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吉田 達磨 監督の来季契約について
2022.10.18(火)
チーム
なお、後任の監督につきましては決定次第、お知らせいたします。
記
吉田 達磨(よしだ たつま)

生年月日:1974年6月9日(48歳)
出身地:埼玉県
選手歴:東海大浦安高 - 日立製作所サッカー部/柏レイソル - 京都パープルサンガ - モンテディオ山形 - ジュロンFC(シンガポール)
指導歴:
2003年~:柏レイソルユース コーチ
2004年~:柏レイソルジュニアユース コーチ
2005年~:柏レイソルU-15 コーチ
2006年~2007年:柏レイソルU-18 コーチ
2008年~:柏レイソルU-18 監督
2009年~:柏レイソルU-15 監督
2010年~:柏レイソル アカデミーダイレクター
2011年~:柏レイソル 強化部長
2012年10月~:柏レイソル 強化部ダイレクター
2013年~2014年:柏レイソル ダイレクター
2015年~:柏レイソル 監督
2016年~2016年9月:アルビレックス新潟 監督
2017年~2018年4月:ヴァンフォーレ甲府 監督
2019年5月~2022年1月:シンガポール代表 監督
2022年2月~:ヴァンフォーレ甲府 監督
コーチライセンス:日本サッカー協会公認S級指導者ライセンス(2010年取得)
佐久間悟社長コメント:
いつもヴァンフォーレ甲府の活動に対しまして、多大なるご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
また、今シーズンもホーム・アウェイゲームに関わらず、応援制限のある中で多数の皆様方にご来場を賜り、ご声援を頂きましたことにつきまして、厚く感謝申し上げます。
さて、ヴァンフォーレ甲府と致しましては、来シーズンのTOPチーム監督として、今季指揮をして頂きました、吉田達磨監督との契約を更新しないという結論に達しましたことをお知らせさせて頂きます。
吉田達磨監督には、前回シーズン途中での解任という過去があったにも関わらず、シンガポール代表監督の任期が残っている中で、今季の監督として就任して頂くこととなりました。
昨シーズンリーグ戦終了後にスタッフが他クラブに移籍するという状況の中で、クラブと致しましては、現有戦力の残留とこれまでの継続性ということに重きを置くことが重要であるとの決断のもと、適任者ということで監督に就任して頂くこととなりました。
就任当初の合宿では、非常に順調な仕上がりを見せ、皆様にもJ1復帰という目標に向け大きなご期待を頂きましたが、開幕前の新型コロナウイルスの感染拡大、中心選手の離脱、選手の負傷、更には戦力補強等がままならず、リーグ戦では年間を通じて結果を残すことが出来ず、ご期待を大きく裏切ることとなってしまいました。
しかし、一方で天皇杯では、クラブの新しい歴史となる優勝を果たし、ACLの出場権を獲得する快挙をなし遂げることが出来ました。この快挙は、吉田達磨監督を含めたスタッフと選手の努力、連帯、貢献、我慢、信念によるところが大きかったと言えます。
今シーズンのリーグ戦における成績につきましては、当初目標に掲げておりました、自動昇格は勿論のこと昇格参入戦への出場権はおろか、最終的には、J2残留争いに巻き込まれることになってしまいましたことは、チームの強化責任者であります私の力不足であり、皆様からのご期待を大きく裏切ることとなりましたことを猛省しております。厳しい状況の下で、最後の最後までチームを愛して率いて頂いた吉田達磨監督には、心から感謝と御礼を申し上げたいと思います。
クラブと致しましては、今シーズンの課題についてしっかりと対策を嵩じて、来季は、皆様のご期待にお応えできるようなチームづくりをするつもりでありますので、引き続きご支援・ご声援を賜りたく、お願い申し上げます。
吉田達磨監督コメント:
日頃よりヴァンフォーレ甲府を支え、応援してくださっている山梨県の皆様、スポンサー企業の皆様、そしてファン・サポーターの皆様、2022年シーズンも共に戦っていただきありがとうございます。
伊藤彰前監督の後を継続という形で引き継ぎ、皆様のヴァンフォーレ甲府を強く逞しく成長させ、勝利をお届けするためにここまで努力を重ねて参りましたが、多くの勝利をお届けすることは出来ませんでした。
選手たちは懸命に走り、身体を張り、成長しようと、勝とうと努力を続けたにも関わらず、多くの勝利をお届けできなかったのは、監督である私の力不足によるものです。
そんな中、いつもどんな時もチームと選手を押し上げ、一緒に前進しようとサポートして頂いた皆様にはとても深く感謝しています。
新たな2023シーズンは、FUJIFILM SUPER CUPから始まり、J1への挑戦とアジアへの飛翔が皆様を待っています。皆様の力強い、熱い、心のこもった援軍が必要です。小粒でも塊を作り、意志を合わせ、大きな壁に喜んで立ち向かって行くチームを、天皇杯決勝の日に横浜にあったあの熱量と一体感で支えてください。一緒に強く明るいヴァンフォーレ甲府を築いて行ってください。
残り2試合、チームは全力で走ります。
そして来年からはどこにいてもいつも応援しています。
一年間本当にありがとうございました。



