GAME
試合結果
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選手交代
11分
ヘナト アウグスト→ 飯田 貴敬
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60分
相良 竜之介→ 名願 斗哉
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66分
アダイウトン→ 鳥海 芳樹
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70分
オナイウ 情滋→ 鎌田 大夢
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66分
佐藤 和弘→ 木村 卓斗
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84分
小出 悠太→ 内田 裕斗
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72分
ピーター ウタカ→ 内藤 大和
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84分
中島 元彦→ 中山 仁斗
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72分
荒木 翔→ 小林 岩魚
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警告・退場
32分
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45分+1
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45分+2
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スターティングメンバー
GK 32
コ ボンジョ |
GK 33
林 彰洋 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 25
真瀬 拓海
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DF 5
今津 佑太
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DF 22
小出 悠太 |
DF 23
関口 正大
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DF 5
菅田 真啓
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MF 7
荒木 翔
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DF 2
髙田 椋汰
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MF 16
林田 滉也
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MF 6
松井 蓮之
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MF 21
ヘナト アウグスト
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MF 37
長澤 和輝 |
MF 26
佐藤 和弘
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MF 27
オナイウ 情滋
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MF 51
アダイウトン
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MF 14
相良 竜之介
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FW 19
宮崎 純真
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MF 11
郷家 友太
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FW 99
ピーター ウタカ |
FW 7
中島 元彦 |
サブメンバー
GK 33
山内 康太
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GK 1
小畑 裕馬 |
DF 24
飯田 貴敬
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DF 20
知念 哲矢 |
MF 6
小林 岩魚 |
DF 41
内田 裕斗 |
MF 10
鳥海 芳樹
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MF 8
松下 佳貴 |
MF 14
中山 陸 |
MF 10
鎌田 大夢 |
MF 34
木村 卓斗 |
MF 24
名願 斗哉
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FW 44
内藤 大和 |
FW 9
中山 仁斗 |
監督
篠田 善之 | 森山 佳郎 |
試合総評
明治安田J2第19節 『甲府 1-1 仙台』
『ホーム戦で勝利を飾ることができず、ドロー』
J2リーグ第19節の甲府はホームで仙台と対戦。12位の甲府は3連敗で低迷中に対し、仙台は直近の試合で勝ち点を積み重ね現在4位と好調の相手。
勝利から遠ざかっている甲府が流れを引き戻すにはベストな対戦相手となる。
甲府は前節から新しく3バックのシステムを採用。結局前節は敗戦となってしまったが、手応えがあったのも確か。今節も同じく3バックで試合に臨む。
試合は好調の仙台が先制する展開となる。甲府は前半押し込まれる時間が続くがアダイウトン選手の個人技で前半のうちに同点に追いつくと、後半は少しずつチャンスを増やしていく。しかし両チーム得点は生まれずそのまま試合終了。
久々の勝利を目指して戦った甲府だが引き分けという結果に終わってしまった。今節を振り返る。
リーグ戦は38節の前半最後となる第19節。3連敗中の甲府がホームで迎えるのは直近5試合で4勝1敗と右肩上がりな仙台。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:コ ボンジョ選手。CB:ヘナト選手、山本選手、今津選手。WB:荒木選手、関口選手。ボランチ:林田選手、佐藤選手。シャドー:アダイウトン選手、宮崎選手。ワントップ:ピーター ウタカ選手の布陣。前節からフォーメーションを3-4-2-1に変更して挑む2戦目。
前節ではフォーメーションを変更して藤枝に挑んだ甲府だったが、結果としては7試合連続の2失点を喫し3連敗。順位も12位と落とし、プレーオフ圏内まで勝点差も8と開いてしまった。怪我で戦線を離れる選手も多く厳しい台所事情ではあるが、一つ勝利を掴めれば悪い流れを断ち切れそうな雰囲気もあるだけに勝利が欲しい。一方の仙台は直近5試合で4勝1敗と上り調子。リーグ4位につけて自動昇格圏入りを狙うためにも負けられない。
立場は違えど両チームにとって落とせない一戦。システムを入れ替えて挑む2戦目で甲府がどんなサッカーを見せてくれるのかは注目だし、トップからボトムまでが一丸となって「勝利」に向けての気持ちが入ったプレーを見せることができるか。
注目の一戦が始まる。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。
4-4-2のフォーメーションでしっかりビルドアップから作ってくる仙台に甲府陣内でボールを持たれる時間が多くなった。仙台に押し込まれて守備のアラートを高める甲府だったが、跳ね返したボールも仙台に取られてしまい、なかなか前への推進力が出ない。
甲府のDFに負荷がかかる中で踏ん張っていたヘナト選手に怪我のアクシデントが発生し11分に甲府は最初の交代。ヘナト選手を下げて飯田選手を投入。今津選手を左CB、関口選手を右CBとして飯田選手が右WBにポジションチェンジで凌ぐ。
しかし18分に仙台に先制点を許してしまう。ピッチ中央でビルドアップからの縦パスを通されて右サイドに展開されると、オナイウ選手がドリブル突破でペナルティエリア内に侵入されてクロスを供給されてしまう。それを郷家選手にヘディングで合わされてしまった。
その後も仙台優勢の展開が続いたが、スピードと突破力&状況判断力にも優れる飯田選手が高い位置で右サイドでの攻撃の拠点となり始めて、徐々に甲府が盛り返す。
そして30分に同点弾が生まれる。高い位置で相手のビルドアップからのパスをカットしたアダイウトン選手。自らドリブルでゴール右手前に侵入し相手DFのプレスもうまく躱してシュート。これがゴール右上に決まり同点に追いついた。アダイウトン選手の個人技が光ったゴールだった。
同点に追いついたことで選手の距離感や動きも良くなった甲府だったが、地力で優る仙台に押し込まれる展開が続く中で、相手陣内で展開できないまま前半終了のホイッスルとなった。
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試合終了後 監督記者会見
先制点を与えてしまった事で非常に苦しかったですが、何とか勝ち点1をもぎ取れたのはサポーターの声援を借りて選手たちは必死にやったのではないかと思います。まだまだ攻撃、守備で様々な問題がありますが、良い場面もあったり、そうではない場面もあったので、選手たちは真摯にボールと相手と向き合ってやったのではないかなと思います。細かいところを言い出したらキリがないですが、この勝ち点1をどのように前向きに考えて行けるかというのは、全員の選手、スタッフ全てのみんなでまとまって出来るように先頭に立ってやっていきたいなと思います。
Q:今日の試合に関していうと先制点を取られてしまいましたが、その要因はどのように考えていますか?
A:荒木の方にピン止めしてきて、オナイウ選手がずっと張りっぱなしになっている。アダイウトン選手のところで2対1を作るような形が非常に多く、ヘナトが怪我をした事もアクシデントですが、それに伴って相手の2トップが我々のボランチとセンターバックの間のいやらしいところに立っていたというのが、非常にプッシュアップ出来なかった原因。そこを突かれれば、センターバックが出てくれば背後を取ってくるし、我々のボランチが相手のボランチに出て行けば、彼らが下りてきてという、そこがあの時間帯すごく長かったなと。しっかり構える時と出ていく、押し出す作業がうまく出来ている時には彼らを後ろ向きにしてプレスをかけられたのですが、あの時間帯はすごく長かったなと反省しています。
Q:後半オープンな展開になってきて、追加点を取るまで至りませんでしたが、内藤選手や鳥海選手など日本人の選手だけになった時間帯、セカンドボールも拾えて良い感じになっていたと個人的には思いましたが、監督としては残り30分の評価はいかがですか?
A:アダイウトンは仙台の選手たち、DFラインには脅威を与えていたのは事実ですし、ですけれども相手の右サイド、我々の左サイドの守備の所でここ数試合やられているシーンもあったし、彼らも高い位置をどんどん取ってきて追い越してきたりと少し気になってきていたので、早めに。アダイウトンはまだ出来るとアピールをしていましたが、こちらとしては守備の所を(宮崎)純真にやってもらって、交代のカードは3回目なのでどうしても1枚というよりは、内藤大和を入れてウタカはとても捨てがたかったのですが、代えなくてはいけなかったので、思い切って最後の2枚代えをして、今おっしゃった通り、セカンドボールを拾ったりとか守備のところ。仙台は最後、センターバックも出して追い越してきたりとかアグレッシブにやってきた中では、最後体を張ってオミ(山本英臣)を中心にやってくれたのかなと思います。交代した選手たちの評価はまずまずだったと思います。
Q:今節で1巡目が終わりましたが監督から見てこの19戦というのはどのように感じていますか?
A:スタートはうまく来たのですが、なかかか波に乗れないまま、また怪我人がどんどん出てきてかみ合わなかった事が半分。或いはうまくいった時、もちろん勝った試合というのは何とか凌いで勝ったりとか、突き放して勝ったりというのはありましたけれども、半分終わった中ではこの順位と勝ち点は満足できないし、まだまだ構築出来なかったなと思います。ただ、本当に最後の5試合くらいは怪我人が10人以上出たりとかいろいろな状況があった中で、選手たちは苦しく毎試合、腰が引けたようなビクビクしていた試合もあったんですが、今日のこの勝ち点1をどのようにしていくのか。半分終わった中では、サポーターの皆さんが言うように足りないし、もっともっとやらなければいけないと思っています。
Q:J1昇格というのを目標に掲げて始動した中では今の順位、勝ち点というのは満足できないと思いますが、一つではないと思いますが、ここまで勝ち切れなかった原因、要因や責任の所在はどのようなところにありますか?
A:チームが勝っていないところは私の責任がありますので、非常に悔しい思いと残念な気持ちをサポーターの皆様にさせてしまったので、申し訳ないと思っています。ただ、いろいろな事情やいろいろな事、チームは生き物なので様々な問題が起きたり、予期せぬアクシデントもあったり、その中では今日のこの勝ち点1がどのように今後出ていくか。もちろん諦めたつもりも全くありませんが、かなり厳しいという現実があると思います。ただ今日の最後まで諦めず走るとか、そういったところは原点に返るべき姿勢だと思います。或いは運を手繰り寄せるとか、最後のジャッジのところもそうですが、いくつかありましたけれども、しっかりと自分たちのところにボールが落ちるとかそういう最後の際をトレーニングの中からやっていかなくてはいけないと思っています。
Q:オープンになった時間はあったとは言え、今日全体には内容の濃いゲームだったと思いますが、攻守ともに収穫をあげるとしたらどんなところですか?
A:彼らのシステムからすると我々はビルドアップで優位に立てることが多かったと思うんですが、その時間を長くしなくてはいけなかったし、自分たちが持った時にもう少しニアゾーンであったり、背後へのライニンング、或いは斜めのボールを前線の選手に当てるというのは増やしていかないと、このシステムを続けていくならばアタックの所では必要かなと思います。守備の所ではまだ慣れない部分が多くてマンツーマンのような。ウイングバックはマンツーマンではないので、相手がサイドに張ってきているんですが、インサイドハーフのようなポジションを取ってきた時には危険な所を閉じなくてはいけないし、後半は特にそういうシーンがいくつかあったので、また映像を見ながら修正出来ればと思っています。
Q:怪我人が少しづつ戻ってきている。この後、天皇杯もあり過密日程となっていますが、その辺りはどう考えていますか?
A:先ほども言いましたが、この勝ち点1をプラスに考える事。天皇杯はまた違う大会ですが、ここは全員で総力で。誰が出るかというのは難しいのですが、元気な選手をピックアップしてこのスタジアムで走ることが出来ればと思います。
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