GAME
試合結果
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選手交代
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56分
ネーミアス→ 三平 和司
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46分
奥田 晃也→ 山本 隼大
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56分
佐藤 和弘→ 田中 雄大
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69分
多田 圭佑→ 久保 征一郎
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74分
鳥海 芳樹→ 内藤 大和
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69分
齋藤 俊輔→ 塚川 孝輝
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74分
小出 悠太→ 小林 岩魚
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77分
加藤 千尋→ 粟飯原 尚平
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82分
荒木 翔→ 熊倉 弘達
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86分
山﨑 希一→ 牛澤 健
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警告・退場
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45分+3
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13分
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スターティングメンバー
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GK 97
東 ジョン
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GK 34
西川 幸之介
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DF 5
一瀬 大寿 |
DF 6
飯田 貴敬
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DF 3
孫 大河
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DF 97
鷹啄 トラビス
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DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 36
板倉 健太
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MF 22
小出 悠太 |
DF 2
大森 渚生
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MF 20
遠藤 光
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MF 24
山﨑 希一
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MF 26
佐藤 和弘 |
MF 3
大崎 航詩
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MF 7
荒木 翔
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MF 99
加藤 千尋
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MF 10
鳥海 芳樹
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MF 8
齋藤 俊輔
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FW 77
マテウス レイリア |
FW 25
多田 圭佑 |
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FW 49
ネーミアス |
FW 44
奥田 晃也 |
サブメンバー
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GK 30
石川 慧 |
GK 51
春名 竜聖 |
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DF 17
土屋 巧
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DF 4
牛澤 健
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DF 21
ヘナト アウグスト
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DF 71
フォファナ マリック |
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MF 4
山本 英臣 |
MF 16
塚川 孝輝
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MF 6
小林 岩魚
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MF 39
山本 隼大
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MF 11
熊倉 弘達 |
MF 47
仙波 大志 |
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MF 14
田中 雄大
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MF 70
新井 瑞希 |
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FW 9
三平 和司 |
FW 13
粟飯原 尚平 |
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FW 44
内藤 大和 |
FW 22
久保 征一郎 |
監督
| 大塚 真司 | 森 直樹 |


試合総評
明治安田J2第35節 『甲府 0-1 水戸』
『首位相手に一歩届かず。終盤の猛攻実らず0−1で惜敗』
J2リーグ第35節、甲府はホームで水戸を迎えた。前節・藤枝戦のドローで昇格も降格もなくなった状況とはいえ、ホームで首位撃破を果たしサポーターに報いたい一戦。水戸は直近で首位に返り咲き、勝ち点3を確実に積み重ねる逞しさを見せている。
甲府は立ち上がりからロングスローやサイド攻撃で主導権を握ったが、前半終了間際にセットプレーから失点。後半はボールを握り押し込む時間を増やしたものの、最後までゴールをこじ開けられず0−1で敗戦となった。
今節を振り返る。
甲府のフォーメーションは3-4-2-1。GK:東選手。CB:一瀬選手、孫選手、マンシャ選手。WB:小出選手、荒木選手。ボランチ:遠藤選手、佐藤選手。シャドー:鳥海選手、マテウス選手。ワントップ:ネーミアス選手の布陣。前節から5名の変更。ネーミアス選手とマテウス選手の前線に鳥海選手、佐藤選手も絡みながら分厚い攻撃を仕掛けたい。また、右CBに一瀬選手を起用。右WBに起用された小出選手との連携にも注目したい。
前節でJ2残留が決まった甲府の今節の対戦相手は、現在リーグ1位の水戸。J1参入に向け1位を死守したい水戸に対して、J2残留が決まった甲府が来季へ繋げる戦い方を見せてホームに詰め掛けた多くのファン・サポーターに勝利を届けられるか。
一つでも上の順位でフィニッシュするために、プロとしての意地を見せる一戦になる。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。ワントップのネーミアス選手がボールを収めることで、レイリア選手や鳥海選手にも動けるスペースが生まれ、序盤から水戸陣内で積極的な攻撃を仕掛ける。
ペースを握っていたのは甲府だったが、水戸の守備の前に決定機を作れないまま前半終了かと思われた45分に水戸に先制弾を許してしまう。セットプレーからの流れでゴール左手前に入れられたクロスを多田選手に折り返され、狭いシュートコースながら加藤選手が放ったシュートがサイドネットに吸い込まれた。
水戸の攻撃を抑えながらも甲府も攻め手に欠いた前半。1点ビハインドで迎える後半の巻き返しに注目したい。
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試合終了後 監督記者会見
首位の水戸とホームで戦うということで、昇格降格は無くなりましたけれども、相手が水戸というところを高いモチベーションとして首位のチームを食ってやるということで選手は強い気持ちを持ってトレーニングをして今日を迎えました。そのゲームでよく戦ったと思いますが前半、終了間際に一瞬の隙を突かれて失点してしまった。そこは本当に痛かったです。後半、選手を変えていって、そして最後は少しパワープレーも使いながら、なんとかまずは同点に追いついて、ひっくり返そうという思いで戦いましたけれども、前節は引き分けましたけれども、今節も力負けと言いますか、力不足なところがチームとして出てしまったというところで、そんなゲームだったと思います。
Q:今日は昇格降格が無くなって一試合目というところで、チームの戦い方というのが難しかったと思うんですけれども、今日の試合のテーマはどんなことを選手に意識させて戦いましたか?
A:戦術的、技術的な部分から離れて言いますと、今言ったように首位の相手に対して自分たちの力、意地をもう一回ホームで見せる。そして勝ってファン、サポーターの皆さんと一緒に喜びを分かち合う。そういったものを大きなテーマにして今日のゲームに臨みました。
Q:今日前節から大きく先発メンバーが変わった試合になったと思います。そのあたりの狙いはどのようなところですか?
A:まず1週間のトレーニングがあってそこでの選手のパフォーマンス、そして表情、そしてメンタルといったところ。4日間のトレーニングでしたけど、そこを見てというところと、その前にトレーニングマッチがありました。そこでのパフォーマンスとなかなか試合に絡めなかった選手たちが、今週トレーニングマッチだけではなく、そういった期間の中で、チームに対しての振る舞いであったり、ひたむきさであったり、そしてトレーニングに向かう姿勢というのをずっと見てきました。そういった中で、今日このタイミングで何人かにピッチに立ってもらいました。遠藤光、一瀬大寿、そして小出悠太、本当にそれこそ意地を見せて戦ってくれたというふうに感じています。
Q:一瀬選手がリーグ戦では初スタメンでしたが、評価をお願いします。
A:大寿のポテンシャルの高さはわかっていました。あとは経験が必要で、そこでピッチ立たせるタイミングがなかなかなく、スリーバックが安定した時期もありましたし、そこには毎回外国人選手であるマンシャ、ヘナトという高い壁がありますから。そういった中でも大寿は自分の得意なところ、難しいところと向き合って、毎日本当よくやっていたと思います。今日のピッチでも、本当に頼もしいプレーをしてくれたと思っています。守備の面でも攻撃の面でも、こちらが期待していたもの、それ以上のものを本当に見せてくれました。
Q:これで残りのホームゲームは次で最後になりますが、目の前の徳島戦はありますけれども、今シーズンのホームであまり勝ちきれてないという試合が続いている中で、最後のホームゲームに向けての思いをお願いします、
A:その前にまず徳島を挟みますから、そこに向けてというよりも、まず残りの3試合。やっぱり責任を持って最後まで自分たちのヴァンフォーレ甲府の価値を少しでも高めるため、そして選手一人一人の価値を高めるために、残りの3試合戦っていきたいなというふうに思っています。その中で、最後、ホーム最終節の前に1試合あります。そこは本当に何としてでも、それで全てが振り出しに戻るとかは考えていませんけれども、最後の最後、1試合を勝って何とか来てくれたサポーターの皆さんに勝利を届けたいと思っています。
Q:非常にいい試合をして決勝点は相手のセットプレーの流れでした。選手が良いパフォーマンスを見せた時間帯もあったと思いますが、首位チームと対戦してどんな差、どんな違いを感じましたか?
A:やっぱり首位ということは勝っているチームということで、90分を通してのゲームコントロールの中で、チームとしての自信を持って戦ってるなというのは感じました。落ち着いてましたし、圧力をかけるところはみんなで圧力をかける。そういったところは、さすが首位のチームだなというのは感じました。自分たちはそういった中で多く勝てている状況ではないので、やっぱりどうしても勝たなきゃいけないという思いが強い中、プレーをしている。守備に回った時には、やっぱり余裕と言いますか、落ち着きと言いますか、そういうのは持てていない。そこがやっぱり首位に立っているチーム、勝ち切れてないチームの差を感じました。
Q:それを植え付ける、非常に難しいと思うんですけれども、どういうマネジメントをすれば、その差、自信というのは勝利の結果が一番かもしれませんけど、どういうふうに積み上げられるのでしょうか?
A:今言ったようにもう勝っていくしかないと思います。勝っていく中で、チームとしての自信は積み重なっていきますから。勝てるチーム、その勝てるチームを作れる監督というものが必要なんじゃないかなと思います。