GAME
試合結果
![]() |
![]() |
---|
選手交代
46分
宮崎 純真→ 鳥海 芳樹
|
53分
中村 慶太→ 名倉 巧
|
46分
松田 陸→ 関口 正大
|
72分
カイオ セザール→ 松澤 海斗
|
82分
飯島 陸→ 内藤 大和
|
87分
マルコス ギリェルメ→ 高橋 峻希
|
87分
三平 和司→ ジェトゥリオ
|
|
90分+3
松本 凪生→ 品田 愛斗
|
警告・退場
47分
|
56分
|
51分
|
90分+2
|
![]() |
![]() |
---|
スターティングメンバー
GK 21
渋谷 飛翔 |
GK 21
波多野 豪 |
DF 2
松田 陸 |
DF 8
増山 朝陽
|
DF 5
蓮川 壮大
|
DF 25
櫛引 一紀
|
DF 49
井上 詩音
|
DF 18
今津 佑太
|
MF 6
小林 岩魚
|
DF 23
米田 隼也
|
MF 10
長谷川 元希
|
MF 10
カイオ セザール
|
MF 24
松本 凪生
|
MF 6
鍬先 祐弥
|
MF 71
中村 亮太朗 |
MF 47
マテウス ジェズス
|
FW 9
三平 和司
|
MF 2
マルコス ギリェルメ
|
FW 15
飯島 陸
|
FW 50
中村 慶太
|
FW 19
宮崎 純真
|
FW 9
フアンマ デルガド
|
サブメンバー
GK 33
山内 康太 |
GK 1
富澤 雅也 |
DF 23
関口 正大
|
DF 28
高橋 峻希
|
DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 40
白井 陽貴
|
MF 17
品田 愛斗
|
MF 13
加藤 大
|
MF 18
鳥海 芳樹 |
MF 14
名倉 巧
|
FW 44
内藤 大和 |
MF 38
松澤 海斗 |
FW 77
ジェトゥリオ
|
FW 27
都倉 賢
|
監督
篠田 善之 | ファビオ カリーレ |
試合総評
明治安田生命J2第39節 『 甲府 1-1 長崎 』
『プレーオフを懸けた直接対決はドロー。順位が下の甲府として何としても勝ち点3が欲しかった』
J2リーグ第39節の甲府はホームで長崎と対決。プレーオフ進出のボーダーラインである6位の長崎とその一つ下に位置する甲府の直接対決で甲府は勝てば順位が入れ替わる状況。両者にとって絶対に落とせない試合である。今季の甲府と長崎は天皇杯でも対決していて1勝1敗。拮抗した試合展開が予想される。
試合はアウェイの長崎がPKで先制。甲府にとっては厳しい展開となった。両者激しい球際の勝負で譲らない時間が続いたが、後半に同じくPKで甲府が同点に追いついた。その後は両チーム懸命に走り抜いたがどちらも得点ならずそのまま試合終了。
両者にとって悔しい結果になり、より一層プレーオフ争いが激化していく。今節を振り返る。
リーグ戦も終盤となってきた第39節。7位のヴァンフォーレ甲府がホームに6位V・ファーレン長崎を迎え、プレーオフ圏内入りをかけて戦う大一番となった。
VF甲府の試合前の予想フォーメーションは4-2-3-1。GK:渋谷選手。CB:蓮川選手、井上選手。SB:小林選手、松田選手。ボランチ:中村選手、松本選手。トップ下:飯島選手。SH:長谷川選手、宮崎選手。ワントップ:三平選手の布陣。クリスティアーノ選手は長崎からの期限付き移籍のため出場できず、ALL日本人で挑む長崎戦となった。
前節の町田戦では前半を1-2と1点ビハインドで折り返したものの、後半に2点を追加し逆転したVF甲府。しかし試合終了間際に町田に同点弾を決められてしまい、3-3のドローとしてしまったVF甲府。ほぼ勝利を手中に収めていただけに勝ち点2を失ったショックも大きかったが、その経験も今節への勝利への礎としたい。
今節対戦する6位の長崎には第9節で1-2で負けており、今節はその借りも返したい所。しかし前線には23得点とリーグ得点王を独走するフアンマ デルガド選手をはじめとして強力な攻撃陣を擁しており、甲府としてはトップからボトムまでチーム一丸となって「堅守」を見せたいところ。攻撃面ではトップに三平選手が入り、トップ下にはACLや町田戦でもハードワークが光った飯島選手が入る。試合前の篠田監督のコメントや選手からも「先制点がポイント」という言葉がでており、ここに長谷川選手や宮崎選手、ボランチやSBも絡んで分厚い攻撃を相手ゴール前で見せたい。
今節はVF甲府がプレーオフ圏内入りできるかどうかがかかる大一番であり、今節の勝利無くしてプレーオフ圏内入りの可能性はほぼ消滅するだけに勝利以外の結果は不要。恐れず果敢に自分たちの積み上げてきたものをピッチ上で出して、勝利を掴めるか。
2023シーズンのVF甲府の今後を決める一戦が始まる。
《前半》
長崎のキックオフで試合開始。序盤からペースは長崎に握られる。
長崎の前線の4外国選手の突進力のある攻撃とパスを繋いでの緩急をつけた攻撃に甲府は押し込まれてしまった。6分にはエリア右から供給されたクロスに後方から米田選手に走り込まれてヘディングされるもののGK渋谷選手がからの正面でブロック。ここから長崎の攻撃に晒される。
長崎の攻撃に耐えて甲府がビルドアップからボールを繋いで長崎陣内を伺うにも、長崎の隙の無い守備の前になかなかボールを前に送れない。長崎にボールを持たされている時間が長くなった。また相手のビルドアップに対して三平選手がプレスを掛けに行くものの、適度な距離感を保つ長崎のDF陣に対して面でのプレスができない。
長崎の攻守の前に後手に回ってしまった甲府。試合が動いたのは36分。先制したのは長崎だった。マテウス ジェズス選手がエリア左手前から縦に入れたボールに米田選手に走り込まれる。このピンチを阻止しようと井上選手が繰り出したスライデングタックルで米田選手が転倒し、これがPK判定。非常に微妙な判定だったが、中村選手にゴール左中段にシュートを決められて長崎に先制を許してしまった。
その後も試合は長崎ペースで進み、ゴールこそ許さなかったものの、何度かGK渋谷選手が脅かされる場面を作られてしまった。
長崎にペースを掴まれて崩せないままホイッスルを迎えた前半。1点ビハインドで迎える甲府の後半の立て直しが待たれる。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
やはり悔しいというのが一つあります。先制点を与えてしまった事というのは、よりチームを苦しくしたと思います。ただ後半少し中央に選手を集めてボールを動かしながらというのを、押し込む時間はこのゲームは長くなるだろうと読んでいた中で、PKを獲得出来た、さんぺー(三平選手)もプレッシャーがあったけど、落ち着いて決めたというのは良かったと思います。いくつかチャンスがありましたけれども、やはり最後のクオリティ、落ち着き、2対1のところのダイナミックさ、付けるタイミング。思い返せばいろいろな事が出てきますけれども、自分たちにとっては勝ち点3はどうしても欲しかったゲームですが、この勝ち点1を前向きに出来るかというのは、また私たちの仕事だと思いますので、残りのゲームにこの引き分けが生きられるように、なんとか1ポイント取れたというのは前向きに考えたいなと思います。下向き、後ろ向きな事を言っても仕方がないので、残り3試合にサポーターの皆さんも前向きになってもらって後押しをして頂ければと思います。
Q:チームとして勝ち点3が取れなかった中でもリーグ戦7戦負けずに来れているという所、ここから残り3戦はどういう所が大事になると考えていますか?
A:やはり勝ち切るためにどうしていくかと。それはシーズンが始まってからずっと続いているテーマですけれども、残り3試合を先ほども言いましたけれども、前向きにまず考えて日頃のトレーニングから残り少ない時間を過ごせるかというところと、やはりスピード感をもう少し上げなくてはいけない。ダイレクト、或いはワンタッチ、ラストパス、動き出しのタイミング等、ゴールを割るための動作、クオリティを上げていかなければいけないと思います。ちょっとポジションイングの所でかぶったりとか、外に張りすぎてボールを受けれなかったというのもあったので、前半は特に。そういったところを改善していきたいのと、対戦相手によってまた変わってきますので、そういう所をしっかり見極めて選手たちに伝えられればなと思います。とにかく顔を上げて次のゲームに準備したいと思っています。
Q:前半、クロスが上がるシーンが何本もあったかと思いますが、そこが単調になってしまったかなと思いますが、その辺は監督の目から見てどのように映りましたか?
A:ハーフタイムにも言いましたけれども、広い位置からのクロスが非常に多くて私たちが狙っていたクロスではないので、そこは少し反省しなくてはいけないなと。もうひと捻りというか、あの位置からニアゾーンへ走ったりとか、或いはサイドバックがもう一個早く高い位置を取って、ボックスのラインの横の所に進入しようということを前半から伝えていたんですが、右も左もそれが広い位置からのクロスは単調になったなと。それがあったので、人を代えて選手たちにもう一度整理して相手がより中央というか引いてスペースを埋めてきたので、なかなか難しかったと思いますが、それでももう少し足元に刺すようなパスだったりとか、サポートは必要だったと思います。
Q:失点はPKからでしたが、サイドを剝がされたというか崩されてでしたが、チームとして個人としてどう見えましたか?
A:自分たちが攻撃をしていてそのボールを拾われてカウンターというのは、一番警戒していたことなんですけれども、前半のあの失点のシーンであったりとか、後半の中盤のあたりでフアンマ選手に運ばれたシーンなんかは、やはりリスク管理とポジショニング、DFラインとサイドバックの上がるタイミングはあまり良くなかったなと。そのことでスペースを与えてしまったなと思います。
※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
ご加入方法はこちらです。