GAME
試合結果

ヴァンフォーレ甲府
試合終了
1-4

ヴィッセル神戸
20分 宮崎 純真 |
1 | 前半 | 0 |
53分 OWN GOAL 60分 武藤 嘉紀 78分 大迫 勇也 86分 ジェアン パトリッキ |
0 | 後半 | 4 |
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選手交代
63分
佐藤 和弘→ 松本 凪生
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46分
マテウス トゥーレル→ 本多 勇喜
|
63分
宮崎 純真→ ピーター ウタカ
|
46分
汰木 康也→ 武藤 嘉紀
|
68分
鳥海 芳樹→ 山本 英臣
|
46分
川﨑 修平→ 大迫 勇也
|
79分
三平 和司→ 飯島 陸
|
81分
佐々木 大樹→ 井出 遥也
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79分
長谷川 元希→ ジェトゥリオ
|
87分
ジェアン パトリッキ→ 飯野 七聖
|
警告・退場
89分
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 1
前川 黛也 |
DF 5
蓮川 壮大 |
DF 24
酒井 高徳 |
DF 13
三浦 颯太 |
DF 25
大﨑 玲央 |
DF 23
関口 正大 |
DF 3
マテウス トゥーレル |
DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 19
初瀬 亮 |
MF 10
長谷川 元希 |
MF 16
齊藤 未月 |
MF 16
林田 滉也 |
MF 5
山口 蛍 |
MF 18
鳥海 芳樹 |
MF 21
川﨑 修平 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 14
汰木 康也 |
FW 9
三平 和司 |
FW 26
ジェアン パトリッキ |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 22
佐々木 大樹 |
サブメンバー
GK 33
山内 康太 |
GK 28
坪井 湧也 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 15
本多 勇喜 |
MF 6
小林 岩魚 |
MF 2
飯野 七聖 |
MF 24
松本 凪生 |
MF 18
井出 遥也 |
FW 15
飯島 陸 |
MF 33
扇原 貴宏 |
FW 77
ジェトゥリオ |
FW 10
大迫 勇也 |
FW 99
ピーター ウタカ |
FW 11
武藤 嘉紀 |
監督
篠田 善之 | 吉田 孝行 |
試合総評
天皇杯4回戦 『 甲府 1-4 神戸 』
『J1首位の神戸相手に果敢に挑んだ甲府!先制するも日本トップの力を見せつけられ逆転負け』
前回の天皇杯3回戦で去年に引き続き強豪鹿島を撃破した甲府のラウンド16の相手は現在J1首位の神戸。
3回戦の鹿島戦はPK戦までもつれ込んだ甲府。対する神戸はJ2の磐田を5−2で破りJ1首位の風格を見せて勝ち進んできた。甲府としては鹿島戦のような粘りをこの試合でも見せていきたい。
甲府は主力メンバーを中心とした布陣で日本トップのクラブに挑み、試合が始まると甲府がペースを掴む。そして前半20分に宮崎選手のゴールで嬉しい先制点を奪うと前半はリードしたまま折り返し、J2チームながら、こちらも昨年王者の風格を見せつけた。
しかし後半、神戸の主力である大迫選手、武藤選手らの交代出場で流れがガラリと変わる。J1首位の実力を見せた神戸が後半一気に4点を奪い甲府は逆転負けという結果に終わった。
試合を振り返る。
天皇杯4回戦に駒を進めたVF甲府。前節の鹿島戦ではPKの末に13人目で勝利をもぎ取り、前年度のディフェンディングチャンピオンとして勝負強さを見せたVF甲府。鹿島も強敵だったが、今節対戦するヴィッセル神戸は現在J1首位であり、さらに厳しい戦いが予想される。
甲府の予想フォーメーションは4−2−3−1。GK:河田選手。CB:マンシャ選手、蓮川選手。SB:三浦選手、関口選手。ボランチ:林田選手、佐藤選手。トップ下:長谷川選手。SH:宮崎選手、鳥海選手。ワントップ:三平選手の布陣。リーグ戦からは中3日という状況で6人の入れ替え、3回戦の鹿島戦からだと8人の入れ替えと、まさに総力戦で神戸に挑む。
現在J1でトップを走る神戸は個々の技術が高いのは勿論、フィジカル面の強さも際立っていた。大迫選手や武藤選手、酒井選手、山口選手と全日本経験のある選手も名を連ねる強豪。甲府は勝利をもぎ取るには、いかに長い時間失点をせずに守り、プレスをかけ続ける中で得られるチャンスを得点に繋げられるか。まさに今年チームが掲げている「堅守速攻」が体現できるのか、それが問われる一戦となるが、普段対戦することのない選手とのマッチアップが見られるだけに、相手をリスペクトしつつも怖れず果敢にチャレンジする甲府イレブンの姿を見たい。
必ず勝者が決まるトーナメント戦。勝利を掴んでベスト8に駒を進めるのはどちらのチームか。手に汗握る試合が始まる。
《前半》
神戸のキックオフで試合スタート。
試合は序盤を過ぎるころから甲府がペースを掴む。相手がボールを下げる場面では三平選手を中心にハイプレスを徹底。それが神戸の攻撃の流れをとめ、甲府の積極的な攻撃の流れを作った。
流れを握る中で甲府が20分に先制する。神戸の左サイドライン際、距離のある位置で得たセットプレー。短く繋いでペナルティエリア左で宮崎選手がゴール前に入れたクロスがクリアしようとした相手の頭でボールの弾道が変わり、そのままゴールネットを揺らした。
1点をリードされた神戸がその後押し返す場面もあったが、三平選手を中心としたハイプレスを徹底する甲府の前に、神戸は前への勢いをなくす。甲府のハイプレスと高いDFラインにボールの入れ処を探る神戸が後方でパスを回す場面もあり、背後を狙ってくる神戸本来のサッカーを封印していた。逆に積極的にチャレンジを繰り返す甲府がペースを握りゴール前にボールを入れる場面が増えた。
前半は甲府がペースを握ったまま終了のホイッスルとなった。
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試合終了後 監督記者会見
次のステージに向かうためにやったんですが、残念ながらこのような結果になってしまい非常に残念に思っています。試合の方ですが、立ち上がりから前半は守備の追い方とか、プレスのかけ方というのはうまく出来ていたかなと思います。前線からのプレス、さんぺー(三平)と(長谷川)元希を中心にうまくコースを限定してそれを奪って、少し単発な攻撃も見られましたけれども、それでも1-0で帰ってこれたというのは狙い通りの前半だったと思います。後半、もちろん彼らは出力が上がってきた中で最初の失点の時間が少し早すぎたかなと思っていますし、それによって引けたような試合展開になってしまった事は非常に深く反省しています。そのまま次々に失点を重ねてしまったんですが、もう少し武藤選手の所、彼が入った事。大迫選手のタメ、彼らのタメを信じて追い越してくる選手たちというのを、後半うまく捕まえきれなかった事がひとつ大きな失点の原因だと思っています。私たちはここで敗退してしまったので、サポーターの皆さんにも昨年、ヴァンフォーレはチャンピオンになったんですが、ここで敗退してしまった事を反省しています。これで天皇杯が終わったので、いかに顔を上げて次のリーグ戦に準備出来るかという非常に難しい課題ですが、しかしやるしかないのでしっかりとみんなで見つめて、この敗戦をしっかりと受け止めて進みたいなと思っています。
Q:前半かなり守備の部分でハードワークをしていた。プラス相手が恐らく後半ギアを上げてくるだろうなというところで、プラスの出足も鈍くなるだろうと想定していたかと思いますが、その中でハーフタイムはどのような後半にしようと思っていましたか。
A:ハーフタイムの時点で3人変わってくるのは情報が入っていたので、予想通りの配置になったし、彼らのやってくるというのは分かっていたんですが、少し失点の時間、我々がアタックをしてそれを取られてカウンターという、まさに神戸がやりたい所のストロングを出させてしまったので、やっぱり自分たちのアタックを完結出来るようなクオリティであったり、もう少し奥に、もう一歩、ペナのボックスの中で完結出来るような攻撃が出来たらあの失点も無かったと思うし、そこだけではなくて抜き出せば最後の最後のゴールを守るという所では少しうまく自分たちの距離感はうまく出来なかったなと。予想していた通りの展開だったんですけれども、大迫選手、武藤選手たちが後半なのかスタートなのかというのはゲームの前は分からなかったですが、後から出てくるという事でこういう展開になるというのは予想出来ていた事ですけれども、それにチームとして私としてちょっと対応しきれなかったなと思っています。
Q:後半、山本選手を入れて少し立ち位置、布陣を変えてという形だったと思いますが、この狙いは?
A:やはり武藤選手、パトリッキ選手がサイドに張って、大迫選手が例えば長いボールに対して左に寄って来てとか、そこの4枚で対応している所がよりニアゾーンへのランニングを自由にさせてしまっていたので、オミ(山本選手)を入れて3-4-3の形を取りましたけれども、予想以上に武藤選手に入るタイミングでやっぱり酒井選手や大迫選手に入った瞬間に信じて追い越すサポート。これは本当に前半と全然違ったスイッチだったので、それを回避するためにオミを入れて何とかスライドを速くするというのを考えました。
Q:現状J1でトップにいるクラブを相手に今後リーグに繋げなくてはいけないなと感じる部分はありましたか?
A:勿論、彼らの個人の技術とか能力というのは分かっている事なんですが、我々もやはりスピード感という部分では、背後に出ていくというのを彼らはやめなかったし、我々のディフェンスラインの背後に落としたボールをそのままゴールに向かっていけるような姿勢というのは、ゴールに直結するプレーというのは私も目指したい所のひとつなので、参考にしたいなという部分もいくつかゲームの中で見れましたので、トライはしたいなと思います。
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