GAME
試合結果
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選手交代
46分
内藤 大和→ 飯島 陸
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46分
タビナス ジェファーソン→ 松田 隼風
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72分
ウィリアン リラ→ ブルーノ パライバ
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46分
平塚 悠知→ 髙岸 憲伸
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72分
荒木 翔→ 小林 岩魚
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64分
木下 康介→ 金久保 順
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81分
関口 正大→ 山本 英臣
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72分
新里 涼→ 曽根田 穣
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81分
椿 直起→ 唐山 翔自
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警告・退場
90分+1
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 28
山口 瑠伊 |
DF 2
須貝 英大
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DF 40
黒石 貴哉
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DF 5
浦上 仁騎
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DF 13
楠本 卓海 |
DF 22
野澤 陸
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DF 43
鈴木 喜丈
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DF 23
関口 正大
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DF 4
タビナス ジェファーソン |
MF 7
荒木 翔 |
MF 25
平塚 悠知
|
MF 20
松本 凪生 |
MF 16
前田 椋介 |
MF 24
山田 陸
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MF 17
新里 涼
|
FW 10
ウィリアン リラ
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MF 22
土肥 航大 |
FW 19
宮崎 純真
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MF 14
椿 直起
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FW 44
内藤 大和 |
FW 15
木下 康介 |
サブメンバー
GK 21
小泉 勇人 |
GK 41
中山 開帆 |
DF 3
レナト ヴィスキ
|
DF 2
後藤田 亘輝 |
DF 4
山本 英臣
|
DF 47
松田 隼風 |
DF 13
北谷 史孝 |
MF 7
曽根田 穣
|
MF 27
小林 岩魚 |
MF 10
金久保 順 |
FW 11
ブルーノ パライバ
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MF 30
髙岸 憲伸
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FW 15
飯島 陸 |
FW 38
唐山 翔自 |
監督
吉田 達磨 | 秋葉 忠宏 |
試合総評
明治安田生命J2第27節 『 甲府 1-1 水戸 』
『両者決めきれずドローで決着。甲府は連勝繋げられず。』
J2リーグ第27節の甲府はホームで順位の近い水戸と対戦。
15位の甲府は前節秋田戦で課題だった複数得点を決め勝利を収めた。13日に行われた天皇杯でもJ1の鳥栖相手に3−1で勝利。勢いに乗る甲府イレブンだがプレーオフ圏内に食い込むためには連勝が必要。12位と順位の近い水戸に対して勝利を収め一歩ずつ確実に進んでいきたい。対する水戸もチャンスを作りながら決めきれない試合が続く。お互い同じような課題を抱えるチーム同士の試合となる。
甲府は前節より2名を入れ替えて臨む。シャドーのポジションには内藤選手がJリーグ初先発。天皇杯でも試合に出場し着実に経験値が高まっており、サポーターの期待もかかる。
試合は全体を通して水戸がボールを握る展開が長くなる。そんな中、先制点を奪ったのは甲府。宮崎選手が23試合ぶりのゴールで先制。コンディションは悪くない中、なかなか結果の出なかった宮崎選手だったが、本人にとっても嬉しいゴールとなった。
後半に入っても水戸がボールを握り、そのまま同点ゴール。同点になってからは甲府も少しずつ押し込み始めるが両者決め切ることができずドローで試合終了となった。
今節を振り返る。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:須貝選手、浦上選手、野澤選手。ボランチ:松本選手、山田選手。WB:関口選手、荒木選手。シャドー:内藤選手、宮崎選手。ワントップ:ウィリアン・リラ選手の布陣。
前節の秋田戦では3-1と複数得点で勝利し、週の半ばに行われた天皇杯4回戦もJ1の鳥栖に3-1で勝利し準々決勝に駒を進めたVF甲府。チーム内でコロナウイルス感染者が出ており、厳しい台所事情ながら少しづつ調子を上げてきた状況で12位の水戸に挑む。
秋田戦からの変更は2名。シャドーに内藤選手、右WBに関口選手が選出された。先制してからエンジンがかかるのでhなく、ホイッスル直後から全力でぶつかって、アグレッシブに前に出てくる水戸の出鼻をくじくと共に、先制ゴールでペースを掴みたい。
前節の秋田戦や天皇杯の勝利で持ち帰った勢いを、更に加速させ上位を目指すための一戦である。
《前半》
甲府ボールでキックオフ。試合は両チームがボールを交互に握る展開で、比較的ゆっくりしたペースで始まった。
しかし、徐々にペースを握ったのは水戸。13分、17分と右サイドからクロスが入り、決定機にはならないまでもフィニッシュで終わる水戸に対し、甲府はパスの精度が悪く、攻撃が繋がらない。また選手の距離感や一体感、連動がぎこちなく、水戸に脅威を与えるような攻撃を組み立てられない。
だが、徐々に水戸のプレスにも慣れ、味方の連動も出てきたと感じた前半39分。甲府のパスが綺麗に繋がり先制に成功する。
センターライン付近で宮崎選手が相手からボールを奪い、山田選手→宮崎選手→ウィリアン・リラ選手と縦パスが繋がり、リラ選手がゴール左手前でシュート。このシュートは相手GK山口選手にブロックされてしまったが、ボールはゴール前にこぼれ、最後は後ろから詰めた宮崎選手が押し込んでゴールネットを揺らした。ここまで攻撃の連動性が薄かったが、この攻撃は見事に繋がり、甲府が先制に成功。
その後、甲府の攻守の動きが良くなるが、固い守備を見せる水戸の前に決定機まで持ち込めない。
前半はそのまま終了し、甲府が1点リードして後半に折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
大雨と言っても良いような中、勝利を願って来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。雨なので家で観戦された方もいらっしゃると思いますが、皆様と一緒に勝利出来なかったことは本当に悔しいです。現実的にはプレーオフ圏内を目指していますので、勝ち点差を詰めることが出来る試合でしたが残念です。
メンバーは予定していたものから変更しなければならない状況でしたが、その中でも前半1-0で折り返しました。水戸はアグレッシブで上手いチームです。ボールを動かされて体力的に苦しい時間もありましたけど、徐々にカウンターのきっかけを掴んでいましたし、見えるスペースも出てきました。何よりファイトしようという姿勢が見えましたから、前半1-0で折り返したことは良かったです。ハーフタイムに確認しましたけど、なかなか奪ったボールがマイボールになり切らず、後半はキックオフから押し込まれていました。後半途中から一定のペースは握れましたが、そうなる前のクロスで失点してしまいました。あそこを狙うクロスは失点になる可能性が高いので、常にケアしなければならない場面でした。我々も攻撃で同じようなボールを入れられていましたから、そこで押し込まないといけない。そういうストライカーが今日は我々にはいませんでした。勝ち点1というのは、水戸のパフォーマンスの良さを見てもネガティブに考えそうになりますけど、全くそうでは無く、失点する可能性のある時間帯を凌ぎ、2点目を取れるチャンスも作っていました。この引き分けをしっかり受け入れて、次の千葉戦に結束して向かっていきたいと思います。
Q:予定外のメンバー変更になり、代わりのメンバーを選択するにあたって迷ったこと、考えたことはどのようなことですか?
A:メンバーはターンオーバーで秋田戦、鳥栖戦を戦っていました。前回の鳥栖戦はJ1相手で激しい試合でしたので、それなりにダメージを受けている選手はいました。まずは、消去法というか元気な選手をチョイスしなければならないということ。内藤大和をチョイスしましたけど、予定通り前半はすごく頑張ってくれました。鳥栖戦では後半途中までピッチに立っていましたし、得点にも絡んでいますので力は付けてきています。そして今日も得点にも絡みました。途中飯島に交代したのは、中2日の3試合目でコンディションを考えての選択でした。
Q:シャドーで主力としてやっている選手がいない分、普段から主力でやっているリラ選手にはもっとやって欲しく感じたのですが、いかがでしょうか?
A:ゴール前に飛び込んでいくのはストライカーの仕事ですが、まだ試合が終わってから彼と話をしていないので、ここで色々と話すのはフェアじゃないです。ただ、彼はストライカーでゴールの一番近くにいる選手です。先週でいえば(長谷川)元希は飛び込んだ、しかし今日は飛び込む選手がいませんでした。これは試合を決定付ける仕事ですし、相手は飛び込んできていました。彼の元にはかなりの数のチャンスが来ていますし、その半分でも決めていれば得点ランクトップに行くくらいのチャンスはあったので、それを決める落ち着き、プレッシャーを感じない、そして飛び込んでいくことをトレーニングでやっていってもらえればと思います。みんな彼を信頼していますし、10番を背負っています。彼の背中にみんな付いて行きますから、それに期待して千葉戦のトレーニングを行っていきたいです。
Q:前節のリーグ戦では山本選手が先発し勝利をしましたが、今日はベンチスタートでした。これに関してはどうお考えでしたか?
A:本当はメンバーに入る予定ではありませんでした。1週スキップして来週の試合に臨めればという考えで、良かったからメンバーインしたわけでは無く、本来であれば休むべき選手でした。ウォーミングアップで彼の様子を見て、本人とコーチが話して「行けるんじゃないか」と。そして、あの時間帯で交代枠に選択肢がない中で、最終ラインから攻撃的に行くというチョイスでオミ(山本英臣)を入れました。
Q:チームが良い流れの中で、再びコロナとの戦いが始まってしまいました。今の心境と今後どういった対応が必要になってくるのかをお聞かせください。
A:まずは仕方が無いなと思います。コロナが再び流行してきて、我々に何が出来るかというと、気を付けて予防するしかありません。誰がコロナに感染するかわかりませんし、この数日間でコロナが出て、今日も休む予定の選手をメンバーに加えて18人揃えました。来週増えるかもしれませんし、そのままかもしれない、こればかりはわかりません。ただ、今日メンバーを決めることに躊躇が無かったのは、天皇杯で全員がピッチに立って、それなりのパフォーマンスで格上の相手と試合をしてきていたので、今日は「誰だからどう」というような心配は無かったです。コロナとの戦いが、1回目はプレシーズンからの開幕あたりで、それに加えて2回目でした。能力やパフォーマンス、チームの仕上がり具合、こういう良い流れがこういうことで途切れてしまうんだなと感じました。慣れているというか仕方が無いので、これは落ち着いて指示に従って、いるメンバーでチームを作って、いつでも戦えるような状態にするしか無いと思います。
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