GAME
試合結果
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選手交代
63分
荒木 翔→ 小林 岩魚
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46分
チアゴ アウベス→ 坪井 清志郎
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63分
三平 和司→ ピーター ウタカ
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63分
柿谷 曜一朗→ 杉本 太郎
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72分
アダイウトン→ 武富 孝介
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68分
カイケ→ 内田 航平
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72分
鳥海 芳樹→ 木村 卓斗
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87分
エウシーニョ→ 髙田 颯也
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80分
山本 英臣→ 佐藤 和弘
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87分
永木 亮太→ 杉森 考起
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警告・退場
90分+1
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16分
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89分
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スターティングメンバー
GK 33
山内 康太
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GK 1
ホセ アウレリオ スアレス
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DF 23
関口 正大
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DF 18
エウシーニョ
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DF 4
山本 英臣
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DF 4
カイケ
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DF 5
今津 佑太
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DF 5
森 昂大 |
DF 7
荒木 翔
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DF 26
青木 駿人 |
MF 16
林田 滉也
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MF 54
永木 亮太
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MF 14
中山 陸 |
MF 20
児玉 駿斗
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MF 19
宮崎 純真
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MF 42
橋本 健人
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MF 10
鳥海 芳樹
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MF 8
柿谷 曜一朗
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MF 51
アダイウトン
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FW 7
チアゴ アウベス |
FW 9
三平 和司 |
FW 9
ブラウン ノア 賢信
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サブメンバー
GK 32
コ ボンジョ |
GK 21
田中 颯 |
DF 6
小林 岩魚 |
DF 6
内田 航平 |
DF 24
飯田 貴敬 |
DF 13
西野 太陽
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MF 34
木村 卓斗
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MF 10
杉本 太郎
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MF 26
佐藤 和弘
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MF 17
髙田 颯也
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MF 8
武富 孝介
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MF 11
杉森 考起
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FW 99
ピーター ウタカ |
FW 30
坪井 清志郎
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監督
大塚 真司 | 増田 功作 |
試合総評
明治安田J2第23節 『甲府 1-3 徳島』
『大塚監督新体制の初陣を勝利で飾ることができず、逆転負け』
J2リーグ第23節の甲府はホームで徳島と対戦する。前回対戦では甲府の攻撃力が爆発し大勝を収めたが、徳島も徐々に調子を上げてきている。14位の甲府と13位の徳島ということでどちらも絶対に勝利が欲しい。
試合はホームの甲府が前半のうちに先制。前半はほとんど甲府のペースで試合を進めたが、後半徐々に徳島もペースを上げてくる。
2失点を喫し逆転を許すと終了間際にダメ押しの3点目を決められ試合終了。甲府はこれで9試合勝利無しという状況となってしまった。9
今節を振り返る。
大塚真司新監督体制で挑む初戦の相手は徳島となった。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:山内選手。CB:今津選手、山本選手、関口選手。WB:荒木選手、宮崎選手。ボランチ:中山選手、林田選手。シャドー:アダイウトン選手、鳥海選手。ワントップ:三平選手の布陣。前節からの変更は2名で、トップに怪我から復帰した三平選手、ボランチに中山選手が起用された。
7月2日に発表された篠田善之監督から大塚真司コーチへの監督交代発表。それから中3日で迎える今節の徳島戦では、大幅なフォーメーション変更は無く3-4-2-1でスタートする模様。スキルやテクニック面ではなく、監督交代によるメンタル面での影響が大きいと思われるが、怪我から復帰した三平選手をはじめとして、今節では選手がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、また後半での選手起用に注目したい。
開幕初戦で甲府は徳島と対戦し、甲府はアウェーながらも5得点で快勝。その後一時はリーグトップを走っていた甲府とスタートダッシュに失敗した徳島が今やほぼ同じ立ち位置で、またこのタイミングで対戦するのも何か妙な感じもするが、J2残留のためにはどちらのチームにとっても勝ち点3が欲しい状況は同じ。あとは勝利に対してチームが一丸となれるかが勝敗のカギになるだろう。
さあ、心機一転となった甲府。”攻守一体”を掲げる大塚新監督の初戦を勝利で飾れるか。指揮官もシステムもシーズン中に変更となった両チームの対決を見てみよう。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。試合開始直後は両チームとも相手の出方を伺うような静かな立ち上がりとなった。
甲府は13分に中山選手からのスルーパスに抜けだしたアダイウトン選手がペナルティエリアの左からクロスを供給。後方から走り込んできた三平選手がシュート。シュートは浮いてしまったがこれが後々の布石だったかもしれない。
試合はお互いがボールを持つ時間を作るが、徳島にボールを持たれても甲府はアラートを高めて対応。クロスまで持ち込ませない。逆に甲府は右サイドの宮崎選手、鳥海選手の連携や三平選手が降りてきてボールを受けるなど少しづつペースを引き寄せていった。
途中、膠着状態が続いたが、38分に甲府に先制点が生まれる。13分の攻撃と同じで、中山選手からのスルーパスに反応したアダイウトン選手がクロスを供給し、ゴール左手前に入ってきた三平選手が、今度はダイレクトボレーを左足でタイミングを合わせてシュート。GKがこぼしてボールはゴールに吸い込まれた。
さらに攻撃の手を強める甲府だったが追加点は取れず。甲府が1点リードで前半を折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
1-3という結果で、90分終わった時に自分たちの結果がどうなっているかが大事ですし、今の我々には特にそれが大事ですので、1-3という結果で敗れてしまった事、それが全てだと思います。
Q:前半、良い形でボールを主体的に動かしながら相手を見ながらサッカーが出来ていたと思いますが、監督に就任してから4日間という短い時間ではありますが、落とし込もうとしたこと、変化させようとした事はどんな事がありますでしょうか。
A:攻撃、守備共に攻守一体となって90分プレーし続けるというところを意識して、試合の中では良い時もあるだろうし、苦しい時もある。それをみんなで乗り越えて行こうという中でゲームをしました。その中で選手に話をしたのは、自分も含めてですが、まず自分自身が1-0で勝っているという所でどこか心に隙がなかったのかどうか、ここを見つめ直さなくてはならないですし、選手もピッチの中でどこかに隙があったかどうか、そこはやっぱりもう一回見つめ直して欲しいという事を伝えました。我々は強いチームになりたい。強いチームになって勝てるチームになっていきたい。そのために今日の敗戦というのから学んで次に生かしていかなければいけないと感じています。
Q:戦術的な事で何か変えたことはありますか?
A:攻撃するところのオーガナイズというところは、少し意識してトレーニング、ミーティングを重ねて選手たちには伝えましたし、ただそれを決めつけて選手を縛るのではなくて、大きな枠を伝えて、その中から選手たちがフレキシブルにサッカーをしていくという部分では良かったところもあると思いますけれども、何度も繰り返しになりますが結果が全てなので、そこを自分自身も重く受け止めたいと思います。
Q:降格圏が近づいてしまっている現状ですが、監督から見てここから更に強く結果を出せるチームにしていくために必要な事はどんな事でしょうか。
A:今言ったように攻守一体となって90分間戦い続けるというところですね。あとはちょっとした隙を与えないという所。個人的な所ではなくてチームとして今どうしなくてはいけないというのを皆で感じ取ってサッカーをしていきたいと思います。
Q:中山陸選手がリーグ戦では初先発でしたが、起用の意図を教えて下さい。
A:彼は技術が高い選手です。ただそれで使った訳ではなくて、私はコーチでいましたから今年始まって、この1週間、1ヶ月ではなくて、この2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、彼の成長、振る舞い、言動、ピッチの中、ピッチの外。そういう所を自分なりに見てきた中で、彼にはチャンスを与えても良いのではないかと決断しました。
Q:今日のゲームの中で甲府の良い時間の時はプレスとラインがとても連動している印象を受けましたが、監督としての評価を教えて下さい。
A:そういった部分に関しては良かった部分もありますけれども、それをやっぱり90分間通さないとこういった結果になってしまう。という所を僕自身と選手ともう一回見つめ直してやらなければならないと感じています。
Q:今日トップに入った三平選手は明確に守備のスイッチを入れているという所で周りの選手もつられるように動いているというところもありましたが、起用した選手の評価を改めて教えて下さい。
A:今日出た選手はみんな自分の個性、役割を生かしてやってくれたと思います。みんな同じ選手ではなくてそれぞれが持っている強みをしっかり出してプレーしてくれたのではないかなと思います。さんぺー(三平選手)に関しては得点も取りましたし、すごく良くやってくれたと思っています。
Q:前半とても良い形に見えました。後半、失点した後、監督からはどのような所を強調して選手たちに伝えましたか?
A:失点をして一番嫌だったのは、精神的ダメージを必要以上に受けすぎるというのが僕自身気になったので、これで同点になった訳ですが、0-0(と同じ)なんだ。ここからもう一回という所で気持ちを引き締めてプレーして行きましたが、選手はやっぱり前半から走り続けていましたし、疲労も重なったのとそういう所で勝負強さというところでまだまだ足りないものがあったと感じています。
Q:90分以上戦ったサポーターに向けてもメッセージをお願いします。
A:本当にテクニカルエリアに立っていてもサポーサーの皆さんの一体感をすごく感じ、後押し、力強さを感じました。だからこそ、それに結果で答えられなかったというのは本当に申し訳ないですし、結果が全てなので勝たせなければならない。ただこれはもう戻ってこないので、また水曜日の天皇杯、そしてその次の長崎。良い相手です。思い切ってやっていきたいと思います。
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