FAN
ヤマザキナビスコカップ予選L第4節 vs.アルビレックス新潟
2015.04.22(水)
試合
ホームタウン昭和町サンクスデー。
■ナビスコキッズイレブン
「ヴァンフォーレ甲府といっしょにファイナルを目指そう!」小学生以下を対象にシュートゲームやドリブルゲームに参加した方の中から抽選で、当日使用した選手サイン入りボールが当たるイベントを実施!参加者にはヤマザキナビスコのお菓子が参加賞としてプレゼントされました。
■キッズチャレンジマッチ
「昭和SSS 対 八田SSS」キッズによる熱き戦い!
■選手写真撮影会
ブルーノジバウ選手の写真撮影会。
■クラブサポーター個人会員限定「メモリアルショット」
クラサポ会員限定!!試合登録メンバー、監督との集合写真撮影です。
こちらも現在も募集中です!詳しくはこちら
■マスコットショー
ヴァンくん&フォーレちゃん、そしてヴァンフォーレクイーンが参加し楽しいパフォーマンスを披露!
■フェアプレー宣言ファミリー
試合前にヴァンフォーレのサポーターの中から事前に応募をして選ばれたファミリーに「フェアプレー宣言」を行なっていただいています!
現在も募集中です!詳しくはこちら
■ホームタウン特産品贈呈
昭和町長 角野幹男 様、昭和町教育長 佐野勝彦 様より、両チームに『昭和町産「ひのひかり」米」を贈呈していただきました。
連戦を控え、若手選手が中心のメンバー構成。土屋選手は実に501日ぶりの公式戦出場となった。試合に飢えている選手たちのパワーがプレーとして表現されるかどうかに注目が集まる。
試合は理想的な形で進む。まさに「エネルギッシュ」という表現がピッタリな前半。
開始44秒、堀米選手のプレスから得たCKを堀米選手自らが蹴り、盛田選手の豪快なヘッドが決まる。
その後も伊東選手、下田選手、稲垣選手、松本選手が前線に走りチャンスを作り出す。迎えた16分、松本選手がペナルティエリア付近で倒されて得たFKを堀米選手が直接決める。相手GKを含め相手の完全に逆を突いてのゴール。駆け引きの上手さと正確な技術が凝縮されたゴールにスタジアムの雰囲気は一気に高まった。
守っても今シーズン初出場の河田選手、土屋選手、キャプテンマークを巻いた畑尾選手を中心に危なげない時間が続く。
しかし、チーム全体が間延びし始めた終盤35分、ミドルエリアにこぼれたボールを決められ2-1で前半を終える。
ハーフタイムに「後半立ち上がり、守る意識になるな!」「バウル(土屋)の復帰戦、皆で勝利を掴もう!」と、樋口監督からの指示。
もう一度前に出ていきながらゲームを決めに行きたい。
後半立ち上がり、樋口監督の指示通り前に行く意識を見せる甲府。
下田選手のシュートや堀米選手のパスからチャンスを作りかける。そんな中、怪我からの復帰戦となった土屋選手に代わり、こちらも怪我からの復帰となる渡邉選手を投入。相手のクロスに対して、空中戦に強い渡邉選手を入れることで守備の安定を図る。
前半からエネルギッシュに戦った甲府だが、ここから徐々に動きが鈍くなり3ラインの距離が離れだし相手に攻め込まれる時間が長くなっていく。
そんな嫌な流れで迎えた82分、相手の動きに対して1歩ずつ遅れていった「ズレ」が最終的に自陣ゴール前で「隙」となってしまい失点。
目前まで近づいていた待望の「勝点3」を逃す形で試合を終える。

「まず、平日のナイターですけれども、こういうチーム状況の中でも多くのサポーターの皆様に応援して頂いて感謝申し上げます。そういう意味でも今日のゲームはやっぱり勝ちきりたかったなという思いは今強くあります。逆に言えばピッチで奮闘している選手に勝利というか勝ち点3を、取らせてあげたかったなという思いが強いです。ゲームの内容に関しましては普段なかなかJリーグに絡んでいない選手を今日多くピッチに送り出して、今のチーム状況を変える上で彼らの持っているエネルギーというものがどこまで出来るかという期待を大きく持って送り出しました。本当に選手たちは期待通りというか期待以上にピッチで躍動してくれたというのが今日の大きな収穫だと思っています。まだまだ守っている時間というのはどうしても長いという中でも、決して受身にならないで守備が出来たし、その中で奪ったボールをなんとか攻撃の形につなげたということは、今のチーム状況を考えたらひとつ階段を上るきっかけになったかなととらえます。今日出なかった選手たちが逆にチームの中で良い意味での危機感をもって、それから今日出た選手たちが今日のプレーにひとつ自信を持ってチームの力となれば、このあとの連戦にも勇気を持って戦ってくれるというふうに思います。それだけに勝ちたかったという思いが強いです」(樋口監督)
90分間で見えた「光」と「影」
この2つの収穫を中2日で迎える川崎フロンターレ戦に活かす準備をしていきたいと思います。