試合結果

6.11 (日) 16:03

2023明治安田生命J2リーグ 第20節

HOME JIT リサイクルインク スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

4-0

レノファ山口FC

64分 須貝 英大
67分 三平 和司
79分 ピーター ウタカ
90分+3 三平 和司
0 前半 0
4 後半 0
ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC

選手交代

55分
武富 孝介→ 鳥海 芳樹
54分
吉岡 雅和→ 小林 成豪
55分
ジェトゥリオ→ 三平 和司
68分
河野 孝汰→ 高木 大輔
82分
須貝 英大→ 三浦 颯太
68分
大槻 周平→ 梅木 翼
86分
井上 詩音→ エドゥアルド マンシャ
82分
田中 稔也→ 皆川 佑介
86分
佐藤 和弘→ 荒木 翔
82分
沼田 圭悟→ 国本 玲央

警告・退場

41分

イエローカード 高橋 秀典

57分

イエローカード 高橋 秀典

57分

レッドカード 高橋 秀典

ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC

スターティングメンバー

GK 1

河田 晃兵

GK 21

関 憲太郎

DF 2

須貝 英大 イエローカード

DF 2

高橋 秀典 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 5

蓮川 壮大

DF 5

松本 大輔 イエローカード

DF 23

関口 正大

DF 3

ヘナン

DF 49

井上 詩音 イエローカード

MF 16

吉岡 雅和 イエローカード

MF 8

武富 孝介 イエローカード

MF 4

神垣 陸

MF 10

長谷川 元希

MF 6

矢島 慎也 イエローカード イエローカード

MF 16

林田 滉也 イエローカード

MF 14

沼田 圭悟 イエローカード

MF 26

佐藤 和弘

FW 20

河野 孝汰

FW 77

ジェトゥリオ

FW 11

田中 稔也

FW 99

ピーター ウタカ

FW 13

大槻 周平

サブメンバー

GK 21

渋谷 飛翔

GK 31

寺門 陸

DF 13

三浦 颯太

DF 41

国本 玲央

DF 40

エドゥアルド マンシャ

MF 33

山瀬 功治 イエローカード

MF 7

荒木 翔 イエローカード

MF 18

高木 大輔 イエローカード

MF 18

鳥海 芳樹

FW 28

小林 成豪

MF 24

松本 凪生 イエローカード イエローカード

FW 24

梅木 翼

FW 9

三平 和司

FW 9

皆川 佑介 イエローカード

監督

篠田 善之 フアン エスナイデル

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC
10 シュート 4
12 GK 5
4 CK 0
9 直接FK 12
1 間接FK 0
1 オフサイド 0
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第20節 『 甲府 4-0 山口 』


『ジェトゥリオ選手がJ初ゴールも上位直接対決で黒星』
J2リーグ第20節の甲府はホームにレノファ山口FCを迎えての対戦となった。第19節の大分に敗戦し順位を5位と下げた甲府だが、自動昇格圏入りまでの勝ち点差は僅かに2。山口はフアン エスナイデル監督に変わっての初戦であり、戦略的な浸透度などは未知数。試合はやってみないと分からないが、VF甲府にとっては上位追随のためにも大切な一戦となる。

試合は始まってみるとハイライン&ハイプレスをかけてきた山口に攻めあぐねる時間が続いたが、後半に入って山口のDFがイエローの累積で退場になると一気に甲府の時間となった。後半19分の須貝選手の先制弾を皮切りに三平選手に2ゴール、ウタカ選手にも1ゴールが生まれて4-0と大きく山口を突き放した。守備面でも相手へのプレスをし続けて、山口に決定機を作らせずにチーム全員で掴んだ勝ち点3となった。

他会場の結果もあるが、自動昇格圏内となる「2位」入りを暫定でも掴んだ今節を振り返る。

◆ ◇ ◆

第20節のVF甲府はホームにレノファ山口FCを迎える。アウェー大分戦、アウェー長崎戦(天皇杯)と中2~3日のハードスケジュールで迎える連戦

試合前のVF甲府の予想フォーメーションは4-2-3-1。GK:河田選手。DF:蓮川選手、井上選手。SB:須貝選手、関口選手。ボランチ:林田選手、佐藤選手。トップ下:長谷川選手。SH:ジェトゥリオ選手、武富選手。ワントップ:ピーター・ウタカ選手の布陣。前節の長崎戦からは9名変更だが大分戦からの変更はボランチの佐藤選手以外と大きな変更点は無し。

大分戦では相手に先制されるもジェトゥリオ選手のJ初ゴールで同点に持ち込み前半終了。後半に勢いのある所を見せるも決めきれず、逆に75分にこぼれ球を押し込まれて惜敗。4連勝と自動昇格圏入りがかかっていた一戦だけに悔しさも大きかったが、その後に行われた天皇杯長崎戦では須貝選手以外の10人を入れ替えて挑み、強力な攻撃陣を仕事をさせずに1-0で勝ち切って3回戦に駒を進めた。アウェーの連戦で選手のコンディション的にも負担が大きい状況だが、「堅守速攻」というチームの目指す方向性にブレはなく、全員が一丸になって掴んだ勝利だった。

今節の山口戦も上位陣に食らいついていくためには落とせない一戦。山口がどのような戦術でくるのかは未知数ではあるが、自分たちが積み上げてきたものを全力で出し切って勝ち点3を掴みたい。

下位脱出のためにも勝ち点が欲しい山口と上位進出のためにも負けられない甲府の一戦が始まる。

《前半》
山口のキックオフで試合開始。

ハイプレス&ハイラインで序盤から甲府陣内に押し込んできた山口。マンツーマン的なボールホルダーへの寄せも早く、甲府は前にボールを運べない展開が続いたが、前半10分にチャンスを作る。

GK河田選手のゴールキックから相手陣内の右サイドに展開。武富選手がゴール前入れたボールを長谷川選手が後ろに戻し、そのボールを佐藤選手がシュート。放ったシュートは左ゴールポストに弾かれてラインを割ってしまったが、押し込まれる展開の中で甲府の力を見せた場面だった。

直後の前半13分にもセットプレーを獲得し、長谷川選手のクロスに井上選手が高い打点でヘディングシュート。ゴール右に外れるもののゴールの可能性を感じるシュートだった。

だがその後は山口ペースの試合となった。選手間の距離を広めにとってパスを繋いでくる山口のビルドアップに対して、甲府のプレスがはまらない。相手への寄せも一歩遅れがちとなり、パスを繋げられて押し込まれる時間が長くなった。中央を締める甲府に対して、サイドから切り崩しをかけてくる山口に何度か危ない場面を作られてしまう。

前半16分にはゴール正面に流れてきたボールを大槻選手が身体を反転させてシュート。幸いシュートは枠に飛ばなかったが、大槻選手への寄せが甘くフリーで打たれており危ないシーンだった。

その後、ハイプレスで前に出てくる山口に対して、甲府はロングボールを前線に供給し攻撃に転じる。前半27分に須貝選手からのアーリークロスに合わせた長谷川選手のヘディングシュート、28分にも右CKからのクロスにウタカ選手が合わせたヘディングシュートなど、ゴールに近づくもののGK関選手にも阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

試合は両者拮抗した展開のまま、前半をスコアレスで折り返した。

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試合終了後 監督記者会見

 まず、みんなの力で勝てたという事は、ホームのサポーターの前でみんな良く走ったし良かったと思います。ゲームは前半あまり良くなかったです。ボールの運び方、入るボールに出るタイミング、出すタイミングがちょっとチグハグな場面が多かったと思います。相手がどう出てくるかというのも中々情報が無い中で、3バックじゃないのか、4バックじゃないのかとか、少し考えすぎてしまったというのも反省しています。後半、良い形でゲームに入れたという事と、もちろん数的優位になった事も我々が圧力をかけてそうなった訳で、(相手が)減ってからは中々難しいんですけれども、しっかりと得点を積み上げれたというのも、そしてゼロで終わったというのも良かったと思います。引き続き、次の試合に向けて全員でしっかりと前向きに準備できるようにしていきたいと思います。

Q:須貝選手、3連戦、中2日のゲームも含めて全てスタートから使ってその中でしっかりとアグレッシブと言いますか、チームを引っ張る活躍をしてくれたと思いますが?
A:非常にフィジカルというか、アウェイの連戦もきつかったし、チームをまとめる力も大変だったと思うんですが、やはり彼の動きの姿勢を見せてチームを引っ張ることが出来て、非常に感謝しています。プレーの所はまだ完璧ではないですが、動き出しのタイミング、もう少し合わせられると効果的にクロスだったりシュートまで行けると思います。引き続き彼には頑張ってもらいたいと思います。

Q:4点入る中で、流れだけではなくて準備してきたセットプレーからも取れたというところも今後の戦いで、そこで取れるのは大きいかと思いますが、その辺りはいかがですか?
A:久しぶりにセットプレーから取れたというのは非常に良かったと思います。準備していた通り。でもゾーンで来るのか、マンツーで来るのかというのも中々、分からなかったんですが、いずれにしてもキッカーの(長谷川)元希は良いボールを今日は本当に全てのフリーキック、コーナーキックも良かったと思うので、引き続きそのボールに中の選手が合わせられるようにしていきたいなと思います。

Q:チームとしては、来週ゲームが無い形で2週間空きますが、この期間はどのように準備をしていきますか?
A:ひとまず、体をしっかりとリカバーしてOFF明けから一気にゲームが入ってきますので、その連戦を全員で乗り切れるように目の前に来る1試合1試合に向かって行けるようにしていきたいと思います。

Q:先ほどもありましたが、相手の退場で大きく試合の流れが変わったように思いましたが、それはこちらの圧力で引き出したものなのか、もしくは相手が自滅したというものなのか、その辺の見方はいかがですか?
A:我々が仕掛けたのであのようなファールが起きたと思っています。縦に行くこと、ゴールに向かうことで体を入れて、ジャッジについてはちょっと分かりませんが、いずれにしても後半の入りは良かったし、人数が揃っているか、いないかは関係なく前向きにゴールに向かうという事が勝利に繋がったと思いますので、それはどの相手でも出来たらと思っています。


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試合データ

試合開始日時 2023年06月11日(日) 16:03
試合会場 JIT リサイクルインク スタジアム
主審 上村 篤史
副審 塚越 由貴
副審 金次 雄之介
第4の審判員 酒井 達矢
入場者数 4,849人
天候 雨のち曇、弱風
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 24.3℃/58.0%