ナズリ ナシル アシスタントコーチ、仙波巧通訳　退任のお知らせ

この度、シンガポール政府・文化社会青年省（Ministry of Culture, Community and Youth of Government of Singapore）の法定機関である『スポーツシンガポール（SportSG）』直下でサッカーの水準向上を推進する国家プロジェクト『Unleash the Roar!（以下、UTR!）』により5月からヴァンフォーレ甲府のトップチームアシスタントコーチとして登録されておりましたナズリ ナスリ アシスタントコーチと、仙波巧通訳が任期満了に伴い、退任することとなりましたので、お知らせいたします。

記

登録名：ナズリ ナシル[NAZRI NASIR]
　氏名：モハメド ナズリ ビン ナシル(Mohamed Nazri bin Nasir)


■生年月日：
1971年1月17日生まれ（54歳）

■出身地：
シンガポール

■選手歴：
ジュロン・タウンFC - バレスティア・ユナイテッドFC - シンガポール警察 - シンガポールFA - センバワン・レンジャーズFC - SAFFC - タンピネス・ローバースFC
※全てシンガポール

■代表歴：
シンガポール代表(1990年～2004年)

■指導歴：
2012年～2013年：シンガポールU-16＆U-18代表監督
2014年～2015年：シンガポール・ライオンズXI(マレーシアリーグ)ヘッドコーチ
2016年：U-16代表監督
2017年～2018年：シンガポールU-20代表(ヤング・ライオンズ)ヘッドコーチ
2019年～2023年：シンガポール代表ヘッドコーチ
2019年3月～5月：シンガポール代表監督
2022年3月～5月：シンガポール代表監督
2023年～2025年2月：シンガポール U-23代表(ヤング・ライオンズ)監督
2025年5月～：ヴァンフォーレ甲府 アシスタントコーチ

■コメント：
　ヴァンフォーレ甲府の一員として過ごす機会をいただけたことに、心から感謝しています。
　ここでの時間は、志の高い選手やスタッフ、そして強い価値観と文化を持つクラブと共に働くことができた、非常に意義深い経験でした。私はプロフェッショナルな環境の中でコーチとしても人としても多くのことを学びました。甲府で過ごした期間において、皆様から寄せていただいた信頼とサポートに、常に感謝の気持ちを持ち続けています。
　クラブ、選手の皆さん、そしてサポーターの皆さまの今後のさらなるご成功を心よりお祈りしています。
　ヴァンフォーレ甲府はいつも私の心の中にあります。



【通訳】

仙波 巧(Takumi SEMBA)


生年月日：
2000年10月14日

出身地：
埼玉県

経歴：
聖望学園高校 - インディアンヒルズコミュニティカレッジ(アメリカ) - マウントマーシーユニバーシティ(アメリカ) - ヴァンフォーレ甲府


■コメント：
　日頃よりヴァンフォーレ甲府を応援、支援してくださっている全ての皆様、ヴァンフォーレ甲府という歴史ある素晴らしいクラブの活動に携われたことに感謝いたします。
　シーズン途中からの合流となりましたが、ナシルコーチ、私ともに沢山の方々に助けられ、支えられてシーズン終了を迎えることが出来ました。日本での生活は初めてだったナシルコーチも日本の文化を肌で感じ、馴染もうと日々努力されていました。「山梨の方々はとても親切でこの街を離れるのはとても寂しい」と何度も話しておりました。
　私自身も1年弱と短い期間ではありますが、山梨という温かさにあふれた街で生活をすることが出来てとても幸せでした。
　私のファーストキャリアでこのような素晴らしい経験をさせていただけたことは私にとって大きな財産であり、忘れることのできないものとなりました。
　これからは一人のサポーターとしてヴァンフォーレ甲府を応援していきます。
　ありがとうございました。