と遠藤の距離感が広すぎて、ビルドアップのところでうまく前進できなかったっというのはありますけども、攻撃のところでハーフタイムに修正したところは、ミキと光(遠藤)の距離を近づけて相手のワントップを挟んで攻撃をスタートしていこうというところで、少し攻撃のところも落ち着けたというのはありますね。もっともっとやれる選手だと思うので、この競争に勝って、センターバック、ボランチどっちもできますから、ピッチに立って欲しいなというふうに思ってます。
Q:今後の意気込みと、ファンの皆さんに一言などあれば伺えますか?
A:普段出ていない選手が出場して勝ったことによって、チームの勢いというのは増していくと思います。まずは今週末、熊本と大事な大きな一戦がここでありますから、ファン・サポーターの皆さんの力を借りて、後押しをまたしていただいて、共に戦って勝利を収めて、上位にどんどんどんどん残り詰めていきたいなというふうに考えています。
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