試合速報
2023明治安田生命J2リーグ 第18節
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ヴァンフォーレ甲府 |
試合終了
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大宮アルディージャ |
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得点 |
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12 | シュート | 12 | ||||||||||||
12 | ゴールキック | 7 | ||||||||||||
3 | コーナーキック | 5 | ||||||||||||
15 | 直接フリーキック | 6 | ||||||||||||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||||||||||||
1 | オフサイド | 2 | ||||||||||||
0 | PK | 0 |
位置 | 番号 | 選手 | SH | メンバー | 位置 | 番号 | 選手 | SH | ||||||||||||||||||||
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GK | 1 | 河田 晃兵 | 0 | 先発 | GK | 1 | 笠原 昂史 | 0 | ||||||||||||||||||||
DF | 2 | 須貝 英大
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1 | DF | 3 | 岡庭 愁人 | 0 | |||||||||||||||||||||
DF | 5 | 蓮川 壮大 | 1 | DF | 5 | 浦上 仁騎
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1 | |||||||||||||||||||||
DF | 23 | 関口 正大 | 0 | DF | 17 | 新里 亮
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0 | |||||||||||||||||||||
DF | 49 | 井上 詩音
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0 | DF | 22 | 茂木 力也
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1 | |||||||||||||||||||||
MF | 8 | 武富 孝介
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1 | MF | 48 | 柴山 昌也
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1 | |||||||||||||||||||||
MF | 10 | 長谷川 元希 | 0 | MF | 15 | 大山 啓輔
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1 | |||||||||||||||||||||
MF | 16 | 林田 滉也
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1 | MF | 7 | 小島 幹敏
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0 | |||||||||||||||||||||
MF | 26 | 佐藤 和弘 | 2 | MF | 32 | 高柳 郁弥
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1 | |||||||||||||||||||||
FW | 77 | ジェトゥリオ | 0 | FW | 19 | アンジェロッティ
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3 | |||||||||||||||||||||
FW | 99 | ピーター ウタカ | 5 | FW | 28 | 富山 貴光 | 3 | |||||||||||||||||||||
GK | 21 | 渋谷 飛翔 | 0 | 控え | GK | 35 | 南 雄太 | 0 | ||||||||||||||||||||
DF | 4 | 山本 英臣
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0 | DF | 34 | 大森 理生 | 0 | |||||||||||||||||||||
DF | 40 | エドゥアルド マンシャ | 0 | DF | 46 | 貫 真郷
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0 | |||||||||||||||||||||
MF | 6 | 小林 岩魚
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0 | MF | 16 | 石川 俊輝
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0 | |||||||||||||||||||||
MF | 7 | 荒木 翔
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0 | MF | 39 | 泉澤 仁
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1 | |||||||||||||||||||||
MF | 18 | 鳥海 芳樹 | 0 | MF | 13 | 山崎 倫 | 0 | |||||||||||||||||||||
FW | 9 | 三平 和司 | 1 | FW | 9 | 中野 誠也 | 0 | |||||||||||||||||||||
篠田 善之 | 監督 | 原崎 政人 | ||||||||||||||||||||||||||
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交代 |
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| 警告・退場 |
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試合総評
明治安田生命J2第18節 『 甲府 5-1 大宮 』
『J2リーグ300試合達成の三平選手のゴールで締めくくる怒涛のゴールラッシュ!今季チーム最多得点で3連勝を達成!』
J2リーグ第18節の甲府はホームで大宮と対戦。苦しいアウェイ戦を2連勝で順位を4位に上げた甲府は、勢いを持って臨む。今期苦しんでいる大宮は監督が代わり2試合目となる試合。甲府は確実に勝利をもぎ取りたいが、元甲府の選手を多く抱える大宮は戦いにくい相手となりそうだ。
ジェトゥリオ選手が今季初スタメンに選ばれて始まった今節、先制したのは甲府。1点を返されたものの後半は甲府の怒涛のゴールラッシュとなった。途中出場でJ2リーグ300試合を達成した三平選手が自らを祝うゴールで締めくくり今季チーム最多得点の5−1で3連勝を達成した。
複数得点がしばらく取れていなかった甲府にとって、きっかけを掴む良い結果となった。今節を振り返る。
◆ ◇ ◆
3連戦を2勝1敗で勝ち越して4位と順位を上げたVF甲府がホームで大宮アルディージャを迎えて行われる第18節。
試合前のVF甲府の予想フォーメーションは4-2-3-1。GK:河田選手。DF:蓮川選手、井上選手。SB:須貝選手、関口選手。ボランチ:林田選手、佐藤選手。トップ下:長谷川選手。SH:ジェトゥリオ選手、武富選手。ワントップ:ピーター・ウタカ選手の布陣。前節からの変更は1名で、ジェトゥリオ選手がスタメンで初選出された。
前節の金沢戦ではウタカ選手のゴールで勝利したVF甲府。だが試合内容を振り返ってみると、相手に押し込まれる中でGK河田選手を中心に耐えた前半。後半も守備陣が奮闘する中で選手交代の効果もあってワンチャンスをウタカ選手が決めきったが、試合のペースとしては金沢に握られていた。甲府の堅守速攻が金沢に牙をむき貴重な勝利を手に入れた形になったが、前線で孤立気味になるウタカ選手との距離感をどう修正すれば得点に繋がるのかが垣間見えた一戦でもあった。
今節対戦する大宮は甲府との繋がりがとても強く、今節のスタメンにでる浦上選手や新里選手、控えの石川選手や泉澤選手はVF甲府に在籍していた選手。その点やりにくさはあるかもしれないが、現在最下位の大宮には篠田監督体制でスタイルチェンジしたVF甲府の持ち味を見せつけて3連勝を飾りたい。その切り札になるかもしれないのが初スタメンとなるジェトゥリオ選手。これまでは試合を締める「クローサー」としての投入タイミングだったが、今節は前線での連携や自分でシュートに持ち込むなどゴールに絡む活躍を期待したい。
そろそろ梅雨入りの声も聞こえてくる中で、29℃と厳しい暑さの中で行われるデイゲームは激しく体力を消耗する。そのような状況下でどれだけハードワークできるか。そして堅守速攻を見せられるか。知った仲ではあるものの、さらに上位進出するためにも意地がぶつかり合う一戦となる。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。
試合は前半8分に動く。先制ゴールは甲府。ジェトゥリオ選手がペナルティエリアの左手前からファーサイドに走り込むウタカ選手を確認してクロスを供給。ウタカ選手がゴール前に折り返しのボールを入れて、後方から走りこんだ武富選手が押し込んだ。ジェトゥリオ選手の落ち着いたプレーが起点になって生まれた先制点で相手DFを完全に崩しての得点シーンとなった。
その後は大宮に押し込まれる時間が多くなるが、特にDF蓮川選手の集中力が素晴らしく、ピンチになりそうな場面でも身体を張って相手を止めたり、シュートブロックなどで切り抜け、堅守速攻に繋げる。前半19分にはゴール左手前に走り込んだウタカ選手からゴール正面にグラウンダーの折り返しが入り、これに後方から林田選手が走り込むが、わずかに届かず。惜しいシーンを作る。
前半30分頃から甲府がボールを握り、大宮陣内に押し込む時間が長くなったが、ゴール前を締める大宮の前に決定機までは作れず。だが大宮にも決定機を許さず、甲府が1点リードで前半を折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
Q:今日素晴らしい内容で3連勝です。前節までの4位という順位から更に上に上がることも期待していますが、目標としているJ1への手ごたえというかは感じているところはあるのではないでしょうか。
A:いや、全然、まだまだ先は長いですし、決して我々がリードしているというか、そういう感覚は全くなくて、本当にどの相手も難しい相手なので全員で協力して勝ち点3を積むために目の前のゲームに対してしっかりと取り組んで毎試合やっていきたいということしか今はないです。
Q:12試合ぶりに複数点という形でチームとしても2点目という課題はあったかと思いますが、ここで取れたというところは今後に向けての収穫を感じていますか?
A:そこを取れたという事よりも、やはり失点したことの方が気になっているのと、もちろん奪ってから素早くとかゴール前に行くというのは、結果的には出来たと思うんですが、まだまだ課題も沢山あるので、選手の頑張りとサポーターの後押しがあっての今日は勝ち点3だと思うので、もう一度課題を見つめなおして攻撃も取り組んでいきたいと思います。
Q:監督として攻撃面で積み上げというか求めていきたいというところはどんなところですか?
A:対戦相手によって相手の守備の形が変わってくるのでボールを運ぶためのビルドアップのところで、我々は少しノッキングするような。或いは簡単なミス。ボランチが降りなければ2トップの裏でもっと受けて欲しかったし、或いは降りてセンターバックに運んでほしいというか。そこの使い分けがまだまだちぐはぐな時間帯があったので、次の対戦相手に対してもう一度整理してどういうふうにチームが前進していくか。ただ今日に関しては背後を取りに行くというのを徹底してやろうというのは良く出来ていたと思いますので、引き続きそれはやりたいなと思います。
Q:今シーズン就任して、いま篠田監督が考える完成系に向かっているのかというところ。あと秋からACLもありますが、他のチームに比べて負担も大きくなる中で、ここからどのような事が必要になってくると感じていますか。
A:チーム全体の仕上がりというか、いろいろな事をチャレンジしてシステムが変わったり、人も変わってキャンプからやってきましたけども、まだまだ自分が想像しているところには追い付いていないなと思います。ただ、そういううまくいかない中でも勝ち点を積み上げてきているという彼らの頑張りと、要求したことに対して取り組む姿勢というのは非常に感謝しているところです。ただ、この先負けたゲームを振り返ってみると引き分けに出来たし、勝ち点をもっと積み上げることはいくつか出来たと思うので、そこはこの先連戦が続く中では考えて行かなくてはいけないところ。あとは、フレッシュな選手も思い切って使ってみたいし、そのための準備を全員で取り組んでいるので前向きに、いろいろなトレーニングを試合に向けて引き続きやっていきたいという思いが強いです。ACLに関してはまだ日程もはっきりしていないし、相手もどこにいくかも全く分からないし、まだあまり考えていないです。ただそういう時でもチームがまとまって全員が前進出来るように、チャレンジできるようにはしていきたいなと考えています。
Q:これまで甲府は割と自分たちからボールを動かしながら積み重ねるというのを、伊藤さんや吉田さんがやってきて、今日はセカンドボールや、3点目なんかは一度甲府がボールをロストして相手がショートカウンターになりかけたところを抑えて回させて、そこに三平選手やウタカ選手がプレスをかけてという篠田さんがこれまで清水などで見せてきたことが見えたんですが、その辺の植え付けと伝統的に甲府が積み上げてきたもののミックスはどのようにやっていますか。
A:ボールを動かすのは甲府の選手たちはみんな非常にうまいんですが、後ろに重たくなる傾向があったと思います。前進するために相手が一番嫌がるところを突きにいくというのは自分もやりたいし、チームもそこを変えていかないといけないなと思っていました。それをするためには良い守備をしていかないといけないし、引き込んで長いカウンターも勿論やって欲しいんですが、ショートカウンターで取るというのは、自分もやりたいし、前線にクオリティのある選手はいるので、うまく彼らを生かしながら、ただゴール前に迫力があるというところはまだ足りないんですが、もっともっとやっていきたいなというのはあります。難しいんですが、ボールを動かしていれば良いわけじゃないし、やっぱりゴールに最短でいければ、そこを選択して欲しいなと思っています。
Q:これまでは割と残留請負人みたいな言われ方や役回りをやってきたところから、昇格を狙っていくチームを率いていく醍醐味というかはありますか?
A:僕らの仕事はオファーがないと出来ないし、それはすごくありがたく思っているのと甲府が目指しているところ。チーム、クラブがどういったところにというのは、クラブと私も話をしながらですが、今回、吉田達磨さんが勝ち得た物。ACLの出場権、彼の功績もすごく重要だし、ACLに向かう時には選手たちにも言いたいし、さっきも言いましたが、ただまだそこまで考えが言っていないので、とにかく次のゲームに向けてというのをみんなで一生懸命やりたいと思います。
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