GAME
試合結果
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選手交代
46分
伊東 俊→ 坂本 亘基
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59分
宮崎 純真→ 長谷川 元希
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46分
田辺 圭佑→ 竹本 雄飛
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59分
松本 凪生→ 山田 陸
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46分
土信田 悠生→ 杉山 直宏
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59分
小林 岩魚→ 荒木 翔
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77分
髙橋 利樹→ 粟飯原 尚平
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77分
ウィリアン リラ→ 三平 和司
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81分
黒木 晃平→ 藤田 一途
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86分
関口 正大→ 中山 陸
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警告・退場
61分
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88分
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スターティングメンバー
GK 23
佐藤 優也 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 2
黒木 晃平
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DF 2
須貝 英大
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DF 5
菅田 真啓
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DF 5
浦上 仁騎
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DF 3
イヨハ 理 ヘンリー
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DF 23
関口 正大
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MF 33
阿部 海斗 |
MF 16
林田 滉也 |
MF 15
三島 頌平
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MF 18
鳥海 芳樹 |
MF 6
河原 創 |
MF 20
松本 凪生 |
MF 10
伊東 俊 |
MF 26
石川 俊輝
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MF 7
田辺 圭佑 |
MF 27
小林 岩魚 |
FW 28
土信田 悠生
|
FW 10
ウィリアン リラ
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FW 9
髙橋 利樹
|
FW 19
宮崎 純真 |
サブメンバー
GK 1
田代 琉我 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 4
酒井 崇一 |
DF 25
大和 優槻 |
MF 14
竹本 雄飛
|
MF 7
荒木 翔 |
MF 16
坂本 亘基
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MF 14
中山 陸 |
MF 18
杉山 直宏 |
MF 24
山田 陸
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MF 32
藤田 一途 |
MF 41
長谷川 元希
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FW 11
粟飯原 尚平 |
FW 9
三平 和司 |
監督
大木 武 | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J2第19節 『 熊本 1-1 甲府 』
『連戦と気候により消耗戦となり、両者ゴールが遠く。甲府は5試合連続ドロー』
J2リーグ第19節は、アウェイで熊本と対戦。甲府より順位が二つ上の熊本だが、勝てば順位が入れ替わるだけに両者譲れない試合となる。
甲府は連戦ということもあり、選手を大幅に入れ替え臨む今節。4試合連続でドローに終わっている甲府はしっかりチャンスをモノにして勝利を得たい。
試合はホームの熊本がボールを回しペースを握る中、早い時間にCKからリラ選手の2試合連続ゴールで先制。欲しかった先制点を取得し、いい流れで試合に入れたが、追加点が欲しい後半立ち上がりにハーフタイムで3人を入れ替えてきた熊本に流れを変える同点弾を浴びてしまう。その後甲府は多くのチャンスを作るも終盤になるにつれて、連戦・暑さによる消耗が目立ち、追加点には至らずそのまま試合終了。
甲府は5試合連続ドローと残念な結果となってしまった。今節を振り返る。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:林田選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:松本選手、石川選手。WB:小林選手、関口選手。シャドー:宮崎川選手、鳥海選手。ワントップ:ウィリアン リラ選手の布陣。
前節のホーム徳島戦から中2日で迎える5連戦の3戦目。選手の疲労や長距離移動ということもあり、主に前線の6人を変更し、勝つためのベストピースで熊本戦に挑む。
徳島戦では相手より多くの決定機を作るものの決めきれず、相手にワンチャンスを決められ前半終了。後半に入り、鳥海選手がボックス内で倒されPK。これをリラ選手が決めて同点に追いついたものの選手退場で10人となり、攻撃にパワーをかけられずにドローで4戦連続でのドローで終了。
相手を上回るゴールが遠い状況が続いているが、決定機は作れている。今節も、相手陣内でドリブルで仕掛けて前節もPKを獲得した鳥海選手、さらに試合に戻ってきた宮崎選手のドリブル突破、少ない手数でゴール前に精度の高いクロスやスルーパスを出せる小林選手らの活躍で決定機を作り、トップに入ったリラ選手にはストライカーとして「ゴールを決める」ことを期待したい。
負けないことは特筆すべきだが、やはり「勝ち点3」がもたらす影響—選手の精神面、体力面やチームにとっても—は大きい。
もどかしい状況に決別し、昇格争いを甲府が勝ち抜くためにも、勝利だけが求められる一戦が始まる。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。
試合開始直後からトランジションの激しい試合展開となる。熊本はボールホルダーの速い寄せ、ハイプレスでボールを握り、甲府陣に陣内に押し込む時間が多くなる。両WBの裏のスペースを狙っての縦パスも多く、なか中ボールを前に運べない甲府だったが、熊本の攻めに対して落ち着いて対応する。
試合が動いたのは前半13分。左CKを得た甲府のセットプレーで、キッカー松本選手が供給したゴール前へのクロスにウィリアン リラ選手がヘディングを決めて先制。松本選手の精度の高いクロス&相手に体を寄せられながらも高い打点でヘディングを決めたリラ選手の活躍が光った。
その後1点を先制された熊本が、更にアグレッシブに押し込んでくるが、先制した甲府の選手も動きが良くなった。相変わらずピッチ上では激しいポゼッション争いが繰り広げられていたが、甲府もボールを握って熊本陣内に押し込む場面も見られるようになってきた。
甲府は前半37分にも追加点の惜しいシーン。右CKを獲得し、キッカーは松本選手。ペナルティエリアの右手前に入れたクロスに、フリーになっていた宮崎選手が走りこんで強烈なヘディングシュートを放つ。だが相手GK佐藤選手の正面でブロックされ、ネットを揺らせない。
熊本にボールを握られる時間は多かったものの、ハードワークで攻撃の芽を摘んできた甲府だったが、前半終了間際の45分+1分にピンチを迎える。ゴール右手前に入った縦パスにタイミングよく走りこんだ土信田選手とGK河田選手が1対1に。だが、河田選手がタイミングよく飛び出して、土信田選手のシュートをブロックしゴールを守る。ここはGK河田選手の好セーブに助けられた。
その後、前半終了のホイッスル。次の1点がどちらに入るかで今後の展開が全く分からない前半が終わった。
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試合終了後 監督記者会見
暑い中というか蒸した太陽が照りつけるなか、たくさん試合が続いている中、熊本まで我々のサポーターがきてくれました。その中で行った試合。僕たちは4試合連続で引き分けているが、勝ちに近づいているので勝ち点3を勝ち取ろうという気概で臨んだ。1-1の引き分け。お互いにフルファイトした試合で、どちらにもチャンスがあった。いろいろな攻防があったゲームだと思います。引き分けという結果を受け入れたい。両チームの選手が前を向いてファイトする中で、質が足りなかったり、ミスが起こったがお互いにゴールに向かう攻防が30度近い気温の中で22人が行なった。いい試合だったが勝ち点3を積み上げたかった。ファン・サポーターの皆さんに届けたかった。悔いは残っています。
■質疑応答
■勝ち点3を手にするために足りなかった点は?
毎試合そうですが、点取ることだと思います。チャンスを作れない選手、チームじゃない。実際にチャンスは作っているし、今日も近いシーンを作ることができている。ちょっとした質や、ちょっとした落ち着きが課題。課題は同じだけど、点を取る問題はシンプルに解決していくのが難しいところだと思います。僕たちは地道にチャンスを作り続けて、相手陣内でボールを奪うことがチャンスになるので狙っている。チャンスのクオリティを高めたい。今はサッカーの手応えと積み上がるポイントが乖離に多少苦しんでいるのでそこで慌ててしまう。攻め急ぐシーンは出てしまう。相手陣内での鋭さと落ち着きが同居できるようにしなといけない。
■悪くないけど勝ち点3に繋がらないことで選手に不安が芽生える心配は?
心配した方がいいのかなぁと今思いました。監督、チームメイト、クラブに彼らが疑いを持つことを微塵も考えたことがない。いつもそういう空気は皆さんが作り出すんですけど、逆にそういう空気ができないようにしたい。彼らに関してそこを気をつけようと思ったことはない。勝てないから悪いところを探し出すのはとても情けないからやりたくないし、僕は彼らの試合を見ていて”いいなぁ”と思うし、監督として”勝たせてやりたい”と思わないくらい、いつも練習を一生懸命やってくれて、チームメイトとも励まし合ってやっているチーム。そういうことは考えたことがなかったです。
■失点シーンについて
WBとCBの間に入れられて、熊本が一番得意とする形。間のクロスは僕たちも狙っていた。注意していた中でやられたことが悔しい。(守っている選手はクロスボールが)抜けるのではと思ったかもしれない。でもそこに入れられた。最後まで緩めてはいけない。悔いが残りますね。
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