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富士吉田キャンプ【5日目】
2013.06.07(金)
クラブ
今日の午前中は、「ヴァンタス実育プロジェクト」の一環として、選手が富士吉田市内にて地域交流活動(小学校訪問、支援学校訪問等)を行いました。
交流活動の内容は、学校により多少違いますが・・・・・・

各学校、選手が2~3名が登場!! 下吉田東小学校には、土屋選手・羽生選手・荻選手が参加。

みんなの前で、プロの技を披露! そして、子どもたちと勝負をしたりしました。
※写真は、羽生選手と児童がリフティング勝負! そして、そこに「お邪魔入りま~す!」と言いながら、踊りながら乱入するバウルさん。

子ども達からの質問に答えたり、「夢」を実現するためにどんなことを大切にしてきたかなどを話しました。

「ヴァンフォーレの皆さんは僕たちの憧れです」という言葉と共に、子供たちからお礼の花束を頂きました。

その後、「ヴァ~ンフォーレ」の大合唱をしてくれた341名の児童たち。
本当に大きな声でビックリしました!そして、本当に嬉しかった。


最後は、児童達とハイタッチをしながらお別れ。。。
学校によっては、「食育」ということで、給食を一緒に食べました。



「給食久しぶりに食べたけど、めちゃくちゃ美味しいね!ビンの牛乳も最高!俺のところはパックだったんだよ~」(羽生選手)
【吉田小学校】 参加:全校児童668名

参加選手:石原選手・水野選手・三幸選手
【下吉田第一小学校】 参加:6年生19名

参加選手:盛田選手・河田選手
【下吉田第二小学校】 参加:5年生86名

参加選手:マルキーニョス パラナ選手・オルティゴサ選手・ウーゴ選手
【富士小学校】 参加:6年生37名

参加選手:福田選手・井澤選手
【明見小学校】 参加:4年生86名



参加選手:松橋選手・平本選手・岡選手
【ありんこ(支援学校作業所)】 参加:40名

参加選手:金子選手・橋爪選手
この他、富士桜支援学校(河本選手・岡西選手)やスポンサー訪問(柏選手・チェ選手・青山選手・保坂選手・伊東選手・津田選手・佐々木選手)なども行いました。
そして、午後からはトレーニング! 子供たちから元気をもらい選手達も元気一杯!に感じました。








トレーニングの内容は、攻撃の部分が中心。その中で、「あと少し」の部分を大切に取り組んでいます。ここ数日間、グラウンドに流れる空気感は、公式戦と変わらぬものとなっています。


そして、最後はフィニッシュのトレーニング。
最後までビブスで色分けされているのは、「勝負」にこだわるため。トレーニングから「勝負」です。
今回のキャンプでは1日1人の選手をピックアップして、短いインタビューをUPしています!
【今日はこの選手!】
今回は【津田 琢磨】選手に聞いてみました。

2003年にヴァンフォーレ甲府に加入。センターバック、サイドバックを務めるうえで、決して体格は恵まれている方ではないが、的確なコーチングと仲間を鼓舞する姿勢でチームを支える。
そして、最大の魅力は「人間性」。2010シーズンから2012シーズンまで副キャプテンを任されるなど、ピッチ内外でチームを良い方向へと導く「ココロ」を持ち、それを行動で示し続ける事ができる人間。
Q:今シーズンここまで、リーグ戦出場は「0」 カップ戦では、良いパフォーマンスを見せる中、負傷により離脱を余儀なくされました。現在は復帰しましたが、そこまでの日々どんな気持ちで過ごしていましたか?
A:これまでと何ら変わらず、試合にいつ出てもいいように準備していました。いつも100%でやっているからこそ、怪我をしても何の後悔もありません。怪我をした清水戦でも、ショックは無かった。帰りのバスの中で、自分の感覚ではあるけど復帰するイメージを頭の中ですぐに作っていた。実際は、骨折していて予想より長くなってしまったけど、ここまで順調にトレーニング出来ているし、このまま良い準備をし続けるだけ。
Q:周りから見ればですが、試合に出られないことはネガティブな状況。そんな時だからこそ、気に掛けることなどはありますか?
A:100%でやっているからこそ、スタメンやメンバーに入れない悔しさはある。でも、メンバーを決めるのは監督。
だからこそ、自分は日々のトレーニングでアピールをし、準備をし続ける事が大切だと思っている。そこに関しては、例え真夜中に監督から「スタメンで行くぞ!」と言われても、行けるくらいの心と体の準備はいつもしているつもり。そのくらいの心構えをもって、日々過ごしている。
Q:昨シーズンの前半、チームが思い通りに勝てない中で、巡ってきたチャンスを津田選手が掴み、試合に出場してから、チームが好調になった印象があるのですが、あのような状況で試合に出場するときに意識することはありましたか?
A:どんな形であっても巡ってきたチャンスに対して、強烈な身体能力があるわけでもない自分が出来る事は、声を出し仲間を動かすことが最低限のところ。仲間に対して声をかけることで、自分も仲間もプレーしやすくなるというところがある。また、それによって自分自信の集中力を高めるという作用もあると思う。逆に声が出ていない時は、集中できていないと言えると思う。最近では、声をかけるタイミングやトーンなど、声の質を高めるということに取り組んでいる。そういった部分は、特別試合だからやるというのではなくて、日々のトレーニングから意識してやることが大切だと思う。
Q:最後にどんなプレーでチームに貢献したいですか?
A:昨年まで副キャプテンという立場でチームのことを考える時間があった。その中で、公式戦・トレーニングマッチ・スタメン・サブ・メンバー外など様々な環境や状況があったとしても、チームが常にフルで行けるような声をかけることを自分は大切にしてきた。ただ、公式戦に限って言えば、試合直前のスイッチは監督と臣が入れるので、そこまでのウォーミングアップなどは自分が声を出すようにしている。自分の立ち位置とその場の状況にあった声掛けでチームの雰囲気が良くなるようにしていきたい。
【おまけ】 ※人間性が大好きなので聞いてみました。
Q:人と接するときに心掛けていることなどはありますか?
A:先輩や後輩に関わらず平等に接すること。自分は人に押し付けることは好きじゃないし、先輩の言いなりになるのことも嫌い。
色んな人間がいる中で、「合わないな」っていう人がいても、「嫌い」な人はいない。どんな相手に対しても「平等」で接して、「リスペクト」し受け入れることを大事にしてる。