試合結果

10.5 (水) 17:33

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 準決勝

AWAY 県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ

試合終了

0-1

ヴァンフォーレ甲府

0 前半 1 37分 宮崎 純真
0 後半 0
鹿島アントラーズ ヴァンフォーレ甲府

選手交代

46分
土居 聖真→ エヴェラウド
73分
三平 和司→ ウィリアン リラ
46分
名古 新太郎→ 仲間 隼斗
73分
荒木 翔→ 野澤 陸
76分
アルトゥール カイキ→ 松村 優太
83分
山田 陸→ 松本 凪生
86分
広瀬 陸斗→ キム ミンテ
83分
長谷川 元希→ 鳥海 芳樹

警告・退場

49分

イエローカード 荒木 翔

鹿島アントラーズ ヴァンフォーレ甲府

スターティングメンバー

GK 1

クォン スンテ

GK 1

河田 晃兵

DF 22

広瀬 陸斗

DF 2

須貝 英大

DF 5

関川 郁万

DF 5

浦上 仁騎

DF 6

三竿 健斗

DF 23

関口 正大

DF 2

安西 幸輝

DF 40

エドゥアルド マンシャ

MF 14

樋口 雄太

MF 7

荒木 翔

MF 30

名古 新太郎

MF 24

山田 陸

MF 21

ディエゴ ピトゥカ

MF 26

石川 俊輝

FW 8

土居 聖真

MF 41

長谷川 元希

FW 40

鈴木 優磨

FW 9

三平 和司

FW 17

アルトゥール カイキ

FW 19

宮崎 純真

サブメンバー

GK 29

早川 友基

GK 31

岡西 宏祐

DF 20

キム ミンテ

DF 4

山本 英臣

MF 35

中村 亮太朗

DF 22

野澤 陸

MF 33

仲間 隼斗

MF 18

鳥海 芳樹

MF 27

松村 優太

MF 20

松本 凪生

MF 11

和泉 竜司

FW 10

ウィリアン リラ

FW 9

エヴェラウド

FW 17

イゴール

監督

岩政 大樹 吉田 達磨

スタッツ

鹿島アントラーズ ヴァンフォーレ甲府
18 シュート 6
7 GK 20
7 CK 1
13 直接FK 9
3 間接FK 2
3 オフサイド 2
0 PK 0

試合総評

天皇杯準決勝 『 鹿島 0-1 甲府 』


『クラブの歴史を更に塗り替える決勝進出!!強敵鹿島相手に1点を守りきり勝利!』
クラブ史上初のベスト4へ駒を進めた甲府の準決勝の相手は鹿島。強敵には間違いないが、甲府はどんどんチャレンジしていきたい。

リーグ戦から互いに中3日での天皇杯。甲府はリーグ戦では6連敗と苦しい状態。未だにJ2残留を決められていない状態だが切り替えて臨まなかればいけない。やはり決定力に課題のある甲府はまずは得点を奪われないことが大事になりそう。

対する鹿島も本調子ではなく甲府としても十分に付け入る隙があるはずだ。

試合はやはり鹿島ペースで進んでいく、守りを固めていた甲府はDFラインからの1本の縦パスで宮崎選手のゴールで先制に成功。前半こそ甲府はチャンスを作ることができていたが、後半は防戦一方。それでもなんとかその1点を守りきり歴史を更に塗り替える決勝進出を決めた。

試合を振り返る。

◆ ◇ ◆

リーグ戦から中3日で行われた天皇杯準決勝。甲府としてはクラブ史上初の快挙を更に塗り替えるべく勝利を目指す。
両チームベストなコンディションではない中、メンバーをそろえて試合に臨む。

試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:マンシャ選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:山田選手、石川選手。WB:荒木選手、関口選手。シャドー:宮崎選手、長谷川選手。ワントップ:三平選手の布陣。

甲府はリーグ戦でチャレンジし続けた4バックから従来の5バックに変更。守りを固めカウンターを狙いにいく構え。
リーグでは6連敗中。J2残留も未だ決まっていない甲府だが、この天皇杯で見せている勝負強さを強豪鹿島相手に見せることができるのか試合前から期待が高まる。

既に歴史を塗り替えた甲府がどこまで躍進を続けるのか、決勝をかけて両チームのプライドがぶつかり合う。


《前半》
甲府のキックオフで試合開始。序盤からJ1鹿島が試合を支配する。しかし甲府も5バックの堅いブロックを作り、鹿島に大きなチャンスを作らせない。

粘り続けた甲府に待望の時が訪れる。

前半37分、最終ラインの浦上選手からDFライン裏に走り込んでいた宮崎選手にロングボールが通る。完璧なファーストタッチからキーパーから逃げるようにドリブルで運び、最後は無人のゴールに流し込み先制に成功。

ここから甲府も勢いを持って攻撃を仕掛ける。

アディショナルタイムには荒木選手のライナー性のボールを長谷川選手がボレーで合わせる。これはDFにブロックされてしまうがこぼれ球に先制ゴールの宮崎選手が反応しシュート。惜しくもGKのファインセーブに阻まれてしまった。

追加点は奪えなかったものの1点リードという上々の結果で前半を折り返す。

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試合終了後 監督記者会見

 非常に嬉しいです。山梨からも山梨県以外からも多くのファン・サポーターの皆さんが駆けつけて…僕たちが勇気付ける、元気付けることができてなくても、これだけ期待して、勝ちを信じて集まっていただいて、非常に嬉しいです。

 試合は僕たちが勝つとは思っていない人が多かったでしょうし、それを少しずつ変えていこうとゲームが始まった。”甲府は非常に面倒臭いぞ”と思わせないといけないという話を選手としていた。立ち上がりは蹴り合いになっても出て行くことで自分たちの距離感になって行く。鹿島の圧力はすごく、セカンドボールを取れないことが多くあった。

 CBからFWへ1本のパスで点を取ったがリーグ戦では入らない。今日入ったのは何か色々な力がカシマスタジアムにあった。大分では入らなかったがそこに何かがあった。後半相手が2枚替えをして圧力をかけてきた。対応で後手を踏んで荒木がよく対応したがマンシャが引っ張り出された。WBが出られない時は宮崎が戻ってその交代の意図をどう凌ぐか共有してやってくれた。あと2週間でリーグ戦が終わるがそこでの成長を見せてくれた。

 総括すると”嬉しい”の一言であり、”ホッとした”ところもあります。このところ勝ってない、勝ちそうな試合ばかりしている。今日勝ててホッとしました。何より嬉しいのはカシマスタジアムで鹿島に勝ったこと。日本のサッカー界で生きている僕たちに取って特別なことをやり遂げた。

 サポート、応援してくれている人たち全員に”おめでとうございます”と言いたいです。

質疑応答

大分戦はゴールが決まらなかったが、今日は決まった。その理由はどう考えていますか?
シーンとしてはほとんど同じというか、似ていて何回もゴール前で”それが入らないの”という経験をしてきた。今日入ったのはスタジアムに入った時の雰囲気、後ろから後押ししてくれた声援で研ぎ澄まされたことはあると思います。

リーグ戦は厳しい戦いですが、天皇杯で結果を出せた理由は?
選手は日々作っているもの、積み上げているものを…これだけリーグ戦で結果が出てなくても前回の天皇杯で勝って次のリーグ戦で疲れが出たところはある。継続では長く積み上げてきたものがあるし、選手の努力、ひたむきにサポートするし、サッカーで特別いい暮らしをしているわけでもなく、彼らに力がなければラッキーだけでJ1のチームを4回倒すことはない。最後はハングリーな気持ち、どうしても勝ちたいという気持ちが出た。

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試合データ

試合開始日時 2022年10月05日(水) 17:33
試合会場 県立カシマサッカースタジアム
主審 福島 孝一郎
副審 山内 宏志
副審 熊谷 幸剛
第4の審判員 井上 知大
VAR 中村 太
AVAR 堀越 雅弘
入場者数 8,965人
天候
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 18.1℃/90.0%