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明治安田生命J1 1st 第1節 vs.ヴィッセル神戸
2016.02.27(土)
試合
開幕戦はアウェイ神戸の地から。J1開幕戦では勝利したことがない甲府が歴史を変えるべく神戸に挑む。
開幕を待ちわび、勝利を信じて、アウェイの地まで駆けつけてくれた500人近いサポーターと共に戦う。
復帰のクリスティアーノ選手も含め新加入選手4名がスターティングメンバーに名を連ねた。
試合の立ち上がりは、お互いにオーバーテンション気味な入り。勢いがある反面、ミスが多い展開になる。
しかし、甲府は持ち味の守備で徐々にゲームスピードを自分たちのペースにすると神戸にボールを持たせながら、奪ったボールをカウンターに結びつけチャンスを作っていく。
ゴールシーンは42分、河田選手の正確なロングキックをクリスティアーノ選手が強引に収めると二ウソン選手に浮き球のパスを入れる、相手との競り合いに二ウソン選手が勝ちボールを繋ぐとクリスティアーノ選手が巧みにシュートを放ちゴール!待望の先制点をあげ後半に向かう。
ハーフタイム、佐久間監督からは「歴史を変えるために残り45分戦え。 絶対に勝ちきるぞ!」と力強いメッセージが選手たちに伝えられた。
後半も前半同様に相手にボールを保持させながら、奪ったボールをシンプルに繋ぎ鋭いカウンターを連発する甲府。守備に関しては、選手たち自身も『何も変わらず安定していた』と口を揃えて言うほど、統一された意識で無失点に抑えた。
そして、この試合、今年取り組んできた攻撃での進化の片鱗を見せることに成功。特に目立ったのは二ウソン選手のポストプレー、爆発的なスピードは無いものの安定したポストワークで時間を作り、周りの選手が前を向いてプレーする機会を多く作った。また、シャドーに入った稲垣選手も豊富な運動量で攻守に渡って躍動、ミドルレンジから積極的なシュートでチームに勢いを与えていた。この2人が色を出したことで、クリスティアーノ選手の良さを更に引きだし2ゴールを生み出すことに繋がった。
「昨年我々はJ1に残留したが、今年主力選手がたくさん抜けました。攻撃の中心選手が抜けて苦しんだここ2ヶ月間でした。ただ、今日の朝、神戸が4-2-3-1で来ることが分かって、4-2-3-1で来るなら恐らく、磐田とのTM(完全非公開)のミラーゲームを仕掛けてくるんじゃないかというのがあった。磐田戦の反省点はある程度吸収して、整理できていたので攻略方法はイメージできていました。システムとシステムのアドバンテージとディスアドバンテージを活かして充分に試合を有利に進めることができたと思います。前半を1-0で終えて、いいチャンスがあったし後半どういう状況になるか考えたが、そういう意味で点が取れて、失点なしで、期待した選手がある程度活躍してくれて結果が出せた」
次節は遂にホーム開幕戦!
強豪・ガンバ大阪を中銀スタに向かいます。
是非、直向きに戦う選手たちを後押ししてください!
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