GAME
試合結果
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選手交代
20分
品田 愛斗→ 中山 陸
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69分
山田 寛人→ 加藤 千尋
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54分
三平 和司→ 松本 孝平
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69分
郷家 友太→ フォギーニョ
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54分
鳥海 芳樹→ 宮崎 純真
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69分
秋山 陽介→ 内田 裕斗
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62分
ピーター ウタカ→ 荒木 翔
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76分
エヴェルトン→ 松下 佳貴
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62分
松本 凪生→ 山本 英臣
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85分
中島 元彦→ オナイウ 情滋
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警告・退場
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 33
林 彰洋 |
DF 2
須貝 英大 |
DF 5
若狭 大志 |
DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 15
菅田 真啓
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DF 49
井上 詩音
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DF 20
キム テヒョン |
MF 6
小林 岩魚 |
MF 6
エヴェルトン |
MF 10
長谷川 元希 |
MF 32
鎌田 大夢 |
MF 17
品田 愛斗
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MF 22
小出 悠太
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MF 18
鳥海 芳樹 |
MF 2
秋山 陽介 |
MF 24
松本 凪生
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MF 11
郷家 友太 |
FW 9
三平 和司 |
MF 7
中島 元彦 |
FW 99
ピーター ウタカ |
FW 13
山田 寛人
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サブメンバー
GK 21
渋谷 飛翔 |
GK 1
小畑 裕馬 |
DF 4
山本 英臣
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DF 4
蜂須賀 孝治 |
DF 23
関口 正大 |
DF 41
内田 裕斗
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MF 7
荒木 翔 |
MF 8
松下 佳貴 |
MF 14
中山 陸 |
MF 16
加藤 千尋 |
FW 11
松本 孝平 |
MF 27
オナイウ 情滋 |
FW 19
宮崎 純真
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MF 35
フォギーニョ |
監督
篠田 善之 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第8節 『 甲府 0-3 仙台 』
『得意の形に持ち込めず、0−3の完敗。連勝は4でストップ』
J2リーグ第8節の甲府はホームでかつての指揮官伊藤監督が率いる仙台と対戦。特にスタメンの長谷川選手にとってはアカデミー時代にも伊藤監督からの指導を受けており試合前には「成長した姿を見せたい」と語った。
4連勝で順位を4位に上げている甲府。対する仙台はなかなか勝ち切れず16位と、ここまで明暗が別れたチームの対戦となる。
しかし試合は甲府が流れを掴めない展開となった。甲府の得意のカウンター攻撃を潰した仙台が前半のうちに2得点でリードを奪うと後半にも追加点をあげ試合終了。甲府は0-3で連敗ストップ。甲府としては悔やまれる試合となった。
今節を振り返る。
前日の雨も上がり新緑がまぶしい季節となってきた山梨・JITリサイクルインクスタジアム。午後から天気が崩れて強風がスタジアム内を舞う中で、第8節は5連勝をかけてベガルタ仙台に挑む一戦となった。
試合前のVF甲府の予想フォーメーションは4-2-3-1。GK:河田選手。DF:マンシャ選手、井上選手。SB:小林選手、須貝選手。ボランチ:品田選手、松本選手。シャドー:三平選手。SH:長谷川選手、鳥海選手。ワントップ:ピーター・ウタカ選手の布陣。前節からの変更は無し。
前節の清水戦では均衡した状況の中、試合終盤に長谷川選手の先制弾が決勝点となり4連勝を掴んだVF甲府。今節の仙台戦から3連戦が始まるため、スタメン変更もあるかと思われたが、篠田善之監督の「この先に連戦があることも関係なく、目の前の試合に全力で臨む」とのコメント通り、スタメンに変更なし。ここからも篠田監督の「目の前の試合に絶対に勝つ」という思いが伝わってくる。また、裏を返せば、同一スタメンで挑めるということは選手のコンディションやチーム状態も安定しているということ。怪我での長期離脱や体調不良、イエロー累積での出場停止もなく、同一スタメンで挑めるアドバンテージは想像以上と思われる。
伊藤彰監督時代の3年間には果たせなかった5連勝の壁。昨年の結果からすると仙台に対してはあまりよい思い出もないが、篠田監督に交代しVF甲府は変わった。ここまでやってきたことをやり切れば、結果は必ずついてくると自分たちを信じていきたい。そして勝利の先に見える昇格圏内入りを果たして欲しいところだ。
VF甲府のさらなる躍進に向けて「自分たちがやってきたことをやり切れるか」が問われる一戦となる。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。強烈な風で止まっていたボールが転がり始める状況の中、甲府は風下から攻めあがる。
だが風の影響は大きく、甲府は前にボールを入れようとしても戻され、パスもなかなか繋がらない。逆に仙台は風の恩恵も受け、甲府は押し込まれる。
前半10分には連続4回のCKを受けるもアラートを高めて耐える甲府。だが攻撃には展開できず、なおも仙台の攻撃に晒される。そんな状況で品田選手がピッチに足を取られて転倒。自力で歩けず担架で運ばれてピッチアウトとなり前半20分に中山選手と交代となってしまった。
なかなか攻撃の起点ができない状況で前半26分に仙台に先制点を決められる。ここまで耐えていたが、秋山選手が入れたクロスがDFにあたり、リフレクションしたボールを中島選手に押し込まれてしまった。
その後、前半29分に甲府に決定機が生まれる。なかなか前に押し込めない中で掴んだ右CK。キッカー小林選手が放ったゴールニアへのクロスを三平選手がヘディングで後ろにそらすとGK林選手の正面。しかしキャッチングできずこぼれ球がウタカ選手の正面に流れてきた。これをあとは押し込むだけだったがウタカ選手のシュートはバーの上。決定機を決められない。
その後も仙台の猛攻に晒される甲府。最終ラインの井上選手の身を挺したブロックや松本凪生選手の戻りなどで守っていたが、アディショナルタイム45分+2分にDFライン裏への縦パスに抜けだした山田選手に2点目を決められてしまう。
風の影響が強く感じられた前半。甲府の2点ビハインドで折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
結果が0-3なので、本当に反省をしなければいけない試合だったと思います。90分間を通していろいろな条件の中でやっているんですが、それはお互い同じなので言い訳にはならないし、少し風下のところの圧力は回避する術がいまいち時間がかかったのと、それよりもやはり彼ら(仙台)の出足の方が早かったし、セカンドボールを拾えなかったというのは大きな問題であったと思います。失点の時間帯、仕方、どの失点もそうですけども良くなかったです。前半の終了間際の失点、あるいは後半開始の失点、非常にゲームを難しくしてしまったなと。人を代えていろいろとチャレンジすることをやりましたが、大きな変化は無かったので、こちらとしてもしっかりと反省をしてとにかく次に向けて準備するしかないので、しっかりと受け止めて進みたいと思っています。
Q:エンドの選択ですが、須貝選手が先に勝って選んでいたように見えましたが、そこら辺は風を受けて最初はどっちを取ろうというのはあったんですか?
A:話はしましたけれども、今日は1日(風が)吹くということだったので、前半何とか耐えて後半にという思いもありましたし、そこに関しては絶対にこっちだということは言っていません。
Q:中々セカンドボールを拾えず、押し込まれる時間も多かった中で先制点を取られる形となりましたが、その辺りは監督としてセカンドボールをもっと拾うために必要だった事は何かありますか?
A:対応は難しかったと思うんですが、ボールホルダーに行くとか、セカンドボールの戻るスピード、プレスバックの所であったりとか、もう少し賢くセンターバックも体をあてて流すとか、いろいろな事が出来たと思うんですけども、まだまだそこのところは足りなかったなと思います。
Q:0-2の状態でハーフタイムでは選手にはどんなところを求めて話しましたか?
A:一番は点を取るためにどうしていくか、風上になるので相手の背後へのランニングだったり、クロスだったり、そういったところに入っていくことと、前半から相手のバイタルエリアのところをうまく使えたりとか、チャンスも作れていたのでそれを継続しながら、彼ら(仙台)が引いて守るのか、どうするのかを見ながら引き続き相手の嫌な所を突くことを求めました。
Q:後半途中から3バック、5バックに変えてきて、なかなかスペースが見つからないような状況の中で、点を取るために必要だったことは?
A:中盤を中に入れて、サイドを高くして、その空いているDFラインに流れるような、ニアゾーンにランニングをするとかいうことが、なかなかうまく出来なかったというのと、(松本)孝平がうまくやってくれたんですが、そこへのサポートが少し遅れたりとかいろいろな意味でうまくいかなかったなと思っています。
Q:中3日で次の試合があるというところで、選手には切り替えを促すにはどう持って行きたいと思っていますか?
A:今日のこのゲームをしっかりと反省することが一番なのと、本当に切り替えて次に向かう。ただ向かうだけではなくてそういう姿勢を見せなくてはいけないかなと思います。
Q:前節は無失点でしたが、今日は3失点、ここ5試合ですと8失点という結果となっています。失点数の多さについて感じているところがあったら教えて下さい。
A:セカンドボールだったり相手にスペースを与えてしまっているというのは、DFラインが少しデコボコのような感じで整っていない。もっと言うとファーストディフェンダーのところ、そこが少し原因になっているのかなと。取られ方もセットプレーも含めると、守り切るというとことでは、もう一度基本に戻るべきだと思うし、失点の多さというのは何とか全員で食い止めたいなと思っています。
Q:今日の試合は4連勝のあとの試合でサポーターからも5連勝への期待は高かったと思いますが、その中で0-3で敗れてしまったというあたりでサポーターへ意欲を含めて一言お願いします。
A:結果的に0-3なので、熱い声援を頂いたサポーターには申し訳なかったという事と、引き続き選手たちは前向きにトライしたいと思っていますので、応援をして頂きたいというのと、スコアは0-3でしたがチャンスもいくつかあったと思うので、やはりそこを決め切るような出力が全体的にチームに与えられるようなゲームをやっていきたいと思っています。
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