ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ決算・役員人事のお知らせ

2025.03.28(金)

その他

ヴ株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブは本日(28日)に開いた株主総会・役員会で2024年度の決算報告を承認し、2025年度の役員体制を決定しましたのでお知らせいたします。
なお、役員体制は2024年度と変更はありません。



◇株式会社 ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ 役員

代表取締役社長 佐久間 悟
取締役事業統括部長 有泉 裕人
取締役営業統括部長 高原 幸次
取締役相談役(非常勤) 野口 英一
取締役(非常勤) 雨宮 清
取締役(非常勤) 飯室 元邦
取締役(非常勤) 進藤 中
取締役(非常勤) 西川 新
取締役(非常勤) 平嶋 彰英
取締役(非常勤) 宮島 雅展
取締役(非常勤) 山本 淳仁
取締役(非常勤) 渡辺 玉彦
監査役(非常勤) 古屋 俊仁
監査役(非常勤) 柴山 聡


◇ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ第28期(2024年度)決算
・営業収入 17億4,841万円
・経常利益    786万円
・当期純利益   262万円


■佐久間 悟 代表取締役社長コメント
 本日の株主総会・取締役会をもちまして、引き続き株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブの代表取締役社長を務めさせて頂くこととなりました。
 クラブとして歴史的なシーズンを迎えるにあたり、これまで多くの方々に育まれ、また、歴代の代表者が意地とプライドを持って挑まれてきた思いを考えると万感胸に迫る思いでありますが、同時に、大きな責任を感じております。
 時代に相応しい「新しき公共」としてクラブ創りに全身全霊を傾けて、地域の発展に貢献することが出来ればと考えております。
 また、弊クラブに関わる皆様方には、日頃より、多大なるご支援とご協力、更にはご声援を賜っておりますことにつきまして、深く感謝と御礼を申し上げます。
 さて、2024シーズンは、もう一度、気を引き締めてシーズンに挑もうということから「緊褌一番」をクラブスローガンに掲げました。ACLのノックアウトステージでは、韓国の強豪蔚山現代の前に、アジアの力の差を見せつけられた結果とはなったものの、国立競技場での開催を含めて、クラブにとっては、大きな自信となる挑戦となりました。
 同時に、リーグ戦では、開幕のスタートダッシュに一定の成果があったものの、その後は、負傷者の続出等により不安定な試合が続き、成績も失速、結果的にはシーズン途中で監督交代となり、終盤には、残留争いに巻き込まれるといった、皆様の期待を大きく裏切る結果となってしまいました。
 一方、経営面におきましては、前年のACLによる特需と比較すると、当初事業計画では、収入が5億円程度減少することが確定しておりましたので、2024シーズンは、クラブ経営という観点では、非常、困難なシーズンとなりました。しかし、クラブをお支え頂いている多くの皆様方のご協力とクラブスタッフの創意工夫、クラブ最大の強みである「総合力」によって、当期純利益で262万円の黒字を計上することが出来ました。
 これには、改めまして、施設利用の減免で多大なるご支援を頂いている山梨県様を始め、甲府市と韮崎市様、更には、クラブに関わる多くの皆様方からのご協力に対して、感謝を申し上げます。
 Jリーグは、2026シーズンの途中からシーズン移行をすることが決定しておりますので、2024シーズンの当期純利益を黒字で終えることが出来たことは、今後のクラブライセンスにも大きなアドヴァンテージとなります。
 2025シーズンは、甲府サッカークラブが誕生して60年、ヴァンフォーレ甲府に改名して30年、J1初昇格から20年と記念すべき、シーズンを迎えております。クラブも「ソコヂカラ」をクラブスローガンに掲げて、シーズンに挑んでおりますが、引き続き、Jリーグを取り巻く環境の変化に対応することや混迷する国際情勢とコストプッシュインフレが続くことが予想される不安定な国内経済下においても、「ソコヂカラ」を発揮して、J1復帰と健全経営に注力して参ります。
 我々は、クラブの理念である「人々を繋ぎ幸福をもたらす存在でありたい」ということを大切にして、beyond football club(フットボールクラブを超えた存在)として勇往邁進して参りますので、クラブに関わる多くの皆様方には、変わらぬご支援とご協力を賜りたくお願い申し上げます。
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