明治安田生命J1 1st 第5節 vs.浦和レッズ

2016.04.02(土)

試合

 本日は、明治安田生命J1 1st 第5節浦和レッズ戦。
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 金曜日のナイトゲームながら700人を超えるサポーターがアウェイ浦和に集結、総力で勝点獲得を目指す!

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 スターティングメンバーには、大宮戦で負傷した土屋選手に代わり松橋選手、また河本選手が甲府復帰後初出場を飾った。

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 試合開始直後から浦和にボールを保持される展開。その展開も含め浦和の攻撃に対して準備してきた甲府はギリギリのところで対応しゴールを割らせない。しかし、浦和の縦パスがボディーブローのように効き始めファールの回数が増えてくると前半31分、李選手に対応していた山本選手がハンドの判定で2枚目のイエローカードをもらい退場。早い時間帯でチームの大黒柱を失い、甲府は苦しい展開となる。
 その後、河本選手を下げ、保坂選手をピッチに送り出し5バックの前に3ボランチの形を作り浦和の攻撃に対抗。その後も浦和の攻撃が続くも、何とか前半を0-0で折り返す。

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 1人少ない中で佐久間監督は「相手の狙っている所をよみながら割り切って戦おう。」と選手を送り出した。

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 後半も浦和ペースの試合展開が続くが、何とか相手ゴールに向かいたい甲府は後半8分のクリスティアーノ選手が放ったシュートが初めてのシュートを放つ。
 何とか得点を許さず時間が推移したいた後半20分にクリスティアーノ選手を下げ畑尾選手をピッチに送り出し0トップの形となる。そんな甲府に対し、浦和はさらに攻勢を強める。後半23分に中央を崩され興梠選手決められてしまう。最終ラインの人数を増やし守備を固めた甲府の思いとは裏腹に浦和に先制点を許してしまう。
 1点のビハインドを背負った甲府は後半26分に津田選手から吉野選手にスイッチ。吉野選手はワントップの位置に入りゴールを狙う。後半26分、右サイドで橋爪選手とのパス交換から抜け出した吉野選手が鋭いクロスをゴール前に送り逆サイドから田中選手が走り込むもシュートは打てず。攻撃の可能性を示したものの、後半36分に失点を喫し0-2とされる。
 それでも諦めない甲府は、後半アディショナルタイムに橋爪選手のクロスに吉野選手がヘディングで合わすとGKに阻まれるが、稲垣選手が右足で押し込みゴール。浦和相手に一矢を報いるも時すでに遅く1-2で敗戦。

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「0-1でゲームに入って、数的不利な状況ではあったけど前めにポジションをとって攻撃になった時のパワーを残してワンチャンスを狙っていました。でも、もう少し皆を信頼して、自分も一緒になって守備をしてから攻撃に出て行った方が効率的だったなと反省しています。実際にゴールを奪ったシーンは、その前も含めて1人少ないながらもボールをしっかり繋げていたし、全てがカウンターだけだと厳しいので自分たちで自信を持ってボールを動かせば攻撃のバリエーションを増やしていくことが出来ると感じました」(吉野選手)

1人少なく厳しい状況ではあったものの、サッカーの攻守は表裏一体だということを痛感させられた試合。

この悔しさを糧に次の戦いに進む。
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