「エンブレム・ロゴ」訴訟の和解について

2014.02.18(火)

プレスリリース

 かねてよりヴァンフォーレ甲府のエンブレム・ロゴの商標権等をめぐり、旧甲府クラブより訴訟を起こされていました。双方話し合いを続けてきたところ、この度、和解が成立し、商標権がヴァンフォーレ甲府を運営する(株)ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブに移行することになりましたのでお知らせいたします。



【旧甲府クラブとの「エンブレム・ロゴ」訴訟について】
 平成26年2月17日、当社は、旧甲府クラブ(以下、旧クラブと表記)との「エンブレム・ロゴ」訴訟において、和解をいたしました。
 訴訟で、旧クラブは、「当社との間で営業譲渡契約が締結された」と主張してきました。当社は、[1]設立時にヴァンフォーレ甲府の営業権は当社に移転しており、旧クラブとの間で取り交わされた合意書は旧クラブが保有する商標権に関するものであること[2]当社において旧クラブに使用料を支払い商標権を使用することについて取締役会にて承認されたこと[3]当社から旧クラブに商標権の使用料が支払い続けられてきたこと[4]一方で旧クラブとの間で商標権の譲渡契約を締結することについては取締役会及び株主総会のいずれにおいても承認された事実はない ー こと等を主張、立証してきました。
 したがって、当社は、旧クラブの請求が認められることはないものと判断していました。しかし仮に当社が勝訴したとしても、旧クラブが商標権を保有している以上、今後も商標権の使用料を支払わなければならないことから、合理的な金額で商標権の譲渡を受けることとし、また、旧クラブは本訴訟で主張していた営業権を含め今後一切の請求をしないとした内容で和解いたしました。


【海野一幸 代表取締役会長コメント】
 「ヴァンフォーレ甲府設立以来の懸案事項が解決でき、ほっとしています。これを機にクラブとして、さらなる飛躍を図れるよう努力していく所存です。和解につきましては、多くの関係者のご協力に対し感謝申し上げます」
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