ACADEMY
アカデミースタッフルーム(No25)
2014.08.06(水)
U-18
アカデミートレーナーの高橋です。
暑い日々が続いてますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
最近、熱中症で救急搬送されているニュースが報じられていますが、
皆さん大丈夫ですか? 予防できていますか?
予防というと薬局等で売られている経口補水液。
最近は情報が早く入手できるようになり、ご存じな方が多いと思います。
私も良く活用しています。水分も補給でき、運動で失った電解質・ミネラル等をすばやく吸収できるので、
非常に良い商品だと思います。

ただ、情報が先走る事が多い時代なので、
これさえあれば大丈夫!予防できている!と思っていませんか?
経口補水液に頼ることも必要ですが、本質的に予防できていますか?
熱中症が起こるときは、いくつかの要素が重なり合って起こることが多く、
経口補水液を摂取してるだけでは予防できないことがあります。
基本は・・・
①水分摂取する(スポーツドリンク、経口補水液)
②体温を下げる(動脈の多い、首回り・わきの下・股関節の内側・膝の裏を中心に)身体を冷やす
(汗をかいてない時は水を体にかけて)気化熱で体温調整する
③安静を保つ (衣服や、スパイクを緩めて)風通しの良い場所で楽な姿勢をとる
ただ、これは熱中症になってからの対応なので、そうなる前に予防することが重要で、
まずは、暑熱馴化です。夏の暑さに慣れること。
あとそれよりも重要なのが、睡眠不足、栄養不足などの基本的な生活の乱れが熱中症になる人の
根本的な要因になっていることが、多いような気がします。
みなさんの生活習慣。いかがでしょうか? サッカー選手がコンディションを語るときに
これ以上もこれ以下もないです。
スポーツ選手は身体が資本という言葉のように、サッカーをしていく以上は
自分の身体と向き合ってほしいですね。
Fin.