GAME
試合結果
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選手交代
55分
杉森 考起→ 浜下 瑛
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46分
ジェトゥリオ→ 三平 和司
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72分
杉本 太郎→ 長谷川 雄志
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46分
関口 正大→ 三浦 颯太
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72分
一美 和成→ 坪井 清志郎
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82分
松本 凪生→ 宮崎 純真
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84分
児玉 駿斗→ 安部 崇士
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88分
鳥海 芳樹→ ウィリアン リラ
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84分
エウシーニョ→ 新井 直人
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88分
長谷川 元希→ フォゲッチ
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警告・退場
79分
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87分
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スターティングメンバー
GK 1
ホセ アウレリオ スアレス
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GK 1
河田 晃兵 |
DF 6
内田 航平
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DF 2
須貝 英大
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DF 14
カカ |
DF 5
浦上 仁騎
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DF 2
田向 泰輝
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DF 23
関口 正大
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MF 7
白井 永地
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DF 40
エドゥアルド マンシャ |
MF 20
児玉 駿斗
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MF 7
荒木 翔
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MF 36
エウシーニョ
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MF 18
鳥海 芳樹
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MF 44
杉本 太郎 |
MF 20
松本 凪生 |
MF 24
西谷 和希 |
MF 26
石川 俊輝
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MF 11
杉森 考起
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MF 41
長谷川 元希
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FW 17
一美 和成
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FW 29
ジェトゥリオ |
サブメンバー
GK 31
長谷川 徹 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 25
安部 崇士
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DF 22
野澤 陸
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MF 13
新井 直人
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DF 32
フォゲッチ |
MF 19
長谷川 雄志
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DF 35
三浦 颯太 |
MF 37
浜下 瑛 |
FW 9
三平 和司 |
FW 30
坪井 清志郎 |
FW 10
ウィリアン リラ
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FW 9
ムシャガ バケンガ |
FW 19
宮崎 純真
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監督
ダニエル ポヤトス | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J2第34節 『 徳島 2-0 甲府 』
『順位の近い徳島に完敗。プレーオフ圏内入りは厳しい状況に。』
J2リーグ第34節となった今節の甲府はアウェイで徳島との対戦。同じプレーオフ圏内を目指す両チームは勝ち点2ポイント差で甲府が追いかける状況。
甲府は8戦無敗そして徳島は11戦無敗。甲府は4試合連続引き分けと勝ち切れない状況の中、ここまで引き分けに悩んできた徳島は2連勝中。勢いに乗っている相手を下して、順位入れ替わりを狙いたい甲府。引き分けの多い両チームだが、お互いにとってここでの勝利が上位進出の鍵となりそうな試合である。
残り9試合。全勝を狙う甲府は前節より3名を入れ替え試合に臨む。ワントップには新戦力のジェトゥリオ選手が先発起用され注目が集まる。
試合は前半に2失点と厳しい展開となる甲府。2点を追いかける中、ハーフタイム後の三平選手の投入により、チャンスを作る甲府だったが最後まで得点を奪うことができず、痛い敗戦となってしまった。
今節を振り返る。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:エドゥアルド マンシャ選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:石川選手、松本選手。WB:荒木選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、鳥海選手。ワントップ:ジェトゥリオ選手の布陣。
前節の金沢戦からの選手変更は3名。GKには8/6の琉球戦から約1か月ぶりに復帰した河田選手、ボランチにイエローの累積で出場停止となった山田選手に代わって松本選手、ワントップにはジェトゥリオ選手が選出された。またサブには6試合で4得点と活躍を見せる三平選手や三浦颯太選手、宮崎選手も名を連ねた。
金沢戦ではアンラッキーな形で先制を許してしまうものの、すぐさま同点として、さらに逆転。勝利への道が見えたかと思ったものの後半36分に同点弾を浴びてしまい悔しいドローゲームとなってしまった。「勝利」という結果に向けてハードワークしていただけに、このドローゲームは後を引きずるかと思われたが、選手は気持ちを切り替えて徳島戦に挑む。
徳島はリーグ最多の引き分け数20ながら2連勝中で上位進出に弾みをつけている状況。だが甲府と徳島との勝点差は「2」であり、甲府が勝利すれば徳島より上位に上がることもできるし、プレーオフ圏内への道もまだまだ見えてくる。ワントップのジェトゥリオ選手の得点に期待するとともに、チームとして勝利への思いを見せる戦いをして欲しい。
残り9節。どちらが「勝利」への強い意志を見せるか。注目の一戦が始まる。
《前半》
甲府ボールでキックオフ。プレーオフ圏を狙う両チームの対戦で激しい試合展開が予想されたが、序盤は比較的落ち着いた流れ。
徳島がボールを握ってビルドアップから組み立てるのに対し、甲府は早い展開で前線を狙う。
甲府は前半9分に前線に入れたロングパスがゴール前に流れ、そこにジェトゥリオ選手が走り込むものの相手GKスアレス選手に一瞬早くボールをクリアされ得点には至らず。
その後、ピッチを広く使い、パスを繋ぐ徳島がボールを握る展開が続く。甲府もボールを握る場面はあったが、徳島のプレスになかなか前線にボールを入れられない。逆に甲府は相手へのプレスが弱く、徳島は余裕をもってパスを繋いでいる感じを受けた。
そのような展開で甲府は前半19分に先制されてしまう。ゴール右手前に縦パスが入り、これに抜けだした杉森選手がシュート。GK河田選手も前に飛び出したが、その股下を狙われゴールネットを揺らされてしまった。甲府はDFが抜かれた後のフォローに入る選手が欲しい。
先制を許してしまった甲府。その後、徳島が前からプレスを強めて試合の主導権を奪いに来たが、甲府も前線へのプレスを強め徳島の押し込みを跳ね返す。しかし、徳島のきついプレスにパスがつながらず、DFラインが下がってしまい攻撃の芽が出てこない。ボールを受けに長谷川選手や鳥海選手も下げられてしまい、攻撃が単調になってしまった。またシュートを打つものの精度が伴わず枠を捉えられない。
そして前半40分に徳島に追加点。これもシンプルに縦パスがつながれてしまい、ペナルティエリアの左手前隅から西谷選手に逆サイドのゴール右上を狙ったコントロールシュートを放たれてしまう。そこにもプレスをかけない甲府DF。これが決まり甲府は2点を追いかける展開になってしまった。
その後2点を追いかける展開のまま前半終了。負けられない一戦に後半の甲府の戦略が問われる。
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試合終了後 監督記者会見
前半の2失点が重くのしかかった試合。声出し応援ができない中、試合が終わった後、おそらくサポーターの皆さんは厳しいこと…言いたいことがあったでしょうが、拍手、手拍子で選手にメッセージを頂いた。それだけに尚更悔しい気持ちになりました。
(徳島の)前半2失点、ウィングの選手の個人技というか、一瞬見てしまった。出過ぎたことと下がったところを上手く突かれた。中に入ったパスを取られて、珍しいシーンではないがあれが失点になるのが苦しさ。後半、あれが得点にならないんだという苦しさがあった。
お互いに引き分けが15と20のチームで勝ち点が近くて(我々が)勝てば(順位を)逆転できる試合だった。立ち上がり、細かいミスがあったが徳島相手に全部プレッシャーに行き切ったチームは見たことがないが、相手の圧力になるプレスを見せてくれた。ボールを運んで最後の局面のコンビネーションが合わなかった。
前半、圧倒的に押されたとか、何もできなかった訳ではない。でも、2失点した。後半パフォーマンスは、選手が変わって、ポジショニングが少し変わってーーその中で徳島は引いて守ることは基本的にないチームーー攻め込むことができました。そこで点が入るか、入らないか…徳島は(我々の)隙と(徳島の)チャンスにゴールを入れたが、僕たちは決定機に今日もゴールを入れられなかった。
今日のパフォーマンスで選手を責められることはないし、僕のスタメンの選び方、そういうところにしか反省はなくて…後半のメンバーで前半から行っていればどうなったか分からないが、彼らが見せてくれたパフォーマンスとゴールに向かう姿勢などは十分に評価してほしい。この試合を落として痛い、負けて痛いというよりもこれまでの勝つべく試合で勝てなかった痛みが今日、プラスとしてのしかかった。そういうふうに感じています。
次、天皇杯でアウェイで福岡と戦います。一度甲府に戻って調整をして、目の前の試合をプロとして全力で戦います。天皇杯が終わると中2日でホームで大宮戦があります。今日勝っても負けても次に向かうことは同じです。一つひとつ勝ちに行く。全ての試合を勝ちに行く。しっかりと全員で前を向いて、応援していただける方の為に…悲しい声援、悲しい拍手じゃなく、喜んだ顔、喜んだ声を聞けるように、一緒に笑えるように頑張ります。
■質疑応答
■最初の失点はWBが出たところで前節もあったような場面ですがどう捉えていますか?
WBが出るのはシンプルで、そこに間に合わないときにどうするか。それが続いているのかなぁというところです。WBからあそこに行くのはチームでそうしろと言ってますし、いけないときにシャドーが前から戻ってフォローするなどいくつかの約束の動きはあるが、そこで匙加減というか、行く、行かないの判断をするというところ、合わない瞬間はある、ほとんどのシーンはジャストで合うシーンばかりではない。2失点目はカットインの対応ではあるけれどそこで少し下がってやられてしまった。
■ジェトゥリオ選手の評価は?
最近来た選手。スタートで出てみないと分からないところがあった。トレーニングだけでは見えないところがたくさんある。千葉戦に少し出ましたがコンディションが良かった訳ではない。その後2週間トレーニングしました。ようやく動きにキレが出てきた。スタートで行こうとなった。今日だけで彼を評価するのはすごく厳しいし、残酷だと思う。徳島のワントップに対する2人のCBは慣れているし上手いですから。それでもしっかりボールを追いかけて白井選手のところに出ていけるんだというシーンがあった。守備の一員になれるということは一定のものが見えた。アタックのところで徳島のボランチを食いつけて背中の空いたスペースを使うには少し時間が足りなかったと思う。後半三平選手が入って解決されました。そこらへんの良さはなんなのかをみていけば戦力になってくれると思います。
■選手にどんな声かけをしましたか?
選手たちは暗いですし、この試合で負けること、残り8試合となってプレーオフ圏との勝ち点差がもしかすると11になるとなると、数字上は可能性があっても残り試合数をポイント数が上回る訳ですからそこに辛さがあったと思います。辛さ、悔しさはあったと思います。選手のパフォーマンスが悪かった訳じゃない、だけど相手の決定機に点を取られ、私たちは決定機を作っても取れなかった。しかし徳島相手にこれだけチャンスを作ったこと、それを高めていこうと話しました。
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