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宮崎・綾町 2次キャンプ【7日目】
2015.02.15(日)
クラブ
今日は14:00キックオフで横浜FCと30min×4本のトレーニングマッチを行いました。
トレーニングマッチでは、選手の配置を含め、どの組み合わせが力を発揮しやすいかが確認されていました。
まず横浜FM戦で出た課題に対してトライする姿勢を見せ、内容・結果を伴わせたいところ。
1本目、課題であった「ボール保持率を上げる」ためにボランチが積極的にボールを受けていく。ピッチの中央に位置するボランチがボールを触ることで、周囲の選手がボールを引き出すために動きだす。決定的なチャンスを生み出すまでは至らないが、選手たちは課題を強く意識取り組んでいる姿勢が窺えた。
ゲームに出場する選手たちを送り出す選手たち。
得点シーンは2本目、ボールを奪った後ウィリアム選手が左サイドを得意のドリブルで突破しクロス、中央でマークを外したアドリアーノ選手が鮮やかにヘディングシュートを決めて先制ゴールを奪う!得意のゴールパフォーマンスを披露するなどコンディションも上々。
Jクラブ相手にゴールを奪ったことがチームに勢いをもたらし、それ以降も積極的に相手ゴールに向かっていく。特に選手の個性を活かすような配球が増えてきたことで、ゴールとまではいかないがチャンスを生み出すことに繋がっています。
3本目にはセットプレーから津田選手が追加点!昨年以上の得点を奪うためにはセットプレーも重要になってきます。
ボランチの位置で出場した下田選手。相手のプレッシャーが一番かかるポジションで、ボールを動かす能力を見せてほしい選手。
昨シーズン途中加入した畑尾選手は2年目にして副将に抜擢されました。最終ラインからチームを鼓舞します。
無失点で終えた3,4本目に出場した熊谷選手は、両足蹴れる器用さも持ち合わせ何本か良いくさびのパスを入れていました。
球際での強さを強く印象付けるプレーを見せた稲垣選手。
毎試合必ず見せ場を作っている伊東選手。
約40分間出場しシュートを放つ場面もあった堀米選手。
加入1,2年目の若手選手が成長していくことが、チーム内の競争をより激化させチーム力を上げていくことに繋がります。年齢に関係なく、図太いメンタルを持ってプレーしていってほしいところ。
1本目 0-0
2本目 1-0
3本目 1-0
4本目 0-0
合計 2-0
■樋口監督 試合後コメント
「今日の形は練習開始当初から考えていたが、どのタイミングかは見ていたところ。昨日上手くいっていなかっただけに、頭に刺激を入れるという意味ではこのタイミングかなと思った。特にトレーニングでやっていなくて、ボード上で説明した程度だったが、思ったよりメリハリがついた感じがしたかなと。まず守備面では、上手くスペースを消し、取りどころを自分たちでつくることが出来たかなと思う。攻撃はまだちょっと2トップの連携という面では初めてだったので・・・。昨日に比べればボランチを経由するというところで特に保坂がボールをある程度スムーズに引き出せたかなとは思う、ただまだまだ前に運ぶシーンは少なかった」
試合後、2012シーズン甲府に在籍し、現在は横浜FCに在籍している内田選手と笑顔で談笑する保坂選手。
自慢の鶏冠ヘヤーを散髪し、いきなりアシストを記録したウィリアム選手。
横浜FCには日本サッカー界の「KING」三浦知良選手が在籍しており、多くの方が観戦にいらっしゃいました。