GAME
試合結果
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選手交代
60分
水野 颯太→ ジェトゥリオ
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67分
西村 拓真→ マルコス ジュニオール
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71分
鳥海 芳樹→ 三平 和司
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67分
水沼 宏太→ ヤン マテウス
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81分
佐藤 和弘→ 武富 孝介
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84分
喜田 拓也→ 藤田 譲瑠チマ
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90分+6
アンデルソン ロペス→ 植中 朝日
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警告・退場
85分
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 50
オビ パウエル オビンナ |
DF 2
須貝 英大 |
DF 15
上島 拓巳 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 4
畠中 槙之輔 |
DF 13
三浦 颯太 |
DF 33
角田 涼太朗 |
DF 40
エドゥアルド マンシャ |
DF 2
永戸 勝也 |
MF 10
長谷川 元希 |
MF 6
渡辺 皓太 |
MF 18
鳥海 芳樹 |
MF 8
喜田 拓也 |
MF 24
松本 凪生 |
MF 30
西村 拓真 |
MF 26
佐藤 和弘 |
FW 18
水沼 宏太 |
FW 28
水野 颯太 |
FW 11
アンデルソン ロペス |
FW 99
ピーター ウタカ |
FW 7
エウベル |
サブメンバー
GK 21
渋谷 飛翔 |
GK 31
白坂 楓馬 |
DF 23
関口 正大 |
DF 5
エドゥアルド |
DF 49
井上 詩音 |
MF 10
マルコス ジュニオール |
MF 8
武富 孝介 |
MF 16
藤田 譲瑠チマ |
MF 17
品田 愛斗 |
MF 28
山根 陸 |
FW 9
三平 和司 |
FW 14
植中 朝日 |
FW 77
ジェトゥリオ |
FW 20
ヤン マテウス |
監督
篠田 善之 | ケヴィン マスカット |
試合総評
FUJIFILM SUPES CUP 2023 『 甲府 1-2 横浜FM 』
『富士フイルムスーパーカップ!天皇杯覇者としてJ1チャンピオンの横浜FMに挑むも惜敗』
昨季のJ1チャンピオンと天皇杯優勝チームが戦う富士フイルムスーパーカップ。30周年の節目となる今大会に天皇杯を制覇した甲府は横浜FMと対戦。
両者新加入の選手たちの躍動に注目が集まる。また甲府は新しく就任した篠田監督が指揮を取る最初の公式戦となる。
甲府は昨季3バックを軸に戦ってきたが、篠田監督は4バックを選択。新加入の選手も名を連ね、どのような試合になるのか楽しみである。横浜FMとしても過去一度も今大会のタイトルを手にすることができておらず、激しい試合になることが予想される。
試合は横浜FMが先制するもピーターウタカ選手のゴールで甲府が振り出しに戻す。しかし、J1の壁は厚かった。後半に勝ち越しされるとそのまま追いつくことができず試合終了。悔しい試合となってしまったが、昨季J1チャンピオンに対してJ2の強さの片鱗を見せつけた試合となった。
試合を振り返る。
前年度の天皇杯覇者とJ1リーグ覇者が戦う富士フイルムスーパーカップ。2023年は数々のドラマの末に天皇杯を優勝したJ2のヴァンフォーレ甲府とJ1覇者横浜F・マリノスとの対戦カードとなった。
前日は南岸低気圧の影響で甲府でも20㎝を超す積雪に見舞われたが、当日は朝から快晴。会場となる国立競技場への交通も心配されたが、すべての人々のおかげで無事に開催されることとなったことに感謝したい。
試合前のVF甲府の予想フォーメーションは4-2-3-1。GK:河田選手。DF:マンシャ選手、山本選手。SB:三浦選手、須貝選手。ボランチ:佐藤選手、松本選手。シャドー:長谷川選手。SH:水野選手、鳥海選手。ワントップ:ピーター・ウタカ選手の布陣。2023シーズンより甲府を率いる篠田善之監督が事前に伝えていた通りの4バックシステム。ワントップに京都から移籍したピーター・ウタカ選手を配し、10番をつけた長谷川選手とサイドハーフ、サイドバックの連携やボランチも加わった攻撃的なシステムで前に出ながらも、守備面では相手への早めのプレッシングもかけながら「チャレンジ精神」をもって挑みたい。
この大会は篠田監督のVF甲府としての公式戦初戦。チームの方向性や完成度はまだまだという部分ではあるが、3-4-2-1から4-2-3-1へ、ポゼッションから堅守速攻へとチームのスタイルを変えて挑む今シーズンのこれからを占ううえでも楽しみな一戦である。
少しずつコロナ禍以前の状況が戻り、声出し応援が可能となった富士フイルムスーパーカップ。チームスローガン「疾風怒濤」を掲げたVF甲府の2023シーズンが始まる。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。
序盤は甲府が前線に積極的にボールを運ぶ。特に左SBの三浦選手、SHの水野選手の連携からサイドアタックが利いていた。
先に得点チャンスを作ったのは甲府。前半8分に左CKを獲得。ゴールファーへのクロスは相手にクリアされるが、ゴール正面に弾かれたボールを佐藤選手がダイレクトボレー。先制かと思われたが相手GKオビ選手の好セーブに弾かれる。だがまだ生きているボールに走り込んだ須貝選手。シュートするが枠を捉えられなかった。
その後、徐々に横浜がボールを握る時間が多くなる。甲府選手の動きに落ち着いて対応し、囲んでボールを奪うと、しっかりと味方に繋いで自分たちのペースで試合を進められてしまった。
富士フイルムスーパーカップ2023の初得点は横浜。前半30分に細かく縦パスを繋がれて、ゴール右手前に入ったアンデルソン ロペス選手からゴール左手前にボールが出ると、これに走り込んだエウベル選手に流し込まれてしまった。
その後、先制に成功した横浜が試合のペースを握り、前半40分にはゴール前でのこぼれ球を上島選手にシュートされた場面があったが、ここはGK河田選手の好セーブがブロック。しっかり横浜に食らいつく。
ここまで横浜の守備の前に決定機が作れていなかった甲府だったが、前半44分に相手が入れたくさびのパスをマンシャ選手がカットし、相手DFライン裏にスルーパス。これにタイミングよく反応した鳥海選手がゴール右手前からゴール正面に折り返し、これをピーター ウタカ選手が右足で流し込んだ。甲府にとって待望の1点。だがラインズマンからオフサイドのフラッグが上がる。相手DFラインとウタカ選手のポジションがVARで確認され、オフサイドではないとして得点が認められた。
前半終了間際の同点弾に歓喜するスタジアム内の甲府ファン、サポーター。その後、前半終了のホイッスルが吹かれ、勝負の行方は後半に持ち越された。
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試合終了後 監督記者会見
素晴らしい環境でスタートできて嬉しかった。マリノス相手に勝ちに行くトライをしたが結果、勝ちきれなかったことを反省している。選手にも悔しさを忘れないようにと伝えた。スペースを立ち上がりから上手く消して守備に行けた時と、剥がされて戻らないといけない時があったが、全体的にはこちらの言っていることを理解してやれたと思う。失点の部分は、中央を割られる入れ替わる単純なところだが反省しないといけない。できれば先制点、攻撃のところでボールをもう少し握ったりとか、相手の背後につくような動きができればと感じていた。90分通しての結果なのでしっかり受け止めて来週から始まるリーグ戦にチャレンジしたい。
■質疑応答
■前半失点するまで守備はよかったと思うが、何がよかったと感じていましたか?
ボールホルダーに制限をかけることはもちろんだが、ディフェンスラインの細かい押し上げを、CB2枚でコントロールが上手くできていた。その時間帯は人でなく、1人で2人見る状況を作りながら上手く消せていた。ゴールを奪ってからは少し単調になりすぎた。
■ウタカ選手を90分間使いましたが周りと馴染んでいないように感じました。今季、ウタカ選手を中心に攻撃を組み立てていくのですか?
ウタカのクオリティを頼りにするところは今の現状では大きいと思います。そこに長谷川選手をどれくらい近づけさせることができるか。彼の守備の負担がすごく大きかったので、それがアタックのところでウタカが孤立するところもあった。ウタカ自身もコンディションを上げていかないといけないと思う。継続してやりながら状況見て、フレッシュな選手、攻撃のバリエーションを増やしたい。
■山本英臣選手をCBで先発させた狙いと評価は?
いろいろな選手を組み合わせながらスタートしましたが3バックでやってきたなかで4バックの組み合わせが決まらなかったが、臣で行こうとしたのはラインコントロールが上手くできる選手、前の選手を上手くコントロールできる選手を後ろに置いておきたかった。
■リーグ戦に向けての課題は?
リードされているなかで追いつくためにどうするのかと攻撃のギアをもう少し上げたいなかでどうしてもボールを奪ってからは課題が見えた。リードされたなかで追いついてひっくり返すくらいの推進力とパワーはチームに植え付けたい。
■J2リーグは違う難しさがあると思いますが、どう感じていますか?
格上というかJ1相手に守備の意識からはいるのは去年からその意図でやっていたと思うし、マリノス相手に守備の整備から入った。J1とJ2で違いはクオリティやスピード感があるがJ2でもいい守備からいい攻撃をやりたい。
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