夢みる総合球技場
※イメージパース(本プランは、第7回総合球技場基本計画検討委員会[2019年3月20日実施]で公表されたものです。)
相手の陣地へ足を使ってボールを蹴り込む…。サッカーやラグビー、アメリカンフットボールといったチームスポーツを総称してフットボールと呼びます。フットボールは地球上で最も人気のあるスポーツです。祝祭であり、遊びであり、もちろん戦い(闘い)であり、そして文化でもある。プレーする人も、それを観る人も、フットボールにさまざまな思いを託し、時に人生をかけたりもします。動物行動学者デズモンド・モリスは人類のことを「フットボールをする部族」と特徴づけたほどです。そんな、フットボールが行われる場所がスタジアムです。そこは多くの人の人生ドラマが息づく「劇場」のような存在なのです。
山梨県は2017年7月、フットボール専用スタジアム(総合球技場)を甲府・小瀬スポーツ公園の一画に建設する計画を発表し、計画が大きく動き出しました。陸上競技場との兼用でない、本格的にフットボールを楽しむことのできる施設です。2014年9月、ヴァンフォーレと山梨県サッカー協会、山梨県ラグビー・フットボール協会、山梨県アメリカンフットボール協会の4団体が10万人近い署名とともに、県に建設の要望書を提出してから5年。多くの地域住民、競技関係者、サポーターらが一日も早いスタジアムの完成を待ち望んでいます。
このコーナーでは、フットボール専用スタジアムにかかわるさまざまな事柄を紹介していきます。