選手不祥事の処分について

2017.09.01(金)

プレスリリース

 ヴァンフォーレ甲府所属の道渕諒平選手の不祥事につきまして、クラブとして下記の通り処分を決定しましたのでお知らせいたします。

<処分の対象者と内容>
 ◇当事者 
  道渕諒平(選手)
  ・2017シーズンの公式戦出場停止
  ・選手としての活動停止3カ月(謹慎期間の8月も含む)
  ・減俸20% 3カ月
  ・社会貢献活動の実施(12月まで)
   ※社会福祉施設での福祉活動および公共施設等での清掃活動


 ◇管理監督者への処分
  ①輿水順雄(代表取締役社長)
   ・減俸5% 1カ月

  ②佐久間悟(取締役副社長兼GM)
   ・減俸5% 1カ月

  ③今泉松栄(取締役総務・経理本部長兼強化部長)
   ・減俸5% 1カ月


<処分の基になった事実>
 2017年7月23日夕方、弊クラブ所属の道渕諒平は東京都内で知人の女性とトラブルになり、殴るなどの暴力を振るったとして警視庁湾岸署に暴行容疑で逮捕され勾留された。8月3日処分保留のまま釈放され、8月31日不起訴処分となった。


<処分の理由と今後に向けた対策>
 釈放後、弊クラブは本人と面談するなどして事実関係の確認を続けてきました。その結果、道渕選手の行為はプロサッカー選手として、また社会人としてあってはならないものであり、クラブやクラブ所属選手全体への信頼を損なう行為だったと判断しました。そのうえで、刑事罰に問われない不起訴となったこと、被害者との間で示談が成立していること、本人が今回の事件を深く反省していることなども合わせ考え、今回の処分に至りました。合わせて管理監督責任の観点から社長含め3名の幹部についても減俸の処分と致しました。
弊クラブとしましては、今後、同様の事象の再発防止に向けた研修の実施など、でき得る限りの対策を講じてまいります。


<道渕諒平選手 コメント>
 この度は私の全くもって許し難い行為によって、ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての方々だけでなく、サッカー界全体に対しても、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
 そして何よりも相手の方に対し、自分の行為により、大きなショックを与えてしまったことを本当に申し訳なく思っております。
 また、応援して下さっている皆様、今までの人生の中で関わり、支えて下さった皆様、全ての方々への申し訳ない思いで一杯です。
 この度のことは、社会人としてあるまじき行為であり、弁明の余地はなく、深く反省するばかりです。
 今後は全てのご批判を真摯に受け止め、二度と同様の過ちを犯さないことをお誓い致します。
 自分自身取るべき責任、行動を果たしたのち、ヴァンフォーレ甲府の一員としてサッカー選手を続けていくことができるチャンスを頂いたクラブ、スポンサー、そしてサポーターの皆様に対し、感謝の気持ちが伝わるよう、謙虚にサッカーに取り組みたいと思います。
 改めまして、この度はご迷惑、ご心配をお掛けしまして、大変申し訳ございませんでした。


<輿水順雄 代表取締役社長 コメント>
 弊クラブ所属選手が、このような事態を引き起こしたことを心よりお詫び申し上げます。
 これまでも選手教育に取り組んできましたが、今後このようなことのないように、選手・スタッフへの指導を徹底してまいります。
 問題発覚以来、被害者の方、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、地域の皆様、Jリーグに関係する皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたことを、あらためて深くお詫び申し上げます。



株式会社 ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ
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