GAME
試合結果
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選手交代
28分
デラトーレ→ 木戸 皓貴
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66分
ウィリアン リラ→ 三平 和司
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66分
チアゴ アウベス→ 横山 塁
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84分
長谷川 元希→ 宮崎 純真
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76分
松本 怜大→ 山田 拓巳
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84分
小林 岩魚→ 荒木 翔
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76分
横山 塁→ 河合 秀人
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90分
林田 滉也→ 松本 凪生
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90分
鳥海 芳樹→ 飯島 陸
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警告・退場
25分
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スターティングメンバー
GK 1
後藤 雅明 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 26
川井 歩
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DF 2
須貝 英大
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DF 2
山﨑 浩介
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DF 5
浦上 仁騎
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DF 5
野田 裕喜
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DF 22
野澤 陸
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DF 19
松本 怜大 |
DF 23
関口 正大
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MF 20
チアゴ アウベス
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MF 16
林田 滉也 |
MF 25
國分 伸太郎
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MF 18
鳥海 芳樹
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MF 8
小西 雄大 |
MF 24
山田 陸
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MF 17
加藤 大樹 |
MF 27
小林 岩魚 |
FW 9
デラトーレ |
MF 41
長谷川 元希
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FW 10
山田 康太
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FW 10
ウィリアン リラ
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サブメンバー
GK 23
藤嶋 栄介 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 6
山田 拓巳
|
DF 25
大和 優槻 |
DF 30
坂本 稀吏也 |
MF 7
荒木 翔 |
MF 14
新垣 貴之 |
MF 20
松本 凪生 |
MF 22
河合 秀人
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FW 9
三平 和司 |
MF 24
横山 塁 |
FW 15
飯島 陸 |
FW 33
木戸 皓貴 |
FW 19
宮崎 純真 |
監督
ピーター クラモフスキー | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J2第22節 『 山形 0-1 甲府 』
『8試合ぶりの勝利。長谷川のゴールで後半初戦を白星で飾る』
J2リーグ第22節、シーズン後半の初戦はアウェイでリーグ5位の山形と対戦。
甲府は7試合連続で勝利が無く苦しい状況だが、決定機は作れているだけにあとはどう決めきって勝利に持ち込むかが問われる試合となる。甲府は前節から7日間の準備期間があったが、山形は試合数不足を補うために中2日の3連戦最終戦。コンディションの違いも味方につけて勝利を掴みたい。
試合は、前半は山形にボールを握られる展開が続いたが、ゴール前での甲府の守備は固く、逆に甲府がチャンスを作る場面が多かったがゴールは決められず後半へ。
後半5分に鳥海選手からのパスを受けた長谷川選手が値千金のゴールを決めて、これが決勝点となった。後半も時間が経つにつれ、山形の選手に疲労の色が濃く現れ、甲府がボールを握る時間が多く、ゲームを完全に支配していた。
とは言え、甲府にとってはうれしい8試合ぶりの勝利。これからの再浮上のきっかけになればと、試合終了後の長谷川選手もコメントで語る。
今節を振り返る。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:野澤選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:山田選手、林田選手。WB:小林選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、鳥海選手。ワントップ:ウィリアン リラ選手の布陣。前節から林田選手、小林選手の2人が入れ替わり、山形戦に挑む。
全42試合の日程が組まれているJ2リーグも今節が折り返し初戦となる第22節。前半を振り返ってみると、甲府の13位(勝ち点27)に対して山形は5位(勝ち点31)。わずかに勝ち点差は4だが、その4ポイントの重みが大きく、各チームの戦力も均衡しているなかで、勝つことが難しい2022シーズンを象徴している。そんな難しい状況下でも甲府は一時は4連勝し上昇気流に乗りかけたものの、決定力不足に悩まされ、現時点では7試合連続白星がない状況。
どうすれば決めきれるのかを模索している中で、今節は左WBに小林選手、右ボランチに林田選手が入る。タッチ&ゴーで前に仕掛けて鋭いクロスを供給できる小林選手と、攻守の繋ぎ役でもありながら積極的にゴールも狙える林田選手には、思い切りよくアグレッシブにやってもらいたい。
メンタルが行動に及ぼす影響は大きく、気持ちの面で「絶対に勝つ」と信じることは大切だ。その気持ちが神経を研ぎ澄まし、ゴールという結果になって現れる。勝つことができるかどうかは、相手ではなく自分たちの問題。「勝つ!」という気持ちを行動で前面に押し出し、後半戦初戦を白星で飾りたい。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。
試合は山形にボールを保持されるものの、甲府がチャンスを活かして山形ゴールに寄せる場面が多い前半となった。
まず前半12分に野澤選手の前線へのロングフィードを関口選手が受け、ペナルティエリアの右からシュート。グラウンダーのシュートだったが相手GK後藤選手にブロックされる。野澤選手の精度の高いロングフィードだった。
さらに前半30分には、右サイドからのクロスをリラ選手がゴール前で胸トラップし、浮いたボールを叩きつけるようにボレーを放つが、これもGK後藤選手の正面。相手選手が寄せてきている中での難しいボレーシュートだったが、これも決まらない。
直後の前半33分にも甲府はチャンスを迎える。ピッチ内で細かくパスを繋いで、ペナルティエリア正面のリラ選手にボールが渡る。リラ選手はシュートコースが無いと判断し左にいた長谷川選手に横パス。これを受けた長谷川選手がシュートするも僅かにゴール左に外れてしまう。
守備面では、前半9分に川井選手に右サイドに持ち込まれ、GKとDF間に精度の高いクロスを入れられるものの甲府DFがブロック。それ以外にも何度かクロスを入れられたが、要所要所を締めて決定機を作らせなかった。
また山形は「連戦の疲労」という敵とも闘っていた。結果前半28分にデラトーレ選手が負傷退場。この時点で交代カードを1枚使うこととなった。
前半を終わってみればポゼッションは甲府が45%と抑え込まれたものの、シュートは山形3に対し甲府7と、チャンスをより多く作った甲府。だがゴールが遠い前半となった。
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試合終了後 監督記者会見
しばらく、かなり、前回勝ったのが何時なのかなぁというなかで、悔しい引き分けが多かったです。2点目を取れずに引き分けたり、イージーな失点で追いかけるようになったり、そういったなかで今日1−0で勝ったこと、2点目はもちろんほしいが1−0で勝ち切ったゲームを、運んだことに選手の成長と意地を今日感じました。
僕たちはプロですから勝ててないと申し訳ない気持ちになる人種であって、プロの試合としてお金を払って見に来てくれる人がいて、その中でも応援してもらって僕たちはサッカーができている。これ以上の幸せはない。いい形で返すことができてなかったが、今日はいいものを見せることはもちろん、それを結果でお返しして、示すことができた。意義のあるゲームができたと思います。
山形とは(試合前は)4ポイント差で、差を詰めるには勝たないといけない。今日は(1ポイント差に)詰められた。順位が少し上がるのかは、他の会場や日曜日の試合結果を待たないと分からないがかなり拮抗した状態が続いているリーグ。一つの勝利がポイントを上げ、順位を上げ、ポイント差を詰め、上のチームにプレッシャーを掛けて、選手に自信を与え、ということができる。アウェイ後でJ1昇格を目指す山形にーー僕がいた頃とは規模が比べ物にならないーーそういうチームに勝てたことはとても大きい、いい夜になったと思います。来週の水曜日には天皇杯がありますし、週末にはリーグ戦がある。今日は喜んで、明日切り替えて、天皇杯では札幌に挑戦者として臨みたいです。
■質疑応答
■長谷川選手の久しぶりのゴールはチームにとっても大きいですね。
点を取れなくなって、マークされているし、ルーキーイヤーとが違うプレッシャーと、(プロ2年目は)いいスタートを切ったが、そこの厳しさはあった。本人にも話していることですが、単純にチームのシュート数が減ったのは元希のシュート数が減ったから、チームのゴール数が減ったのは単純に元希のシュート数が少ないーー打てば決まるというか、決定力を持っている選手なのでーー彼の闘争心というか、得点を挙げることに火を付けたと思います。今日もキャプテンマークを付けてプレーし、殻を少しずつ破って、ただのいい選手からチームを勝たせる選手に変わりつつあると思うし、依然(チーム内)競争があるし、近くでプレーする鳥海は点は取ってないがものすごくいい働きをしているから、彼に得点が生まれるのは時間の問題だと思うし、いいライバル関係を持ってーー宮崎純真もいるしーー彼らに大きな差があるとは思っていないし、チームとしても早い段階で5点を取った元希が今日6点目を取ったこと、そのまま勝利で終えられたこと、このまま彼の自信になって行くのではないかと思います。
■先制点は鳥海選手から長谷川選手への流れで、中央での崩し、練習でやってきたことが出せました。
いい距離感で、長谷川が真ん中からフリーで動くというか、鳥海も真ん中に顔を出していい動きをして、鳥海が捕まえにくいところにいたと思います。2人が近いところにいると、何かを起こせると思うし、僕が練習で何かをするよりも彼ら2人でバイタルエリアで近くにいることが何かを生み出すと思います。三平が入ったことで更にそこを加速して、いいものを見せられそうな感じがあった。みんなで協力しながらいい距離感で高めあって、次は2点目を取ることを頭に入れながら頑張りたい。
※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
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