GAME
試合結果
選手交代
46分
井上 樹→ 宮崎 純真
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61分
山﨑 希一→ 長尾 優斗
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74分
アダイウトン→ 木村 卓斗
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61分
草野 侑己→ 落合 陸
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85分
三平 和司→ 内藤 大和
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72分
山本 隼大→ 齋藤 俊輔
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83分
牛澤 健→ 野瀬 龍世
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警告・退場
84分
宮崎 純真 |
43分
山﨑 希一 |
87分
中島 大嘉 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 21
松原 修平 |
DF 41
井上 樹 |
DF 17
長澤 シヴァタファリ |
DF 16
林田 滉也 |
DF 33
牛澤 健 |
DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 4
山田 奈央 |
MF 13
村上 千歩 |
DF 3
大崎 航詩 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 24
山﨑 希一 |
MF 14
中山 陸 |
MF 47
櫻井 辰徳 |
MF 7
荒木 翔 |
MF 39
山本 隼大 |
FW 10
鳥海 芳樹 |
MF 7
新井 晴樹 |
FW 51
アダイウトン |
FW 99
中島 大嘉 |
FW 9
三平 和司 |
FW 11
草野 侑己 |
サブメンバー
GK 88
渋谷 飛翔 |
GK 1
本間 幸司 |
DF 3
孫 大河 |
DF 35
飯泉 涼矢 |
MF 6
小林 岩魚 |
DF 42
石井 隼太 |
MF 34
木村 卓斗 |
MF 8
落合 陸 |
FW 19
宮崎 純真 |
MF 13
野瀬 龍世 |
FW 44
内藤 大和 |
MF 15
長尾 優斗 |
FW 99
ピーター ウタカ |
MF 38
齋藤 俊輔 |
監督
大塚 真司 | 森 直樹 |
試合総評
明治安田J2第38節 『甲府 3-1 水戸』
『今季最終節はホームで水戸を撃破!勝利で今季を締め括る!』
J2リーグ第38節の甲府はホームで水戸と対戦。今季最終節となった今節の甲府はキャプテンの関口選手を出場停止で欠く中、甲府より2つ順位が上の水戸との対戦ということでタフなゲームが予想される。
今季なかなか思うような結果にならなかった甲府は、ここまででホームでの勝利はわずかに4試合。最終節ホーム戦はしっかり勝利を収めサポーターと喜びを分かち合いたい。
試合は早い時間にPKで甲府が先制するもその後は水戸にペースを握られる展開。
前半のうちに同点を許した甲府だったが、後半に鳥海選手、マンシャ選手のゴールでリードすると水戸の攻撃に耐えきり最終節を勝利。
シーズン最終盤で3連敗中だった甲府が最後は鬱憤を晴らすような快勝で今シーズンを締め括った。今節を振り返る。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。CB:林田選手、井上選手、マンシャ選手。WB:荒木選手、村上選手。ボランチ:佐藤選手、中山選手。シャドー:アダイウトン選手、鳥海選手、ワントップ:三平選手の布陣。出場停止でキャプテンの関口選手を欠く中、井上選手がスタメンで出場。前節から4人を入れ替えて最終節に臨む。
このシーズン最終盤で3連敗と厳しい状況の中、なかなか勝利を収められていないホームでの試合。最後は多くのサポーターの目の前で甲府イレブンの躍動を期待したい。
来季に繋がる勝利を目指し、順位の近い水戸と戦う。
《前半》
水戸のキックオフで試合開始。
開始早々から右サイドの突破を試みる水戸。積極的な入りを見せた水戸だったが先制したのは甲府だった。
前半5分に相手DFのハンドによりPKを獲得した甲府は、このPKをアダイウトン選手が決めて先制。
ここから勢いに乗りたかった甲府だったが、その後は水戸のペースで試合が進んでいく。
甲府もカウンターから得点の機会を伺うが、前半24分に水戸のFKからゴール前に放り込んだボールをクリアしきれず、ルーズボールを押し込まれ同点を許す。
甲府は自分たちのペースで試合を進めることができなかったが、開始早々のPKによる得点でなんとかイーブンで前半を折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
簡単な試合では無かったんですけれども、特に前半は苦しかったり、押し込まれたりしたんですが、ヴァンフォーレ甲府らしいと言いますか、粘り強さであったり、仲間通しが本当に協力をしたりとか助け合ったりとか、そういったものを積み重ねていって、そして後半のゴールが生まれて、今日は最後にみんなで勝って終わってサポーターの皆さんと喜びを分かち合えたこと。厳しいお言葉も頂きましたけれども、勝って終われたことが本当に良かったです。
Q:後半から宮崎純真選手を右のウイングに持ってきて、村上千歩選手をセンターバックにしましたが、井上選手の怪我もあったと思いますがその辺の狙いは?
A:井上樹が怪我をしてしまったので、センターバックを誰にするかというところで、(村上)千歩はセンターバックではないんですけれども、期待に応えて責任を持って素晴らしいプレーをしてくれたと思います。それに代わって入った宮崎純真も彼らしいプレーをしてくれたのは本当に良かったと思います。そういったアクシデントにも選手が対応をしてピッチの中で改善をしていってくれたというのは、次に繋がる戦い方、勝利だったと思います。
Q:センターバックに孫選手もベンチにはいましたが、その辺の選択は?
A:そうですね。右のセンターバックを入れなければいけないという状況だったので、孫大河も選択肢にありましたけれども、大河は左利きなので、自分たちがボールを保持するためにどういう選択をしていくかというところで、村上にしてそれがうまく機能して、得点に繋がったのは大きかったと思います。
Q:先ほどのセレモニーの中で、厳しい言葉も拍手もあったと思います。コーチから監督になって、このシーズンを振り返って出来た事、出来なかった事はどのような部分でしょうか。
A:敗れた試合でもまったく完敗だと、手も足も出なかったゲームというのはほとんど無かったと思います。ルヴァンカップで言ったら川崎フロンターレ、天皇杯で言ったら鹿島アントアラーズ、本当にあと一歩、あと半歩の所まで追い詰めた、そういった所はチームとして自信が持てるシーズンだったと思います。ただ、そこから勝ち切れなった。勝ち切れず敗れる。勝ち切れず同点に追い付かれる。追い越されるというゲームがありましたので、その中で十分過ぎるほど痛い思いをしました。その痛い思いを痛いままで終わらせないで、これからシーズンオフに入りますが自分自身振り返って経験値としてそれを積み重ねて来季に生かしていきたいなと今考えています。
Q:原因は一つではないと思いますし、これから課題の分析もすると思いますが、勝ち切れる強い集団になっていくために何が必要で、どういったアプローチをしていく予定でしょうか。
A:トレーニングは選手も本当に必死にやっていますけれども、そこをもう一つ自分たちの中での厳しさというものは、それぞれが上げていかなければならないなと思っています。そういった中でトレーニングの積み重ねがゲームにも表れると思いますので、そういった所はトレーニングで改善をしていく。あとは、ゲームの中で勝つためにピッチの中で難しい状況になった時に選手たちで改善していけるように、そういったものに向けて日々のトレーニングをやっていきたいと思います。
Q:総括の中で言っていた前半苦しかった理由と、後半立ち上がり連続で2ゴールを奪いました。ハーフタイムで何を指示して、何が良くなったのか、教えて下さい。
A:これはサッカーの戦術的な話になると思いますけれども、前半は相手とのかみ合わせの所で相手が上回って、プレスの嵌めどころというものが中々うまく定められず、押し込まれる展開が長く続いたと思います。ハーフタームに伝えたのは、押し込まれていながらもボールを動かされているのか、それとも動かさせているのか、まずはそういった気の持ちよう、そういった中で奪いどころをしっかりとチームでもう一回共有してプレーをしたのは守備の所は良かったです、攻撃の所で言うと特に変えたのは左サイドの荒木とアダイウトンのポジション。荒木をより高い位置に押し出して、アダイウトンを中でプレーさせる。前半はアダイウトンが外に張ってという形だったんですが、相手が心地よくプレッシャーをかけていたので、そういった改善をしたところ、それがそのままピッチで得点に繋がったのはチームのより自身に繋がったところだったのかなと思っています。
Q:荒木、アダイウトンのポジション、立ち位置の変更は前半のうちからの修正は難しいのでしょうか。
A:前半のうちからは、その他のちょっとした修正もしたんですが、相手のプレッシャーの方がスピード感があったので、ちょっと難しかったと思います。粘り強く1-1でハーフタイムに戻ってきたのは良かったと思います。
Q:今日のゲームの中で、来季の戦いに繋がる要素のようなものは監督の中で見えてきたものはありますか?
A:今言ったようなサッカーの所で言えば、一つの戦いに限らず試合の中で戦い方を変えていく。それで勝利出来たという事は良かったですし、最後押し込まれても、今日で言えば粘り強く戦って、慌てずに相手の攻撃を跳ね返すというところは良かったと思います。それも来季に繋がる所だと思います。
Q:監督にとってシーズン途中で監督になり、初めて指揮を執りました。改めて監督生活はどのように振り返りますか?
A:当たり前ですが、気の休まる瞬間が無いというのが率直な感想です。僕自身、気を休めてしまったら一気に足元をすくわれるのではないかなという思いでいました。そういった所はありましたけれども、来年は気を張る所、少し力を抜くところ、そういった所も織り交ぜながらピッチの中でもそうですし、ピッチの外でも少し美味しいものを食べに行ったりとか、そういった事もしながら自分の雰囲気がチームに反映すると思うので、自分自身成長して生かしたいと思います。
Q:改めて来季の続投が決まっていますが、その中で来季ヴァンフォーレ甲府でどのような姿、どのようなサッカーを見せていきたいですか?
A:そうですね、本当にアグレッシブな姿勢をまず見せて戦うことで、サポーターの皆さんも応援しようという気持ちになると思いますので、それで勝利をして、積み重ねて、ヴァンフォーレ甲府って最高だよな。とかまたスアジアムに来ようぜとか、子供たちが選手カッコイイなとか思われるような、皆さんに愛されるようなそういったチームにしていきたいなと思っています。
Q:14位という結果になりましたが、順位に対する率直な気持ちをお聞かせください。
A:今日は勝ちましたけれども、喜ばれる順位、勝ち点ではないです。ただ、あと一歩の所で落としたゲームも多かったと思うので、あと一歩の所をみんなで詰められれば、そこの一歩が上回れば、もしかしらたもっともっと上の順位にいられたと思うので、そういった勝負強さというものをチーム全体で勝ち得られるように取り組んで行ければと思っています。
Q:オフシーズンはどんな事をしていきたいと思いますか。
A:オフシーズンにやらなければいけないのは、まずは休むということですね。休んで充電して1月の頭にスタートになりますけれども、そこから一気にスイッチを入れてアクセルを踏んで開幕に向かっていく。そのために体を休めて、栄養を取って、良いものを見て、良いものを聞いて、良いものを食べて、そういう時間を過ごして来シーズンに備えていって欲しいなと思っています。
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