ニュースリリース

長崎山梨県知事、総合球技場整備に前向き姿勢

2019.03.06(水)
 山梨県が計画している総合球技場の整備をめぐる問題が、2019年2月定例県議会で取り上げられました。代表質問に立った臼井成夫議員(自民党誠心会)が「新たな付加価値を備えた施設として整備すべきだ。厳しい財政状況を踏まえ、助成金の活用で財政負担を軽減するため、早急に整備計画を決定する必要がある」と質しました。これに対し、2月に就任した長崎幸太郎知事は「県民にとって必要な施設と判断できるのであれば整備を進めるべきではないかと考えている」と答弁しました。ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブでは、長崎知事が総合球技場整備に前向きな姿勢を示したと受け止めています。また知事は同時に、今後の県民への説明会開催など諸般の手続きを踏まえることを重視する考えも示しました。
 以下は県リニア環境未来室提供による質問、答弁の内容です。


<2019年2月定例山梨県議会での総合球技場整備についての代表質問と知事答弁速報版)>
◎ 総合球技場の整備について
〇 臼井議員 質問要旨
現在の中銀スタジアムがあることから、新たな球技場の整備には慎重な意見があることは承知しております。
しかし、新たな球技場は、全国トップレベルの観戦環境とともに全国大会の開催などの多目的な利用を可能とするものであり、附帯施設による健康づくりの推進、日常的な賑わいの創出といった新たな付加価値をきちんと備えた施設として整備すべきと考えます。
また、整備に当たっては、本県の厳しい財政状況に鑑み、機能面、安全面に配慮しながらも建設費の削減を徹底するとともに、附帯施設の活用やイベントの開催などによる収益を確保することを更に検討し、本県の身の丈にあった施設とすることが重要であります。
このうち、建設費については、独立行政法人日本スポーツ振興センターのJリーグホームスタジアム整備事業の助成金を活用することで、財政負担を大きく軽減することができます。
全国各地で計画されている他の施設との競合も見込まれる中、一定のタイムリミットがあることから、助成金獲得のためには早急に整備計画を決定する必要があります。
基本的な策定が大幅に遅れることになれば、最大で三十億円もの助成金を逃してしまうのではと私は危惧しております。
また、「熱くなれ」をメインフレーズに、J1復帰を目指すVF甲府が、励みと使命感を持って更に奮闘されるよう期待する私は、速やかに球技場の規模や附帯施設などの施設内容を明らかにし、その整備について判断すべきと考えますが、知事の所見を伺います。


〇 長崎知事 答弁要旨
総合球技場については、球技団体や多くの県民の皆様から建設への期待が寄せられている一方、現在の中銀スタジアムの改修で十分であるなどの御意見もあることは承知しております。
私は、総合球技場の必要性を整理し、県民にとって必要な施設として判断できるのであれば、整備を進めるべきではないかと考えております。
このため、総合球技場基本計画検討委員会において、球技場の規模や附帯施設などについておまとめをいただき、できるだけ早期に御報告をいただくこととしております。
その後、県民の皆様の御意見をお聴きするため、県内各地で説明会を開催し、県議会からも御意見を頂戴したいと考えております。
それらを踏まえ、県民負担の軽減等について更に検討した上で、総合的な見地から総合球技場の整備の要否について判断をして参ります。