【アカデミー】高円宮杯 U-18 2015 プリンスリーグ関東 第18節 vs.横浜F・マリノス

2015.12.06(日)

試合

 本日、日産フィールド小机にて高円宮杯 U-18サッカーリーグ2015 プリンスリーグ関東 第18節 vs.横浜F・マリノス戦を行いました。
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 対戦相手の横浜FMは、優勝争いをしているチーム。この試合に勝利することで優勝が決まるという状況。

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 対する9位の甲府は、①この試合に勝利、②8位の浦和が敗戦 ③得失点差2を逆転することでプリンスリーグ関東への残留を勝ち取ることが出来る。
 ※12月11日・13日に行われるプレミアリーグ参入戦の結果によっては9位10位でも残留の可能性あり。

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 目指す目標に対して、両チームとも絶対に「勝利」が必要というシチュエーションの中、キックオフ。最初の決定機を迎えたのは甲府。左サイド深澤選手からのクロスに川手選手が飛び込むも数十センチ合わずチャンスを逃す。そこから、地力に勝る横浜FMが徐々にポゼッション率を高めていくと、13分にドリブル突破してきた相手をP.A内で倒しPKを与え失点。 その後も攻める横浜FM、守る甲府という構図は変わらないものの粘り強い守備で奪ったボールを繋ぎながら相手ゴールに迫って行く。しかし、なかなか崩しきることが出来ずにいると前半終了間際にも失点をし0-2で前半を終える。

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 アウェイに駆けつけてくれたサポーターの声援を背に、まず1点を返すことで反撃の狼煙をあげたいところ。

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 逆転を目指し攻撃のギアを上げていきたいところだったが、早々の後半3分に失点をしてしまう。3点差を逆転するためにさらに前掛りに出ていくが、夏の全国大会王者・横浜FMは隙のない攻守で試合を動かしチャンスを作ることが出来ない。すると62分、75分にも来シーズンTOPチーム昇格が決まっている和田選手、遠藤選手に決められ0-5とされる。甲府も最後まで諦めずにゴールに向かっていくも最後までゴールは奪えず試合終了。

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 日産スタジアムを背にいつも声援を送ってくれたサポーターへ挨拶。

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 「RESPECT」相手がいなければサッカーは成立しない。横浜FMサポーターへ挨拶をする選手、スタッフ。

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 最後にスタンドから声援を送ってくれた保護者、家族、サッカー仲間、友達に挨拶。

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 サッカーで繋がった最高の仲間を大切に、自分たちを支えてくれた全ての人に感謝し、勝っても負けても引き分けても、また次に向かって進み成長していってください未来のVFK戦士たち。

■小佐野一輝U18監督
 とても分かりやすいゲームで良かった。横浜FMの遠藤選手、和田選手のようにTOPチームに上がる選手に「違い」を見せられた。この試合に限らず上のレベルに進む選手は名前が残る仕事をする。最後にこういうゲームになったが感謝している。
 (相手の狙いを)試合前のミーティングで話したが、普段の習慣が試合には出るのが試合でやられるであろうと想定していたところでやられた。私たちスタッフを含め力不足だった。
 (プリンスリーグ関東で1年間戦ってみて)やはり選手の成長度合が全然違う。この環境の中でやれなければ、TOPチームに上がるだけでなく活躍をすることは出来ない。だからこそ、このリーグに残りたいと思っていた。我々の仕事はTOPチームに選手を上げることではなく、TOPチームで活躍する選手を育てていくこと。
 今日の試合に関しては、これまで年間を通じ2失点以上する試合は少なく、初めて5失点を喫しました。ボールを奪ったあとのプレーに大きな違いがあった、選手たちには「この1本のパスでどれだけゲームを変えてしまうか」というところを伝え続けなかればいけない。普通のことを普通に出来ることが大事で、選手たちにはこれを経験ではなく身体に刻んで欲しい。

■森本裕来以主将
 1点目を奪われた時間が早かったことで試合のプランが崩れてしまった。失点を先にせず進めたかったが、奪われたことで後半前に出てスペースが出来たところを相手に上手く使われてしまった。(今年3度対戦した)横浜FMはめちゃくちゃ強かったです。ショートパスだけでなく、ロングパスも入れてくるので間延びさせらる。それを彼らは試合状況を見ながら意図してやってくる。
 今日の試合も含め差を痛感していますし、次の大学4年間でこの差を縮め埋めるために日々努力していきたいと思います。
 プリンスリーグ関東での戦いは本当に苦しかったです。それまで県リーグでやってきて、上のレベルにきたことで中々勝ちきることが出来ず本当に苦しかった。
(クラブで過ごした6年間は)サッカーが上手い仲間達と過ごせて幸せせでした。本当に楽しかったし良いチームに入ることが出来た。コーチングスタッフや仲間に感謝しています。
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