ヴァンフォーレ甲府 クラブ創設60/30周年 記念ロゴ決定および特設サイト公開のお知らせ

2025.01.11(土)

その他

 1965年、甲府一高OBによる鶴城(かくじょう)クラブが全国社会人大会出場権を獲得したのを機に、県内の他高校出身者も加えて結成されたのが甲府サッカークラブ。
 クラブチームとして財政難、選手補強などの困難はあったが、全国規模のリーグで健闘し、1995年からはヴァンフォーレ甲府と改称した。
 起源となった甲府サッカークラブ誕生から60年、ヴァンフォーレ甲府に改称してから30年、悲願のJ1初昇格を遂げた2005年から20年。皆さまの熱い応援とご声援に支えられて、戦い続けることが出来ました。
 数々の節目の年となる2025年、今ここにヴァンフォーレ甲府の60年/30年の歴史を結集させます。
 歴史を紡いできた選手、スタッフ、サポーター、皆様が支えて下さったクラブの活躍と努力を振り返り、未来へと進む力へと繋いでいきます。


【クラブ創設60/30周年記念ロゴ】
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 12の青赤の菱形が羽のように広がり、輪になる。
 先人たちが築き上げてきた60年の歴史を思うとともに、ここからさらに団結し、未来へ向かって上昇・成長していくクラブの決意を表現しています。



【クラブ創設60/30周年特設サイト】
【URL】
https://www.ventforet.jp/club/60th/
※記念グッズ情報やその他、関連イベント情報など随時更新いたします。



【60/30周年に寄せて】
 日頃より、ヴァンフォーレ甲府に対しまして、多大なるご支援とご協力、並びにご声援を賜り、誠にありがとうございます。また、クラブを代表して、心から感謝と御礼を申し上げます。
 さて、2025シーズンは、ヴァンフォーレ甲府にとりましては、特別なシーズンを迎えることになります。
 それは、ヴァンフォーレ甲府の前身である「甲府クラブ」が誕生して60年、チーム名が「ヴァンフォーレ甲府」に変更されてから30年、そして、未だに様々な場面で語り継がれている「J1初昇格」から20年という記念すべきシーズンを迎えることになります。
 私自身、山梨県でこれまでサッカーの強化と発展にご貢献された先人の皆様方への感謝と記念すべきシーズンをクラブの一員として迎えられることを大変誇りに思っております。
 また、過去に様々な困難を乗り越えクラブ経営にご尽力されました諸先輩方に対して、畏敬の念を抱きつつも僭越ながらクラブを代表してご挨拶をさせて頂きます。
 2025シーズンは、昨シーズンの成績を真摯に受け止め、クラブ設立時の「夢」と存続の危機を乗り越えた時の「意地」を十分に意識して頑張る覚悟であり、クラブスローガンも「ソコヂカラ」として、また公式戦のユニフォームは、J1初昇格を果たした時のデザインを復刻して着用することになります。
 昨今のJリーグは、全てにおいてレベルが向上し且つ、グローバル化が拡大・加速する中でヴァンフォーレ甲府がこれまでJリーグの一員として果たしてきた「地域密着型クラブ」としての存在と社会インフラにも似た「BEYOND FOOTBALL CLUB」の役割を果たし、同時にJリーグを取り巻く環境の大きな変化の中においても国内外を十分に意識したクラブ経営を心がけ挑み続けるつもりです。
 クラブは今後も50年、更には100年と歴史を重ねて継承したいとは願いつつも今日を迎えられることが出来ましたのは、皆様方のご支援とご協力、並びにご声援があったからこそであると感謝しています。
 「ヴァンフォーレ甲府は、人々をつなぎ幸福をもたらす存在でありたい」というクラブの理念を決して忘れずに、引き続き皆様方と共に「小さな巨人」として邁進したいと考えています。
 結びになりますが、記念すべき2025シーズンは、昨シーズン以上にスタジアムに足をお運び頂き、チームに熱いご応援を頂きたく、心からお願い申し上げます。

代表取締役社長 佐久間 悟



【クラブ創設60/30周年キャッチコピー】
 2025年は、ヴァンフォーレ甲府の前身である、甲府サッカークラブが誕生して60周年を迎えます。
 2000年から01年にかけて直面したクラブ存続の危機をファン・サポーター、スポンサー、行政の皆様方と乗り越えました。
 2005年には大木武監督のもとJ2で3位となり、J1・J2入れ替え戦でバレー選手が衝撃のダブルハットトリックを決めてクラブ初のJ1昇格。
 2012年には城福浩監督のもと24戦連続無敗(J2リーグ新記録)でクラブ初のJ2優勝とJ1復帰。
 そして、2022年、吉田達磨監督率いるチームが天皇杯で快進撃をみせJ1の5チームを撃破し初の栄冠、国内3大タイトルの一つを獲得しました。
 初めての国際舞台となったACL。山梨県出身である篠田善之監督のもとグループステージを首位で通過し、アジアのベスト16まで上り詰めました。
 時に歓喜の瞬間を迎え、時に悲しみの底に沈みながらも、クラブを愛し、育てた方々の想いが紡がれ、60年の歴史は刻まれてきました。
 クラブの歴史を辿ると、ヴァンフォーレ甲府はファミリーの皆様と共に歩む中で、ときに予想や想像を遥かに超える偉業を成し遂げる不思議なチカラを発揮してきました。そのチカラの源泉は、クラブに関わる方々が愛着とロマンを抱き続け、寄り添ってくれたことに間違いありません。
 特に、ファン・サポーターと共に生み出したチカラで、奇跡を起こす。ヴァンフォーレ甲府には、ロマンがあります。
 スタジアムには『ROMAN』という横断幕が掲げられ、試合中にはロマンを題材としたサポーターのチャントも歌われています。
 この先も甲府らしさを大切に、そして追い求めながら進んでいきたい。

クラブ創設60/30周年キャッチコピー
意図的ではなく、クラブの周りから自然に生み出された唯一無二のワード
それが
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