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静岡・清水 1次キャンプ【10日目】
2015.01.28(水)
クラブ
1次キャンプも残すところ3日。
今日はアカデミーU18からトップチームに2種登録している中村将選手がトレーニングに参加しました。
また、アカデミースタッフもトレーニングに参加しカテゴリーを越えて交流を図りました。
写真左から保坂不二夫ダイレクター、西川陽介U12監督、高橋良輔アカデミートレーナー、小澤亮介U12コーチ。
ステップワークのトレーニング。疲労が蓄積しやすいタイミングだけにウォーミングアップは大切です。
第2クール終盤から第3クールにかけては、ゴール前での崩しのトレーニングに時間を費やしています。
フリーの状況でのシュートトレーニング、正確な技術はもちろんのこと、出し手と受け手の呼吸を合わせることが大切。お互いの特徴を理解することで阿吽の呼吸が生れて行きます。
少し疲労の色が見えるなかトレーニングは終了!この時期は、怪我をしないギリギリのところまで追い込み疲労感と上手く付き合うことも重要。
佐藤副務を手伝う若手選手たち、もちろん各々担当はありますが、自分たちのトレーニングで使ったものを片づけるという意識はプロの世界でも大切です。
当たり前のことを当たり前に、先輩たちの行動を見て自然と身についていく環境があります。
チームのことが終われば、自分自身のケアに移ります。ジョギングする稲垣選手、堀米選手、岡西選手。
トレーニングの前後、毎日同じ準備をし続ける津田選手。若手の良きお手本です。
アカデミー出身の若杉選手は、アカデミーコーチと談笑。彼の活躍は、アカデミーにとっても大きな刺激になります。
午後のトレーニングは小雨が降る中でスタートしました。
午前の空から一変、息が白くなる寒さでしたが、山梨に比べれば温かい気候です。鬼ごっこで体を温めます。
午後トレーニングのテーマは「対人」
ミニゴールを使った2vs2では、一定の時間を連続してプレーするため、かなりの強度です。回が増えていくにつれて、この状況に・・・
続いては、正規ゴールを使用しスモールコートでの3vs3、4vs4。
アドリアーノ選手はさすがのクオリティを見せ豪快なゴールを決めるなど状態は上向き、また怪我から復帰したばかりの松本選手も軽快な動きを見せていました。
最後は3つのゾーンに分かれたゲーム。
ポゼッション・クロス・ロングパス・ドリブルなど、様々な崩しのバリエーションからシュートまで行く場面が見られました。
選手の強みが出る場面が増えたのは、私生活も含めて同じ時間を過ごしコミュニケーションが図られている証拠でもあります。
何気ない瞬間にも変化が見てとれます。国籍、立場など関係なく全員がヴァンフォーレ甲府の一員です。
夕食後には、クラブスポンサー「日建」の雨宮清社長様より、事業内容のご紹介と共に「国際交流事業」についての講演を行っていただきました。
日建×ヴァンフォーレ甲府が共同し、新たな取り組みを行っていく旨を話す佐久間GM。
日建は「建設機械」と「対人地雷除去機」などを製造し国内に限らず、世界の地雷被害国で地雷除去、農地復興・インフラ整備等で活躍し、安全な緑の大地を人々の手に返すという事業を行っていらっしゃいます。
「地雷除去」
今まで、何気なく耳にする言葉でしたが、写真や映像、データを元に雨宮社長様がお話をしてくださり、世界各国の置かれている状況が分かりました。
選手・スタッフは一様に驚きを覚え、日建が行っている活動や雨宮社長の想いに感動したことと思います。
また本日、メディアを対象に(株)日建 本社(南アルプス市)にて、「日建×ヴァンフォーレ甲府 国際交流事業」の記者会見を行わせて頂きました。
まずは、2月にラオスにて子どもを対象にサッカー教室を行う予定されています。
地雷が除去された土地にグラウンドが出来、そのグラウンドの上でサッカーを通じ国際交流を深めていく。
そして、多くの人達が笑顔になっていく。
日建×ヴァンフォーレ甲府の力を合わせて、山梨県から世界へ!
最後は、日建の「に」のポーズで笑顔の集合写真となりました。