GAME
試合結果
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選手交代
55分
中野 雅臣→ 和田 昌士
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68分
ウィリアン リラ→ 三平 和司
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55分
モレラト→ オタボー
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68分
長谷川 元希→ 宮崎 純真
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55分
増田 隼司→ 中村 充孝
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80分
関口 正大→ 大和 優槻
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65分
宮市 剛→ ビスマルク
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80分
石川 俊輝→ 松本 凪生
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88分
鳥海 芳樹→ 中山 陸
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警告・退場
40分
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83分
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スターティングメンバー
GK 19
松山 健太 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 36
小野田 将人
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DF 2
須貝 英大
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DF 6
甲斐 健太郎
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DF 5
浦上 仁騎
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DF 2
蓮川 壮大 |
DF 22
野澤 陸
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MF 18
宮市 剛
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DF 23
関口 正大
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MF 5
石井 圭太
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MF 18
鳥海 芳樹 |
MF 33
弓削 翼
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MF 24
山田 陸
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MF 38
南 拓都
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MF 26
石川 俊輝
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MF 28
増田 隼司 |
MF 27
小林 岩魚 |
MF 49
中野 雅臣 |
MF 41
長谷川 元希
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FW 7
モレラト
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FW 10
ウィリアン リラ
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サブメンバー
GK 21
稲葉 亜我志 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 37
深川 大輔
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DF 25
大和 優槻 |
MF 26
ビスマルク
|
MF 14
中山 陸 |
MF 27
オタボー |
MF 16
林田 滉也 |
MF 46
中村 充孝 |
MF 20
松本 凪生 |
FW 22
奥山 洋平 |
FW 9
三平 和司 |
FW 45
和田 昌士 |
FW 19
宮崎 純真 |
監督
秋田 豊 | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J2第20節 『 岩手 1-0 甲府 』
『6試合ぶりの勝利を目指すも無得点で黒星。ボールを支配するもののゴールが遠かった甲府』
2022J2リーグ第20節はアウェイで岩手と対戦。甲府は5試合連続ドロー中、岩手も3連敗中で未だホームでは勝利が無く、勝利から遠のいてしまっているチーム同士の対戦となった。天皇杯もあり、連戦の中コンディション調整が難しい状況だがなんとか勝利をもぎ取って欲しい。
試合は立ち上がりミスが目立った甲府だったが、徐々に流れを掴み出す。しかし不運な形のカウンターから失点。そのまま前半を折り返した。
後半に入っても甲府が優勢に進めるものの、ゴールは遠く。最後まで得点を奪うことができず、そのまま敗戦。これで6試合連続勝利なしとなった甲府。嫌な流れを断ち切ることができなかった。
今節を振り返る。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:野澤選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:山田選手、石川選手。WB:小林選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、鳥海選手。ワントップ:ウィリアン リラ選手の布陣。
5連戦の5戦目となる今節のアウェイ岩手戦。前節6/1に行われた天皇杯から中3日&アウェイ&長距離移動という条件もあり、天皇杯メンバーからは11人総入れ替え。19節からは長谷川選手、山田選手、野澤選手が変わって入る。
6/1に行われた天皇杯では、環太平洋大学を相手に内藤大和選手や飯島陸選手、中山陸選手のゴールで5-1と快勝したVF甲府。しかしリーグ戦では、相手以上に決定機を作れているが勝ち切れずに直近5試合で5連続ドロー。順位もずるずると下落し試合開始前では暫定11位。対する岩手は現在リーグ最下位ではあるが、こちらも天皇杯ではJ2町田に3-1で勝利しており、その勢いをもって甲府戦に挑んでくると思われる。
甲府にとっての課題は、作れている決定機を決めきることだ。どれだけきれいに相手を崩してゴール前にボールを運んだとしても、決めきれなければ「勝点3」は掴めない。
もどかしい状況が続いているVF甲府だが、天皇杯で勝利した勢いをもって、泥臭くても勝利にこだわった試合にしたい。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。お互いに3-4-2-1のフォーメーションでミラーゲームとなった今節。
ピッチ上では時折強風が吹き、風下から攻めあがる甲府。高く上げたボールは押し戻されるため、低い弾道で攻撃を組み立てていく。
序盤は拮抗した試合展開だったが、徐々に甲府がボールを握る時間が長くなる。
左WBに入った小林選手からクイックにゴール前にクロスが入る。前半20分には相手GK松山選手と相手DFのすき間にクロスが入り、リラ選手が走りこむもわずかに届かず。チャンスは作るがあと一歩のところで決めきれない。
しかし先制したのは岩手だった。前半24分。甲府のCKで味方がクリアしたボールが審判に当たり、ここから岩手のカウンターを受けてしまう。ボールを収めた弓削にドリブルでペナルティエリア手前まで運ばれ、右に展開。増田選手が放った3度のシュートを体を張ってブロックしたものの、最後は増田選手にゴール前に折り返され、これを石井選手に押し込まれてしまった。
甲府にとってはアンラッキーな展開で先制されてしまったが、さらに前へのプレッシャーを強めて岩手陣内に押し込む。だが岩手も自陣内の守備を固め、なかなかゴール前に入れない。パスを繋ぎながら相手の守備を剥がそうとするも、パスの精度が悪く繋がらない。
そんな状況でも前半44分には右WBの関口選手からクロスが入り、ゴール前でリラ選手がボレーシュートを試みるがミートせず。シュートはゴール左に外れる。
押し込んでいるが合わない甲府。前半を岩手に1点リードされ折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
悔しいです。正直。順位が下のチームだからだとか、上だからではなく、勝てなかったことが悔しいです。サッカーには流れがある。立ち上がり風やロングボールで苦しんではなかったが、一定の予想の中、風下に立ったときのイメージ通り試合が進んでいった。選手のパフォーマンスも立ち上がりから安定していて、ひと刺しというか、点を取れずに試合が進んであの形でゴールを割られて凄く感情的なハーフタイムだったと思います。
ウチの選手はそんなに感情を出すタイプじゃなく、「物足りない」と僕に言われているがサッカー選手、サッカーチームとして堪える1失点だったと思うが、その歓喜が僕たちのもとに来るにはそれすら乗り越えないといけないと感じた。選手のパフォーマンスに関して言うと、ゴール前のちょっとしたクオリティ(が足りない)と言われるとその通りだが、トレーニングを続けてチャンスの数を増やすしか無いが選手が見せたプレッシングの迫力も奪い返しに行く迫力もスピードもアイディアも僕は素晴らしかったと思っています。
サッカーは流れを持っているという点では失点の仕方がとても重くのしかかった試合になってしまった。チーム山梨でファン・サポーターが多く来てくれた。チーム山梨で勝って帰ろうと選手のモチベーションも上がっていたが、それができずに非常に悔しいです。僕は普段順位表を見ないでやってきました。人から(順位などを)言われることはありますが、今日初めて順位と勝ち点を確認して、他の試合の結果を見て、上位3チームが勝ち点3を昨日・今日取れない中で勝ち点3をどうしても取りたかった。自動昇格を目指す上でどうしても勝ち点3を取りたいと話しました。それができなかった。今日、彼らのパフォーマンスを見てこれから上位を目指して追撃をしていくモチベーションになる試合でもあったし、あらゆるものを乗り越える覚悟がこの試合を持ってできた。笑うこともできないが、僕たちはしっかりフットボールをして、サッカーをして、ピッチの中でプレーをして相手を尊重して、これからしっかりやっていきたい。
■質疑応答
■失点に繋がる判定のところ、主審に当たっていいところに溢れてからの失点についてどう受け止めていますか?
みんな真剣にやっている中で…ルールがよく変わる中で僕も100%把握しきれてないところがありますが…なんというか、”ルールだから”と言ってそこのボールがあまりにも違う後方に行って、それがゴールに近づけるところに行って、当然(試合が)止まるだろうなと思いました。失点が認められてから第4審判と話して”ルールが変わりました”と言われた。あれだけボールの方向が変わったり、(得点に)直結するプレー…なんとも言えない辛さがあった。それでも”点を取れないのが悪い”と言われればそれまでだが、サッカーは流れがあって、”ここで点を取れれば”というその流れのところを…少し感情的なところに持っていかれた。
終わったあと、(主審と)コミュニケーションを取ろうとして冷静に話に行ったがそれも難しくて、これからはそれすらも乗り越えて…。整理はつかないが1回や2回ではないので、その都度飲み込んで批判に晒されながら”正々堂々と一発返せ”と言われて、ノックアウトされるがそれでもムシャクシャしてますし、ルールでOKと返答が来れば”そうですよね”と言うしか無いが、みんなでレフリーの方を含めてJ2を質の高いものにしていきたい。”ルールだから”と言われると仕方がないですよね…。言い方が難しいですがお互いに成長ができればと思います。
■5試合連続引き分けのあとの黒星。6試合勝ちなしですが勝ち点3に向けてどうチームを進めますか?
2点目を取れない試合で、今日は得点を取れてないことは事実。いつも2点を取れるようなチームにしていきたい。そこの質もそうだが、あれだけクロスが入っていたわけですから、ボックスの中にも入ったわけですから、サッカーに流れがあろうとも、感情的になろうとも、ゴール前のクロスに入るとチャンスになるのでそこに雪崩込むこと、もう1枚増やすこともやっていかないといけない。点を取ることにフォーカスして上を目指す。自動昇格もプレーオフも選手と”一つひとつやろう”としか言ってないが、上を目指す、行けるところまで行こうぜと、やれるところまでやろうぜと、今日の試合の後初めて言った。
あまりにも辛そうな姿だったので言いました。そのためには1点取られても2点を取りに行くような…DFラインも浦上はパルセイロから来て2シーズン目、野澤陸は昨年は全くレギュラーじゃなくて、今は成長しているし、須貝もCBの選手じゃない。若い3バックが成長して少なくとも失点が今年の立ち上がりのように攻められてやられてしまう肝を抑えられない選手じゃなくなったので次は2点取れるように、そんな質と情熱をピッチに残していけば…と思います。
6戦勝ちなしというのは言われればそうで、引き分けで嫌な思いとしてきたが、引き分けが痛いというパフォーマンスなので痛いが、命からがらで引き分けたわけじゃない。ここからは継続して…敗戦したからと言っていろいろな声に惑わされずに自分たちが出せるパフォーマンスを信じてこの夏に向けてスパートできるように…(次節の)千葉はリーグ戦3連勝で好調だしJ1みたいなチームだけど挑戦するには充分なチーム。
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