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天皇杯 準々決勝 vs.サンフレッチェ広島
2013.12.22(日)
試合

遠いアウェイまで駆けつけてくれた多くのサポーター。共にクラブ初のベスト4を目指す。

リーグ戦終盤の堅い守備をベースにJ1王者に挑む。






前半、「攻撃の広島」「守備の甲府」という時間帯が続くが、重要なところにボールを入れさせないことでピンチは2回ほど。
攻撃においても後半戦で取り組んできた、「自分達のテンポでボールを動かし失わない」という部分は見せることができた。
ラッキーなゴールではあったが高い位置でボールを動かした結果が同点ゴールを生んだ。

「我慢強く闘えば、自分たちの時間になる。90分、120分で決着をつけよう」(城福監督)






後半も相手にボールは保持させるものの重要な場面はほぼ作らせず、カウンターを軸に相手陣内に攻め込みミドルシュートなどで決定機を幾つか作り出す。しかし、両チーム追加点は奪えず天皇杯4戦連続で延長戦に突入。






延長戦に入ると地力に勝る広島に押し込まれる時間が続くが、集中を切らさず全員で守り切り1-1のままPK戦に入る。







「チームとして1年間やってきた粘り強い守備や謙虚さや直向きさを120分の中で見せたかった。自分達のサッカーを出せたからこそ勝ちたかった。」(柏選手)


「課題」と「成果」を常に意識し歩みを続けてきた2013シーズンは、「J1残留」と「天皇杯ベスト8」という結果で終えることになりました。
この試合が終わった瞬間、甲府に関わる全ての人が「悔しさ」を感じたはず。それは、「絶望」からくるものではなく、「希望」からくる感情だったと思う。どんな相手に対しても「謙虚」に「直向き」にプレーし続ければ、倒せない相手はいないという可能性を示せた試合。
この試合は、来シーズンに必ず繋がる。
今シーズン、ヴァンフォーレ甲府に関わってくださった全ての方々、ありがとうございました。
来シーズンも共に闘いましょう!