試合結果

8.31 (土) 18:00

2024明治安田J2リーグ 第29節

HOME JIT リサイクルインク スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

1-0

鹿児島ユナイテッドFC

23分 OWN GOAL
1 前半 0
0 後半 0
ヴァンフォーレ甲府 鹿児島ユナイテッドFC

選手交代

71分
三平 和司→ ピーター ウタカ
10分
永井 颯太→ 沼田 駿也
79分
鳥海 芳樹→ 宮崎 純真
63分
藤本 憲明→ 鈴木 翔大
84分
木村 卓斗→ 中山 陸
63分
中原 秀人→ 藤村 慶太
84分
飯田 貴敬→ 関口 正大
79分
星 広太→ 野嶽 寛也
79分
沼田 駿也→ 有田 光希

警告・退場

60分

イエローカード 広瀬 健太

ヴァンフォーレ甲府 鹿児島ユナイテッドFC

スターティングメンバー

GK 88

渋谷 飛翔

GK 1

泉森 涼太 イエローカード イエローカード

DF 21

ヘナト アウグスト イエローカード

DF 3

外山 凌 イエローカード イエローカード

DF 16

林田 滉也 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 4

広瀬 健太 イエローカード

DF 3

孫 大河

DF 17

星 広太

MF 24

飯田 貴敬

DF 28

戸根 一誓

MF 34

木村 卓斗 イエローカード

MF 16

河野 諒祐 イエローカード

MF 26

佐藤 和弘 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 24

永井 颯太

MF 7

荒木 翔 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 27

山口 卓己

FW 18

三沢 直人

MF 35

中原 秀人 イエローカード

FW 10

鳥海 芳樹 イエローカード

FW 10

藤本 憲明 イエローカード イエローカード

FW 9

三平 和司

FW 38

有田 稜 イエローカード イエローカード

サブメンバー

GK 32

コ ボンジョ

GK 13

松山 健太

DF 35

一瀬 大寿

DF 5

井林 章

DF 23

関口 正大 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 8

藤村 慶太

MF 14

中山 陸

MF 14

野嶽 寛也 イエローカード イエローカード

MF 13

村上 千歩

FW 9

有田 光希

FW 19

宮崎 純真 イエローカード

FW 32

沼田 駿也

FW 99

ピーター ウタカ

FW 34

鈴木 翔大 イエローカード イエローカード イエローカード

監督

大塚 真司 浅野 哲也

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 鹿児島ユナイテッドFC
7 シュート 6
8 GK 5
4 CK 3
11 直接FK 12
3 間接FK 2
3 オフサイド 2
0 PK 0

試合総評

明治安田J2第29節 『甲府 1-0 鹿児島』


『ホームで鹿児島に勝利し2連勝!昇格プレーオフを目指して勢いに乗る甲府イレブン!』
J2リーグ第29節の甲府はホームで鹿児島と対戦。

残り10試合となった今シーズンだが両チームの順位を見るとお互い上手くいかないシーズンとなっている。それでも甲府は徐々に調子を取り戻し着実に順位を上げており、昇格プレーオフ圏内を目指す。
対する鹿児島は残留争いを繰り広げており、勝利が絶対条件の中戦う。甲府にとって決して油断できる相手ではない。

試合は前半のうちに甲府がオウンゴールで先制する。ラッキーな形でリードを奪った甲府。その後は鹿児島に攻め込まれるシーンもあったが、堅実な試合運びで時間を進め甲府が勝利を収めた。

甲府はこれで2連勝。シーズン終盤に向けて勢いを付けていく。今節を振り返る。

◆ ◇ ◆

19位鹿児島(勝ち点23)をホームに迎えて戦うVF甲府の第29節。台風10号の影響で開催が危ぶまれたが、試合前には降雨も止んで無事に開催された。

甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:渋谷選手。CB:孫選手、林田選手、ヘナト選手。WB:荒木選手、飯田選手。ボランチ:佐藤選手、木村選手。シャドー:鳥海選手、三沢選手。ワントップ:三平選手の布陣。前節の栃木戦からは3人を入れ替えて挑む。

前節の栃木戦では同点に追いつかれるも、試合終盤に粘り強さと集中力を見せて鳥海選手の逆転弾で勝利を掴んだ甲府。今節の鹿児島も栃木と同様に残留に向けて全力で向かってくるため難しい試合になると予想されるが、前節で見せた粘り強さと攻守一体の攻防で勝ち点を積み上げたい。

今節を含めてJ2リーグも残り10節。勝ち点35の甲府はプレーオフ圏にも降格圏にも勝ち点10ポイント差でこれからの勝敗が大きく順位に関わってくる。

鹿児島はJ2残留をかけて。甲府はプレーオフ圏内入りを目指して連勝に挑む戦いが始まる。

《前半》
甲府のキックオフで試合開始。

試合開始直後から甲府がボールを持つ時間が長くなるものの、ゴール前を固める鹿児島の守備に阻まれて試合のテンポはスローに。しかし意外な形で甲府が先制に成功する。

23分、荒木選手からゴール前にクロスが入る。これをクリアしに戻ってきた相手選手のヘディングでのクリアボールが直接鹿児島ゴールに収まってしまい、鹿児島のオウンゴールで先制に成功した。

先制したことで試合のスピードが速くなってきた。27分には右CKから三平選手のドンピシャヘディングがあったが相手GK泉森選手の好セーブで追加点は阻まれてしまう。

その後は1点ビハインドの鹿児島が前に出てくる時間が増えたがアラートを高めて守る甲府。このまま甲府がリードして前半は終わるかと思われたが、アディショナルタイムの45+1分に甲府は自分たちの守備からピンチを迎える。DFからの戻り球を味方に繋ごうとダイレクトでキックしたGK渋谷選手のボールが有田選手に奪われてしまい、ゴール正面に走り込んできた藤本選手にシュートを打たれてしまう。しかしシュートは右ゴールポスト直撃。

一旦はピンチを逃れた甲府だったが、45+4分にも外山選手のシュートが右ポスト直撃。前半は甲府の1点リードで折り返したが、試合は0-0と考えて後半最初からアグレッシブな試合を見せたい。

※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
 ご加入方法はこちらです。

試合終了後 監督記者会見

 苦しい試合でしたが、勝ち点3をみんなで奪えたという事はすごく大きな事で、ゲームの事を話をすれば、良い入り立ち上がりで相手を圧倒する形で得点を取ることが出来ましたけれども、そこからは少し苦しい時間帯が続きました。でもそれは相手とのシステムの嚙み合わせ上、仕方のない所もあり、そこを受け入れて選手たちは粘り強く、我慢強く戦えてゼロで抑えられたというのはすごくポジティブな事だと思います。後半の途中に自分たちのシステムを少しいじりながらプレーしたんですが、そこに選手の適応力、対応力、もう一回自分たちに主導権を持ってきた良いゲームだったと思います。勝ち点3を最後にサポーターと喜びを分かち合えた事が何よりだったと思います。

Q:立ち上がりすごく良い形でしたが、途中から難しくなってきたと思いますが、その中でも1-0でしっかりと勝ち切れた最大の要因はどのような所だと思いますか?
A:日々の積み重ねだと思います。自分たちがどうなりたいのか。どこに向かっていきたいのか。今日ミーティングで共有したのは残り10試合で6位まで勝ち点10差。降格圏まで勝ち点10差。自分たちが今日これからどっちの道に進むのか。それを見極めるゲームなんだというのを共有して入りました。選手たちがこうやって粘り強く1-0で終えることが出来たのは、ここから上に行くんだという強い思いだったと思うので、そういう意味でも今日の勝ちは大きくて、またみんなと下を気にするのではなくて上に向かってやっていけるというのは非常に大きな事だと思っています。

Q:前節の栃木戦も先制をして追いつかれて最後に勝ち越しました。勝負強さというかここ数試合は、負けてしまった試合もありますが、前半戦に比べて勝ち切る力がついてきたと思っていますが、いかがでしょうか。
A:勝っているという事はそういう事だと思いますし、僕自身素晴らしい、良いサッカーというものをしたいです。両方追いかけていこうというのも共有していて、ファイトする部分と芸術性、どちらかではないと。どっちも自分たちには大きくてそれをどんどん大きくしていきたいという部分で勝ちに拘る。良いサッカー、美しいサッカーもそうですが、それを目指しながらそこよりも勝ち点3、勝利というものを我々はプロですから、そこを意識してやれているのが大きいのではないかと思います。

Q:今日のスターティングメンバーで行きますと、三平選手、鳥海選手、三沢選手の前線でした。かなり前線からのプレスがあり、後ろのラインも比較的高く保っていたように見えましたが、今日の試合の入り方の狙いを教えて下さい。
A:今おっしゃったように、やっぱり鹿児島という相手にどういったゲームになるだろうという所で、鹿児島に勝てる選手をまず選んでその選手たちがハードワークをして、ウタカも途中からでしたけれども、彼のポテンシャルを大きく示してくれましたし、最後までハードワークしてくれましたし、最初から、途中から出た選手みんな本当に良くやってくれました。

Q:今日1-0で勝ちましたが、もう1点取るというところで、鹿児島さんもすごい良い守備をしていてブロックを崩せなかった印象でしたが、2点目を取るために必要なアクションはどのようなところでしょうか。
A:2点目を取るチャンスはあったんですけれども、そこには勢いも大事ですが、それと同時に冷静さというところも個人としても、チームとしても相手をしっかりと仕留めに行くという所はこれからもチームとしてやっていかなければいけないところだと思います。

Q:連勝したこと。それから3バックの選手を代えて臨みましたが、その評価を教えて下さい。
A:鹿児島さんの戦い方。そういうところを含めてこのメンバーにしました。ゼロに抑えたので、センターバックだけではないですが、GKの渋谷飛翔を含めて本当に良くやってくれたと思います。連勝については、本当に勝ち続けることが僕らが本来目指しているところに到達するためには必要なことなので、今日連勝したことによって、先ほども言いましたが下ではなく上を目指せるというところの大きな1勝になったと思うので、また更なる連勝を目指してハードワークしていきたいと思います。

Q:次はリーグ戦のプレッシャーのない、ルヴァンカップのフロンターレ戦になりますが、この2試合はどういう戦いにしていきたいと考えていますか?
A:連勝をした後にそういった大きな相手に向かっていけるというのはチームにとって、プラス要素だと思います。また違う大会になりますので、そこに向けて中3日、日にちは少ないですが、ベストな状態で臨めるようにみんなでやっていきたいと思います。



※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
 ご加入方法はこちらです。

試合データ

試合開始日時 2024年08月31日(土) 18:00
試合会場 JIT リサイクルインク スタジアム
主審 松澤 慶和
副審 唐紙 学志
副審 緒方 孝浩
第4の審判員 椎野 大地
入場者数 4,792人
天候 曇、弱風
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 24.0℃/73.0%