FAN
J1第15節 vs.サガン鳥栖
2013.07.11(木)
試合

平日のナイターにも関わらず多くのサポーターが鳥栖まで駆けつけてくれた。
連敗を止め、勝ち点をプレゼントすることでその想いに応えたい。


前節から大幅にメンバーを変えて臨んだ一戦。連戦に対してチームとして臨む。

試合は立ち上がりから、出足の早い鳥栖の守備と豊田選手をターゲットにロングボールを入れる攻撃にに押し込まれる時間が続く。



鳥栖のテンポに慣れ始めると、サイドの金子選手を中心に相手のペナルティエリアに侵入していく甲府。しかし、大きなチャンスを作ることは出来ず、シュート数は2本に留まる。



後半になってもゲームの主導権を鳥栖に握られる時間が続くが、粘り強く対応し相手の隙を狙う状況が続く。しかし、57分にペナルティエリア内で相手選手を倒したとして、GK 河田選手が一発退場の判定を下されるとゲームは一気に厳しさを増してしまう。



数的不利のシチュエーションで苦しみながらも、相手に追加点を与えない戦い方を学んできた甲府。
相手の攻撃に耐え続け迎えた80分、相手GKのミスで思いがけず同点に追いつく。


数的不利のリスクマネジメントをしながら、「勝ち点」を意識した戦いをする甲府だったが、「勝利」を期待するホームの大声援を受けた鳥栖の前への圧力は増していく。そして、その勢いはアディショナルタイムに結果として表れてしまう。
90分+1分に失点。1-2でゲームを終える。

「遠くまで来てくれたサポーターに多くの勇気をもらいました。彼らのためにも勝点3を持って帰らねばいけないと思います。でも、選手はよくやってくれたと思います。選手達には『顔を上げろ、胸を張れ』と言いました。次の試合に向けていかにメンタルをリカバリーするかが大事になると思います」(城福監督)