GAME
試合結果
![]() |
![]() |
---|
選手交代
69分
ヘナト アウグスト→ 井上 樹
|
65分
グレイソン→ 伊佐 耕平
|
78分
内藤 大和→ 三平 和司
|
65分
鮎川 峻→ 落合 陸
|
78分
マテウス レイリア→ 熊倉 弘達
|
73分
野嶽 惇也→ 天笠 泰輝
|
90分+1
鳥海 芳樹→ 大島 康樹
|
79分
吉田 真那斗→ 松尾 勇佑
|
90分+1
田中 雄大→ 遠藤 光
|
79分
藤原 優大→ 戸根 一誓
|
警告・退場
72分
|
90分
|
![]() |
![]() |
---|
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 32
濵田 太郎 |
DF 3
孫 大河
|
DF 6
三竿 雄斗 |
DF 21
ヘナト アウグスト |
DF 31
ペレイラ
|
DF 40
エドゥアルド マンシャ
|
DF 34
藤原 優大
|
MF 16
林田 滉也 |
DF 44
吉田 真那斗 |
MF 14
田中 雄大
|
MF 18
野嶽 惇也 |
MF 24
佐藤 恵介
|
MF 25
榊原 彗悟
|
MF 10
鳥海 芳樹
|
FW 9
有馬 幸太郎
|
MF 7
荒木 翔
|
FW 11
グレイソン |
FW 44
内藤 大和 |
FW 21
鮎川 峻
|
FW 77
マテウス レイリア |
FW 29
宇津元 伸弥
|
サブメンバー
GK 30
石川 慧 |
GK 22
ムン キョンゴン |
DF 2
井上 樹 |
DF 27
松尾 勇佑 |
DF 5
一瀬 大寿 |
DF 30
戸根 一誓
|
MF 20
遠藤 光
|
MF 8
落合 陸 |
MF 6
小林 岩魚 |
MF 14
池田 廉 |
MF 11
熊倉 弘達 |
MF 16
茂 平 |
FW 29
大島 康樹
|
MF 38
天笠 泰輝
|
FW 9
三平 和司 |
FW 13
伊佐 耕平 |
FW 49
ネーミアス |
FW 15
屋敷 優成
|
監督
大塚 真司 | 片野坂 知宏 |
試合総評
明治安田J2第26節 『甲府 2-0 大分』
『鳥海選手と三平選手のゴールで快勝!連勝を伸ばし昇格戦線へ』
J2リーグ第26節、甲府はホームで大分と対戦。前節はアウェイで山口を相手に、内藤選手のゴールを守り切って勝利。苦しい展開ながらも勝ち点3を積み上げ、チームとしては確かな手応えを得てこの試合に臨んだ。
昇格プレーオフ圏との差を少しずつ縮めていくためには、連勝によって勢いをつけたい重要な一戦。特にホームで確実に勝点を重ねることが今後の戦いに直結する。 試合は前半をスコアレスで折り返したものの、後半に鳥海選手と三平選手が得点。守備でも無失点に抑え、甲府が2−0で勝利し連勝を達成した。
今節を振り返る。
甲府のフォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。CB:ヘナト選手、孫選手、マンシャ選手。WB:佐藤選手、荒木選手。ボランチ:林田選手、田中選手。シャドー:鳥海選手、マテウス選手。ワントップ:内藤選手。前節からの変更は2選手(土屋→ヘナト、村上→佐藤)で、大分に挑む。
前節のアウェー山口戦では、押し込まれながらも耐えて内藤選手のゴールで勝利した甲府。試合内容に課題はあるものの今一番必要な「勝ち点3」を持ち帰り、プレーオフ圏内との差も”7”と1桁台に乗せられたことは選手のモチベーションにも良い結果をもたらしてくれるはず。そこで大切になるのが今節の大分戦。前節の勝利の意味をより明確にするためにも連勝で今後に繋ぎたいところだ。
怪我からの復帰組も含め、選手層が厚くなってきた甲府。特に前線の選手間ではいい意味で競争が生まれており、状態の良い選手が起用されているが、その中でも内藤選手やマテウス レイリア選手、ネーミアス選手、鳥海選手の活躍に期待。さらにWBやボランチの田中選手も加わって一体感のある攻撃を見せたい。守備面では持ち前の堅守と最終ラインの上下動などで攻撃的な守備を見せたい。
対する大分は現在暫定16位(勝ち点28)と下位にいるが前線でグレイソン選手がチームへのフィットを見せており、今節でもキーパーソンとなる。甲府としてはグレイソン選手をマークしつつ、ピンチになる前に芽を摘んでいきたい。
甲府が上位進出のためには連勝が必須。それだけにプレッシャーもかかるが、ホームの後押しも受けて自分たちの流れで試合を進めて勝ち切れるか。注目したい。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。両チームとも3-4-2-1のフォーメーションとなった今節。両チームともハイプレスにはいかず、相手の出方を伺いながらの展開となったが、鳥海選手のパスカットや荒木選手からの相手選手裏への縦パスなどで攻撃のリズムを作り、甲府が徐々にペースを掴む。
左シャドーに入っているマテウス レイリア選手にボールが収まると、そこからチャンスになる展開も多く、31分には荒木選手からの縦パスを受けたレイリア選手が抜け出してエリア内にカットインし自らシュート。このシュートは相手DFにブロックされてしまう。さらに45分にはエリア内でのこぼれ球をレイリア選手が身体を反転させてシュートするも相手GKに掻き出されてしまう。大分のゴール前での守備が固い。
前半だけで10本のシュートと押し込んだ甲府(大分はシュート1本)だったが前半はスコアレス。あとは後半での得点に期待したい。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
結果的に2-0、僕たちの強みであるゼロで抑えるということを継続してこの試合でも達成ができた。逆に攻撃のところ、複数得点というところも目指して戦っていたので、それも大きいかなと思います。チャンスも作れていたので、またこれを目指して更なる複数得点、そして失点ゼロを目指して戦っていきたいなと思います。試合のところで言うと多くのチャンスは相手に作らせなかった。ただ、前半自分たちの前進する攻撃の部分で少し僕自身ストレスを感じていました。ハーフタイムに少し話をして少し勇気を持って相手コートに入って行く。相手の背後を突破してくる。そういったものが出てきて良かったんじゃないかなというふうに思ってます。継続してみんなの力で戦っていきたいと思います。
Q:前半、今のお話の中では攻撃の部分でストレスを感じていたという話があって、ただ一方で今日、佐藤恵介選手が前目にいて4-3-3みたいな3ストップみたいな形になって、シュートの回数でいうと公式記録では結構多くチャンスを作ることが出来ていたと思いますが、攻撃がうまくいったところと、ちょっとストレスを感じてたというところはどのようなところですか?
A:相手の守備に対して自分たちがどうやって相手コートに入って突破していくといったところ、今おっしゃったような配置、オーガナイズをとってこの試合プレーしました。それ自身はうまくいってチャンスを作ることができたのかなと思いますけれども。練習でみんながやれてるような、どんどん中につけていく。中につけてリズムを出していく、テンポを上げていく。そういったものがやっぱり見られなかったので、中には相手も密集してるんですけれども勇気を持って中につける。それに対してサポートする。だから外が空いてくる。だから相手が来て背後が空いてくる。そういった流れというものが、練習ではできているのに前半に限ってはそのままできていなかったので、そういった今言ったようなことを働きかけて、後半少し良くなったのかなというふうに思っています。
Q:今日は4試合ぶりの複数得点でしたが、どんなところが監督から見て一番良かったと思いますか?
A:みんなの気持ちじゃないですかね。気持ちというのはゴールに向かう姿勢、気持ち。だからボールが前へ入っていく。相手の背後を突破していく。それが難しい時は相手を揺さぶってボールを動かしていく。そういったところのバランスというのが良かったんじゃないかなというふうに思ってます。
Q:これで勝ち点が38というところで、シーズン前の一つ残留の目安としていた数字ですが、後は上を目指してやっていくだけだと思うんですけども、これからチームにどんな働きかけをして、どんなふうにより上を目指していきたいですか?
A:開幕してからいろいろな時がありました。本当に粘り強く戦ってきて今の自分たちの位置があると思います。ここまで来たので上を更に目指していくのは当たり前だと思います。それに対しては継続という部分ではないかと思っています。試合で起こったものをしっかり改善して、そこから自分たちがどう発展できるのか、1日1日一試合一試合フィードバックして、選手とともにトレーニングして積み重ねてここまで来ていますから。それをこれからも継続してみんなで選手全員の力、スタッフ全員の力で進んでいきたいなと思っています。
Q:先ほど相手にチャンスを作らせなかったとおっしゃってましたけど、その要因はどんな部分に感じてますか?
A:今日は山口戦の反省だったんですけども、山口戦もゼロで抑えたけれどもズルズル下がって気がついたらペナルティエリアの中にいたという時間が多かったので、今日は相手にゴールを持たれたとしてもラインを下げずに、しっかりラインをキープして、チーム自体がコンパクトでいられた。入ったボールにはチャレンジャ&カバーというシンプルなものですけどそれが徹底されていた。本当にそういった選手全員の気持ち、意思統一。そういうものが素晴らしかったと思っています。
Q:後半、点が動く時間があって、そこから一瞬大分が息を吹き返した時間帯があり若干ボールが押し込まれている時間が続きましたが、、あの時間の要因はどういうふうにご覧になりましたか?
A:やっぱり2-0になりましたんで相手も交代をして攻撃の人数をかけてくるというところで、僕たちのプレスがはまらず下がったというのはありましたけど、そこは想定内なので、そういった時には自陣でしっかりと自分たちの5-4-1のブロックを作る。そして粘り強く対応していく。もう少しマイボールの時間があれば良かったですけど、よく戦ったと思います。
Q:後半、交代選手が入って更にちょっとギアが上がったような感じがするんですけれども、熊倉選手と三平選手の評価をお願いします。
A:2人とも投入して期待に応えてくれたというか。熊倉は今週トレーニングで調子が良かったのでベンチに入れました。彼の推進力ですね。持ってる技術、そして足を振る鋭さ。そういったものに期待してチームは苦しかったですから、その時に本当に大きな仕事をしてくれたと思います。サンペーに関しては前線の守備のスイッチになって欲しいというところ。マイボールになった時にはサンペーは技術、体の強さというか、重たさはないですけれども、技術とか素晴らしいものがありますから。攻撃に自分たちに時間を与えてくれた。あと最後のところは本当にサンペーの技術と気持ち、本当に毎日毎日、彼がプロ選手として過ごしている姿勢があのゴールに集約されたというふうに思っています。
Q:シュートが決まった後、すごく激しく抱擁されていたと思うんですけど、今おっしゃったような気持ちが三平選手にはありますか?
A:サンペーはそうですね、みんなそうなんですけど、ここのチームのベテランの選手、サンペーに限らず、オミ、佐藤和、柏、河田、やっぱり自分たちがピッチに立とうが立たまいが、やっぱり本当にチームのため、ヴァンフォーレ甲府のための勝利のために本当に素晴らしい振る舞いをしてくれているんですよね。僕が熱くなって本当に選手に厳しい言葉をかけた時もしっかりサポートしてくれたりとか、先頭になってみんなを引っ張ってくれたりとか、本当にその選手たちには感謝しかなくて、そういったものを毎日僕見ているので、ちょっとサンペーのゴールには僕も本当に嬉しくなりました。
※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
ご加入方法はこちらです。