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リユースカップ・食器のデポジット方式再開について
2023.02.15(水)
その他
今シーズンでヴァンフォーレ甲府のエコスタジアムプロジェクトがスタートして19周年を迎えます。サポーターの皆さまにご協力をいただき、これまでに累計1,037,000個のリユースカップ・食器を使用し、「使い捨て食器」を使用した時と比較して、約79,85tのCO2排出量削減することができました。
長きにわたり皆さまにご協力をいただき、リユースカップの返却が定着したと判断し、2022シーズンはデポジット方式を廃止いたしました。
しかし、2022シーズンは使用数29,424個に対して、4,926個を紛失する結果となり、この数字はデポジット方式を採用していた、過去5年の平均率5.2%を大きく上回り17%となりました。
これは、お客様に対してクラブからのご案内不足の結果でありますが、Jリーグの中でも先駆けとして長年環境活動に取り組んできたクラブとしては残念であり、誠に遺憾であります。
リユースカップ・食器は回収、洗浄して、繰り返し使用することで、環境美化に繋がりますが、廃棄やそのまま持ち帰られてしまうと、本来の目的が達成されません。
昨年の反省も踏まえ、再度クラブ内で考えた結果、2023シーズンから改めてデポジット方式を導入させていただきます。
つきましては、クラブが環境を始めとする持続可能な社会を目指す上で皆さまのご理解とご協力が必要不可欠です。今後ともご協力の程よろしくお願い申し上げます。
デポジット方式とは
飲食売店での商品購入時に、購入価格に一定金額(ヴァンフォーレ甲府の場合100円)の「デポジット(預託金)」を上乗せして販売し、カップや食器が使用後に返却された時に預託金を返却することにより、カップや食器の回収を促進する制度。