NEWS
「夏季限定ユニフォームへのSDGsロゴ掲出」のお知らせ
2021.08.06(金)
その他
今回、クラブがSDGsにより強く取り組んでいく事を表現すべく、クラブスポンサー『GLITTER』様のご協力を頂き8月から3試合着用する夏季限定ユニフォームに「ヴァンフォーレSDGs」ロゴのタグを掲出いたします。
■本施策のターゲット

今回のタグは、ユニフォームサプライヤー「ミズノ」様にご理解頂き、ユニフォーム製造過程に生じる端材など、廃棄処分となる端材生地をアップサイクルさせ、タグを作り出すことで、環境負荷を削減し、循環型社会に貢献することを目指しています。



作業工程の「切る」「縫う」「貼る」という部分を甲府市内の就労支援施設に仕事として依頼させて頂きました。
これは、コロナ禍で多くの就労支援事業所にて製作した商品の販売機会の減少で、商品を販売することが出来ず収入減となることで、障がい者が働く機会が奪われ、自立を阻むことが懸念されているという状況を伺い、依頼させて頂きました。
今回の施策で、自分達が製作をしたタグを選手が着用している姿を見ることで、利用者の皆様に働きがいを改めて感じていただき、スポーツを通じて少しでも活力のある豊かな生活に寄与することを目指しています。
※尚、8月21日千葉戦の会場にて本施策への協力金募集活動を行います。ご協力頂いた方には、今回作成した「タグ」をお礼としてプレゼントさせて頂きます。
■選手着用ユニフォーム



■(株)ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ 佐久間悟代表取締役社長コメント
「本年4月にSDGs宣言を行いましたが、クラブでは2001年からかえで支援学校との交流をはじめ、ソーシャルフットボール、ブラインドサッカー、知的障がい等様々な障がい者スポーツ団体等と連携、協力し活動をして参りました。
今後もスポーツの力を信じ『当たり前』に障がい者の方々と交流していく社会に向けて、誰もがスポーツに取り込みやすい環境をつくり、それを活力に日々の生活でも充実した時間を過ごせるようにクラブとして取り組んで参りたいと思います」
■甲府市自立支援協議会就労支援部会コメント
「私たち、就労支援部会は甲府市地域自立支援協議会の中で、『障がいをもつ方が、障害があっても自分らしく働くことで、社会や地域の中で必要とされ続ける』を目標に障がいを持つ方の就労訓練を行う施設(就労移行支援、就労継続支援A型・B型の事業所)が集まって活動しています。これまで様々な場所・イベント等で自社製品を販売しておりましたが、コロナ渦の影響により外部での販売活動が難しい状況となり、障がいを持つ方と地域との交流が弱体してきているように感じていました。そのような状況の中、地域住民・サポーターと厚くつながっているヴァンフォーレ様からの今回のSDGsタグの発注は今一度地域交流を活発化させたいという意味においてもとてもありがたいものでした。SDGsタグの作業工程は大きく分けて「切る」「縫う」「貼る」の3つですが、一つの事業所で完成させるのではなく、甲府市内12の就労訓練事業所が手分けをしてそれぞれができる作業を分担・協力しています。「障がいをもった私達でも地域社会で活躍できる」という想いと働く喜びをこめて1つ1つ丁寧に作業させていただきました。ヴァンフォーレの皆さん!私たちの地域と繋がり継続した活動を行っていきたいという想いをのせたユニフォームを着て、ぜひ勝利を勝ち取り、その後勢いに乗ってJ1復帰、そしてJ1での優勝という大きな夢を叶えてください。私たちはいつでも選手の背中を後押ししています」
【就労支援事業所での作業風景】各事業所で作業してくださった方々のコメント→ヴァンフォーレ日記
①ユニフォームの端材を指定されたサイズに裁断 (4事業所)


②ミシンを使用した裁縫(8事業所)


③圧着作業(3事業所)

【8月21日(土)ジェフユナイテッド千葉戦にてブース出店と試合招待】
今回施策にご協力いただきました甲府市内の就労支援事業所の方々をスタジアムにお招きをして、試合を観戦頂くと共に施設で作っている商品の販売や施設での活動紹介を行います。
来場者の皆様におかれましては、是非、試合当日はブースでの購入など多くのご支援を宜しくお願い致します。