GAME
試合結果
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選手交代
74分
三平 和司→ ジェトゥリオ
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64分
北川 航也→ カルリーニョス ジュニオ
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85分
ピーター ウタカ→ 松本 孝平
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76分
西澤 健太→ 岸本 武流
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87分
品田 愛斗→ 山本 英臣
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76分
中山 克広→ ディサロ 燦シルヴァーノ
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87分
長谷川 元希→ 関口 正大
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81分
チアゴ サンタナ→ オ セフン
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警告・退場
57分
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 57
権田 修一 |
DF 2
須貝 英大 |
DF 4
高橋 祐治 |
DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 5
北爪 健吾 |
DF 49
井上 詩音
|
DF 50
鈴木 義宜 |
MF 6
小林 岩魚 |
DF 28
吉田 豊 |
MF 10
長谷川 元希 |
MF 14
白崎 凌兵
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MF 17
品田 愛斗
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MF 3
ホナウド
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MF 18
鳥海 芳樹 |
MF 11
中山 克広 |
MF 24
松本 凪生
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MF 16
西澤 健太 |
FW 9
三平 和司 |
FW 9
チアゴ サンタナ
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FW 99
ピーター ウタカ |
FW 45
北川 航也 |
サブメンバー
GK 21
渋谷 飛翔 |
GK 1
大久保 択生 |
DF 4
山本 英臣
|
DF 15
岸本 武流
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DF 23
関口 正大 |
DF 38
井林 章
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MF 7
荒木 翔 |
MF 10
カルリーニョス ジュニオ
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FW 11
松本 孝平 |
MF 13
宮本 航汰 |
FW 19
宮崎 純真
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FW 20
オ セフン |
FW 77
ジェトゥリオ |
FW 29
ディサロ 燦シルヴァーノ |
監督
篠田 善之 | ゼ リカルド |
試合総評
明治安田生命J2第7節 『 甲府 1-0 清水 』
『試合終盤に長谷川選手の値千金ゴールが決勝点!!強豪清水を破り4連勝!』
J2リーグ第7節の甲府は3連勝と勢いに乗る形でホームにて昨季までJ1の清水と対戦。甲府の篠田監督は昨季までの5シーズンを清水で過ごしており、縁の深い両者の戦いになる。
甲府は3連勝中、開幕戦以降は5試合負けなしと調子が良く、今季は特に攻撃陣が爆発している。対する清水は今季未だ勝利なし。またルヴァンカップの影響で中2日で今日の試合に挑む形となる。しかし昨季までJ1にいたビッグクラブで選手個人を見てもJ2トップの力があるのは間違いなく、甲府としても気を引き締めて臨まなければいけない。
1万人超の観客が押し寄せたJITリサイクルインクスタジアム。試合はお互い速攻を狙う展開が続く。徐々にオープンな展開になってきた試合終盤、甲府の10番長谷川選手が値千金の先制点を奪いそのままそれが決勝点となり甲府が勝利。過去のリーグ戦では1勝3分10敗という清水相手に勝利を収め4連勝となった。
今節を振り返る。
3節ぶりにホーム・JITリサイクルインクスタジアムに戻って行われた第7節。VF甲府は約1年ぶりの4連勝をかけて強豪:清水エスパルスに挑む。
試合前のVF甲府の予想フォーメーションは4-2-3-1。GK:河田選手。DF:マンシャ選手、井上選手。SB:小林選手、須貝選手。ボランチ:品田選手、松本選手。シャドー:三平選手。SH:長谷川選手、鳥海選手。ワントップ:ピーター・ウタカ選手の布陣。前節からの変更は無し。
前節の水戸戦では相手に先制を許すも、松本凪生選手の同点弾で前半を折り返し、後半にはウタカ選手、三平選手にゴールが生まれ4-2と水戸に勝利。攻守に課題はあるものの3連勝でリーグ5位とジャンプアップしさらに上り調子のVF甲府。一方、今節の対戦相手となる清水は現在5分1敗で勝利なくリーグ18位に沈んでいるが、過去の公式戦の対戦成績では4勝5分12敗と清水に差をつけられており、今が本調子ではなくとも強豪に変わりなく、VF甲府としては最大限にアラートを高めて挑みたい。
そのVF甲府だが、これで3節続いてスタメンに変化なし。特にボランチ以下7選手については第3節の東京V戦から同じメンバーで固定されているが、今節「堅守速攻」を目指すVF甲府にとって守備の安定は必須となっており、攻守の連携と経験値の積み上げが進んでいると捉えたい。また攻撃面ではウタカ選手や三平選手にも前節でゴールが生まれており、その勢いもそのままに先制点を期待したい。
2023シーズン初の富士山ダービーを制するのはどちらか。VF甲府の4連勝をかけた一戦が始まる。
《前半》
清水のキックオフで試合開始。
前からのプレスとボールへの早い寄せで清水がボールを持つ時間が長くなるが、甲府はアラートを高めて対応する。
先にチャンスを作ったのは清水。前半13分にペナルティアークの近くでセットプレーを与えてしまった甲府。西澤選手が直接ゴールを狙うが甲府の壁にブロックされる。こぼれ球を拾われて、ゴール左手前にクロスが入り、吉田選手にシュートされるがGK河田選手の正面。甲府はゴールを守り抜く。
均衡した展開で両チームともなかなかシュートまで持ち込めない中、甲府は前半20分に須貝選手が右サイドで仕掛ける。ボールを一旦ウタカ選手に預け、自分はペナルティエリアに切り込み、ウタカ選手からの縦パスを受けるとゴール正面にラストパス。これに走り込んだ長谷川選手が合わせてゴールネットを揺らすが、須貝選手のラストパスが惜しくもオフサイド判定。先制にはならなかったものの、清水の守備を崩し、甲府の連動した攻撃が見られた。
前半39分にも甲府にチャンス。ゴール右手前から三平選手がゴール前にラストパスを供給。ウタカ選手が走り込んでいたがわずかに合わず。
両チームともなかなかシュートまで持ち込めない締まった内容となった前半を0-0で折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
多くのサポーターの皆さんに来ていただいて、勝ち点3を取れたこと、結果が出たことは非常に良かったと思います。試合の方は、やはり今日は難しいゲームだったと思います。清水は強いし、グループでも個でも打開してくる選手が沢山いるので、良い入りは出来たんですが腰が引けているようなところもあったので、ボールを動かすタイミングであったり、背後へのランニングというところは前半は少し少なかったように思っています。それでもゼロで来て、後半立ち上がりは押し込まれる、圧力を感じるゲーム展開となりましたけども、そこも耐え凌いで少しの隙を突きながら徐々に自分たちのペースを掴めたのではないかと思います。(長谷川)元希がすごく苦労したんですが、ゴールを割ってくれて決め切れたというのはチームとしても、元希自身にとっても良かったかなと思っています。最後、締めて勝ち点3を手に出来たこと。一番はサポーターの声援が選手を後押ししてくれたと思いますので、引き続き、そう言っていただけるように自分たちは走りたいなと思います。
Q:ゼロで終えられたことの一番の要因は?
A:ズルズル下がるのではなく、牽制しながらコンパクトにDFラインの上げ下げをうまく、チアゴ選手に対しても引き込まれるのではなく、上げれる時にしっかり上げたというのは良かったですし、(小林)岩魚も左サイドですごく人数的にも不利で苦労したんですが、うまく対応できた。最後の最後はカワ(河田選手)中心に守り切れたというのは、チーム全体としてそういうコンパクトさと、牽制をしながらというのは90分間出来たことかなと思います。
Q:前半チームとして良い形で進められた部分もあったと思うんですが、ハーフタイムはどんなことを選手に伝えて送り出しましたか?
A:相手の左サイドバックの裏、両方ですが、特にうちの右サイドで数的優位がうまく出来ていたところをもう少しうまく突きましょうと。守備で相手のセンターバックに対して制限がかけられずに、うちの左サイド、元希と岩魚が苦労していたので、FWには制限をかけられるように、それが出来ないようであれば中を閉じてというのをハーフタイムに言いました。必ず隙は出てくるので、そこをうまく
全体でフィニッシュまで。特にフィニッシュまではなかなか行けていなかったので、もちろんオフサイドとかいろいろあったんですが、確実にゴールを割るためにみんなでやろうということは言いました。
Q:気温も上がって体力的にもしんどいゲームだったかなと思いますが、その中でも最後まで走り切ったゲームでもあったかなと思いますが?
A:そうですね。やはりトレーニングの中でそういう姿勢を常に毎日みんなでやっていますので、環境がとか天気がではなくて、我々はこの90分をどうやってみんなで走るかということだけを目指してやりました。
Q:個人としても5年いた清水相手に思い入れもあったと思いますが、その中で勝てたことについては?
A:5年本当に清水にはお世話になりましたし、監督としても経験させて頂いたので、まさか今年こういう形で対戦するというのは去年の段階では全く想像できなかった中で、対戦出来たことというのは僕にとってもすごく光栄ですし、学ばせて頂いたのでその恩返しではないですが、直向きにやるとかそういったところは甲府の選手たちの頑張りによって見せれたので、ビッククラブなので、甲府としてはそういうところを目指して、追いついてというのはクラブとしてもチームとしてもやっていけたらなと思います。
Q:今日富士山ダービーとしてはリーグ戦でホームでは初めての勝利となりましたが?
A:そうですか、じゃぁもうしばらくは富士山は・・・(笑)冗談ですが、僕も静岡にいたし、山梨との中間でお互いというか、僕らはそこを学んでとにかく成長していきたいなと思います。
Q:4連勝の中で一番感じている手ごたえは?
A:まだまだでもミスも多いですし、決定機を作るとかゴール前の迫力であったりとか数的優位をいかに作ってスピード感を持って行くかというのは課題ですし、守備の方も今日はなんとかゼロに抑えましたが、失点をしてもおかしくないシーンを与えてしまっているというのは、本当に反省をしていかなくてはなと。今、勝っていますけど、そういうことではなくでやはり目の前に来るゲームに対して自分たちは向き合っていきたいなと思います。
Q:甲府は終盤1人の交代に対して清水は4人も代えて来ましたが、監督がそこまで動かなかったのは今いる選手で点を取るというのもあったと思いましたが、どこかで0-0でも良いというか、まず負けないという気持ちもあったのでしょうか。
A:どうしても90分の中でゲーム展開がすごく動く中で今日なかなかうまくいってない。このゲームはというのもあるんですが、今日に関しては、いや毎回ですけど、勝ちに拘ってトライしているのは間違いないです。引き分けで良いというのは、終盤にはもしかしたらあることもあるかもしれませんが、基本的には全く、勝ちたいという事を前面に押し出してやっています。
Q:あのメンバーで勝ち切ろうという感じだったのでしょうか。
A:人を代えて何とかという時もあるんですが、そういう時ももちろん自分の中で決断をしなくてはいけない時もありますが、今日に関しては守備でそんなに大きく崩れていない。だけどもという、すごく迷いましたが何とかゴールを割れたのは良かったかなと思います。今日のゲームは難しかったし、前回の水戸戦もすごく苦労したんですが、それ以上に今日はやはりホームですし、なんとか勝ちたいという思いであのようになったのではないかなと思います。
※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
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