試合結果

2.15 (土) 14:00

2025明治安田J2リーグ 第1節

HOME JIT リサイクルインク スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

1-0

レノファ山口FC

51分 鳥海 芳樹
0 前半 0
1 後半 0
ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC

選手交代

62分
マテウス レイリア→ 三平 和司
56分
野寄 和哉→ 横山 塁
75分
大島 康樹→ 田中 雄大
56分
田邉 光平→ 成岡 輝瑠
85分
宮崎 純真→ 孫 大河
64分
山本 桜大→ 宮吉 拓実
85分
荒木 翔→ 小林 岩魚
71分
有田 稜→ 山本 駿亮
71分
古川 大悟→ 小林 成豪

警告・退場

90分

イエローカード 亀川 諒史

ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC

スターティングメンバー

GK 1

河田 晃兵

GK 1

ニック マルスマン

DF 17

土屋 巧

DF 55

岡庭 愁人

DF 22

小出 悠太

DF 5

喜岡 佳太

DF 2

井上 樹

DF 4

松田 佳大

MF 19

宮崎 純真

DF 18

亀川 諒史

MF 25

平塚 悠知

DF 8

野寄 和哉

MF 16

林田 滉也

MF 17

田邉 光平

MF 7

荒木 翔

MF 7

三沢 直人

FW 29

大島 康樹

FW 45

山本 桜大

FW 10

鳥海 芳樹

FW 9

有田 稜

FW 77

マテウス レイリア

FW 34

古川 大悟

サブメンバー

GK 30

石川 慧

GK 21

チェ ヒョンチャン

DF 3

孫 大河

DF 14

下堂 竜聖

DF 6

小林 岩魚

DF 15

板倉 洸

DF 40

エドゥアルド マンシャ

MF 11

横山 塁

MF 8

中山 陸

MF 28

小林 成豪

MF 11

熊倉 弘達

MF 40

成岡 輝瑠

MF 14

田中 雄大

FW 13

宮吉 拓実

FW 9

三平 和司

FW 19

山本 駿亮

FW 44

内藤 大和

FW 38

末永 透瑛

監督

大塚 真司 志垣 良

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC
5 シュート 8
9 GK 8
2 CK 4
11 直接FK 9
1 間接FK 2
1 オフサイド 2
0 PK 0

試合総評

明治安田J2第1節 『 甲府 1-0 山口 』


『鳥海選手の決勝点!60周年を迎えた甲府がホーム開幕戦で13年ぶりの勝利!!』
遂に開幕した2025シーズンJ2リーグ。甲府はホームに山口を迎えての開幕戦となる。
 
昨季の順位は甲府14位、山口11位と近い順位同士の試合となるが、メンバーは両チーム大きく変わっている。山口との対決は3連敗中と苦手なイメージもありそうな甲府だが新しいメンバーで勝利を掴み取りたい。
 
開幕戦特有の緊張感の中キックオフされた試合は、後半に甲府が鳥海選手のゴールでリードを奪う。
 
その後は昨季の課題であったディフェンス面で安定感を見せ無失点に抑え込み甲府が開幕戦勝利。

13年ぶりのホーム開幕戦勝利となった今節を振り返る。

◆ ◇ ◆

甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。CB:土屋選手、小出選手、井上選手。WB:荒木選手、宮崎選手。ボランチ:林田選手、平塚選手。シャドー:大島選手、鳥海選手、ワントップ:マテウス選手の布陣。甲府は5人の新加入をスタメンに組み込み開幕戦に臨む。

J1昇格を目指す甲府にとって、開幕戦の勝利はシーズンの流れを作る大事な一戦。甲府はホーム開幕戦は2012年以来勝利がないが新体制でそれを覆す結果を見せて欲しいところだ。

緊張感漂う開幕戦。クラブ創設60周年の節目を迎えた甲府が、誇りと覚悟を胸に新シーズンへ挑む。

《前半》
J2開幕戦として迎えた一戦は、山口のキックオフで開始。甲府は3-4-2-1の布陣で挑んだが、序盤から山口のプレッシングに苦しむ展開となった。

山口は開始1分、ロングスローの流れからシュートを放つも、甲府DFがブロック。甲府も10分に宮崎選手のクロスから攻撃を試みるが、味方とは合わず決定機には至らない。

試合が進むにつれ、両チームとも慎重な攻めが続いた。21分、山口が左からのクロスを押し込もうとするも、甲府GK 河田選手がファインセーブ。甲府も35分、荒木選手のクロスでチャンスを作るが、GKが対応。

前半は互いに決定機を作れないまま0-0で終了。甲府は山口のプレッシャーに対し、後半での修正が求められる状況だった。

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試合終了後 監督記者会見

開幕戦、やっぱりここホームで、これだけたくさんのファン、サポーターの方々が来てくれた中で、本当に勝利にできたっていうのは本当に嬉しいですし、また次に、強く前向きに向かっていける勝利だったと思います。ゲームはやはり開幕戦ということもあって、何人か硬かった選手が見られました。そこは仕方ないのかな、いつゲームが落ち着くのかなと思って見てましたけども、なかなか落ち着かず、ただ、前半終了間際から、少し良い流れ、形が見えてきましたので、その勢いを持って、後半、よく1点取って。で、最後はしっかりみんなで守って、いい勝利だったと思います。

Q:今日、攻撃の部分で、先ほども、やっぱり開幕戦ということもあって、行ったり来たりと落ち着かない展開がありましたけれども、なかなか決定的なチャンスが作れなく、難しかった試合の中でしっかり仕留め切れたと思っています、攻撃の評価をお聞かせください。
A:前半の途中に鳥海と大島の左右を入れ替えました。それによって劇的にチームが良くなって、ボールの循環もすごく良くなって。これが一つ大きかったと思います。あとはチャンスがあるときはクロスを入れていこうという中で、そういったところからチャンスを作ることもできましたし、もう少し相手コートで、自分たちがボールを支配して、攻撃していく時間が作れるように、今後トレーニングを重ねていきたいなというふうに思っています。

Q:その鳥海選手と大島選手の左右を入れ替えたのはどんな意図がありましたか?
A:対山口ということもあって、スタートは鳥海が左、右が大島ということでスタートしました。そこで、荒木が常にフリーではあったんですけれども、そこからのその展開がなかなかうまくゴールに結びついていなかったので、左右を変えることによって2人の個性がうまく行き始めた。そんな展開で、良い流れに持ってこれたのは良かったです。

Q:守備の部分でも今日無失点で終えて、このチーム始まってからずっと失点しないというところをテーマに考えてやってこられた中で、無失点で始められたというのはすごく意味のあることだと思います。守備の積み上げと今日の評価をお願いします。
A:本当そうですね。失点が昨年多かったですから、失点をやっぱり減らしていこうということで、キャンプから選手と共有してきました。そういった意味で今日ゼロで抑えて終わることができたのは大きかったですし、ただ守って、守り抜いて、ゼロで抑えようじゃなくて、アグレッシブに、ボールを奪いに行って、攻める姿勢を持って、ゼロで抑えていくんだ。本当に今日はそういう戦い方ができて、ゼロで抑え勝利できたのは良かったです。

Q:鳥海選手と大島選手のところで対山口というで、左右を決めてたっておっしゃっていましたが、対山口のどういうところを気にしてそうしたのでしょうか。
A:我々のアクションに対して、相手のボランテがディフェンスラインに吸収されるような、そういう傾向がありましたので、それに対して、大島とマテウスを少し2トップ気味で。そういったことでプレーすることによって、相手に混乱を少し及ばせたいという意図で、スタートしました。そういった流れの中で、うまくいった部分もありますけれども、ゲーム中に修正できたのは、チームとしてもプラスになります。

Q:今日、無失点で抑えたことであるとか、選手の立ち位置を入れ替えたことであるとか、いろいろな要素があると思うんですけれども、開幕戦で勝利したことについて一番大きな要因というのはどんな事が挙げられますか?
A:いろいろあると思います。一つはこういった雰囲気。開幕でファン・サポーターの皆さんが、これだけの雰囲気を作ってくれた。声援を途切れることなく最後まで後押ししてくれた。そういったこともありますし、もちろん選手、スタッフも頑張ったんですけれども、フロントスタッフの皆さんが今日を迎えるまでに、これまでの準備、年末年始から本当にこの日のためにチームを支えてくれました。そういった中で現場。クラブスタッフ、そしてファン・サポーターの皆さん、そしてスポンサーの方々。本当にチームヴァンフォーレ一体となった、大きな勝利だと思います。

Q:大塚監督がシーズン最初から指揮をとるのは初めてだと思うんですが、この1万人を超える来場者の開幕戦の会場の雰囲気というのは改めていかがでしょうか?
A:本当に素晴らしかったですね。やっぱりああいった雰囲気によって、選手はやりがいを感じて走り続けることができます。欲張るところとしては、今日来た方々がもう1人、もう2人誘っていただいて、それで1万人が2万人になりますから、で来ていただいて、我々が来ていただいた方に何か感動を与えたり、そういった気持ちを揺さぶれるような戦い方をして、どんどんどんどん、みんなで盛り上げて、山梨県を盛り上げていきたいなというふうに思っています。

Q:鳥海選手のゴールシーンですが、かなり角度のないところからだと思うんですけれども、監督から見て得点シーンはいかがですか?
A:鳥海は今年にかける思い。このチームでJ1に上がるという思いが強い選手のうちの一人だと思います。そういった中で、本当にあそこで足を振り抜くというのは鳥海の気持ち、今日の試合だけじゃなくて、今年にかけるその強い気持ちが乗っかったシュートだと思います。本当にチームを今後、勇気づける大きな1点になったと思います。

Q:この開幕戦を1勝した上で、また次節に向けて、また今シーズンへの意気込みをお願いします。
A:次はアウェイになります。一試合一試合、そのための一日一日、選手とともに、積み重ねて、また勝って進んでいけるように、頑張っていきたいと思います。

Q:一年のシーズンが始まっりましたが、監督から見られて、チームの手応えと、この勝利が今後どう繋がっていきますか?
A:1月8日に韮崎で全体トレーニングがスタートしました。本当にそこから新加入選手と、昨年まで戦った選手からの融合から始まって。キャンプを通じてチームは本当に一体感を持ってこの日のために進んできました。そういった中で、トレーニングだったり、いろいろなものを積み重ねてきた事がこの日、結果に出て嬉しく思いますし、今後につながっていく大きな勝利だったと思います。

Q:後半は本当に監督が目指すアグレッシブな守備というのが見えていたと思います。守備に関しては何か変えた部分などどのような意識づけをしましたか?
A:守備はあまり大きな混乱は見られてなくて、やっぱり一番危険だったのは相手のロングボール、それに対してのセカンドボール。まずそこに対して、セカンドボールせめぎ合い。そこでは、まだ勝っていないと。相手が勝っている部分があるので、そこをまず負けないようにしていこうというところで選手を後押ししました。あとはボールサイドに追い込んでしっかり奪っていく。奪って終わりじゃなくて、そのボールをしっかりゴールに繋げていくまでが守備なんだという指示のもと、選手は良くやってくれて鳥海のゴールに繋げてくれたと思います。

Q:今季ボールと相手を走らせるサッカーというのをテーマに掲げていますが、その点ではこの試合どれぐらい表現できましたか?
A:そこに関しては選手の硬さっていうのもあって、序盤は我々も少しロングボールを使いながらの戦いになったと思います。ボールと相手を走らせる。そこの積み上げは、これから必要ですので、良い時間もありましたが、それは選手と共に日々のトレーニングで積み重ねていきたいなというふうに思っています。

Q:今日先発で井上選手が先発しました。孫選手、マンシャ選手がベンチにいる中で大卒二年目で井上選手が先発しましたけれども、起用の意図えお教えて下さい。
A:樹は、昨年も経験を積んでいますし、プレシーズンを通じて立派なプレーを見せてくれていましたので、自信を持って送り出しました。実際ピッチに立ってみると、彼は本番に強いですね、本当に。トレーニングも良いですけど、本番になると更に本当に頼もしい、井上樹を見させてもらったので、今後、チームにとって良かったと思います。



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試合データ

試合開始日時 2025年02月15日(土) 14:00
試合会場 JIT リサイクルインク スタジアム
主審 山下 良美
副審 中野 卓
副審 清水 拓
第4の審判員 國吉 真吾
入場者数 10,152人
天候 晴、弱風
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 13.3℃/20.0%