試合速報
2022明治安田生命J2リーグ 第16節
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ヴァンフォーレ甲府 |
試合終了
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レノファ山口FC |
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得点 |
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10 | シュート | 8 | ||||
10 | ゴールキック | 3 | ||||
4 | コーナーキック | 3 | ||||
9 | 直接フリーキック | 7 | ||||
2 | 間接フリーキック | 3 | ||||
2 | オフサイド | 3 | ||||
0 | PK | 0 |
位置 | 番号 | 選手 | SH | メンバー | 位置 | 番号 | 選手 | SH | ||||||||||||||||||||
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GK | 1 | 河田 晃兵 | 0 | 先発 | GK | 21 | 関 憲太郎 | 0 | ||||||||||||||||||||
DF | 2 | 須貝 英大
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1 | DF | 4 | 眞鍋 旭輝
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0 | |||||||||||||||||||||
DF | 5 | 浦上 仁騎
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0 | DF | 6 | 渡部 博文
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0 | |||||||||||||||||||||
DF | 23 | 関口 正大
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2 | DF | 3 | ヘナン
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0 | |||||||||||||||||||||
MF | 16 | 林田 滉也 | 0 | DF | 14 | 橋本 健人 | 0 | |||||||||||||||||||||
MF | 18 | 鳥海 芳樹 | 1 | MF | 8 | 佐藤 謙介
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0 | |||||||||||||||||||||
MF | 24 | 山田 陸
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0 | MF | 33 | 山瀬 功治 | 1 | |||||||||||||||||||||
MF | 26 | 石川 俊輝 | 1 | MF | 20 | 田中 渉
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1 | |||||||||||||||||||||
MF | 27 | 小林 岩魚 | 0 | FW | 30 | 兒玉 澪王斗 | 1 | |||||||||||||||||||||
MF | 41 | 長谷川 元希
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0 | FW | 19 | 沼田 駿也
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0 | |||||||||||||||||||||
FW | 10 | ウィリアン リラ
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1 | FW | 18 | 高木 大輔
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3 | |||||||||||||||||||||
GK | 31 | 岡西 宏祐 | 0 | 控え | GK | 31 | 寺門 陸 | 0 | ||||||||||||||||||||
DF | 25 | 大和 優槻 | 1 | DF | 2 | 菊地 光将 | 0 | |||||||||||||||||||||
MF | 7 | 荒木 翔 | 1 | MF | 7 | 石川 啓人 | 1 | |||||||||||||||||||||
MF | 20 | 松本 凪生 | 0 | MF | 5 | 佐藤 健太郎 | 0 | |||||||||||||||||||||
FW | 9 | 三平 和司 | 2 | MF | 26 | 神垣 陸
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0 | |||||||||||||||||||||
FW | 11 | ブルーノ パライバ
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0 | MF | 10 | 池上 丈二 | 0 | |||||||||||||||||||||
FW | 19 | 宮崎 純真 | 0 | MF | 11 | 島屋 八徳 | 1 | |||||||||||||||||||||
吉田 達磨 | 監督 | 名塚 善寛 | ||||||||||||||||||||||||||
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交代 |
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| 警告・退場 |
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試合終了後 監督記者会見
試合については、立ち上がりすぐに得点が入り、この気温とリードで守りに入っているのでは無いのですが、先制した時によくある展開になってしまったと思います。その中で前半の間にペースを取り戻して2点目3点目を狙えるような内容を作っておきたかったです。2点目が今日のカギだったと思います。後半に我々の右サイド、相手のストロングである左サイドからの攻撃で、何度もラインを破られギリギリで防いでいましたが、1本やられてしまい悔いが残ります。2点目を取れなかったこと、落ち着きを得られなかった、クオリティが1つ足りなかったこと、これらにも悔いが残ります。ただ両チームの選手ともこの気温の中、走り抜いたと思いますし、お互いがボールを動かす時間が多いゲームでしたので、お互いに攻める姿勢を忘れずに勝ちに行ったゲームだったと思います。次に向けて少しずつ努力を続けて、日々の意識から見直してやっていきたいと思います。これからも皆さまと一緒にチームヴァンフォーレ、チーム山梨で頑張っていきたいと思います。
Q:前半の途中から5-3-2へフォーメーションを変えた狙いはなんでしょうか?
A:相手の橋本選手に起点を作られて、そこからきわどいパスが何度か入っていました。あとは相手のセンターバックである渡部選手、ヘナン選手は繋ぐのが上手なので、そこにプレッシャーを掛けたいのと、高く上がったサイドバックが中へ差し込んでくるボールを入れるので、そのパスコースに選手を置いて対応しようと思いました。
Q:守備が良くなくて、攻撃に出ていくときにいつもよりパワーが出ないのかなと思ったのですが、いかがですか?
A:ボールを持った瞬間に飛び出せないので、「最初のアクションを起こせ」と伝えましたけど、ワントップの周りでずっとボールを走らされた時間が続きましたからそのパワーが残っていなかったです。その結果、ボールを動かし相手を下げさせて陣地をブロックで挽回することにしました。カウンターで走って点が取れれば良かったですが、ダメージが来たので飛び出すことから時間を使うことにシフトしました。
Q:失点に関して、どういう部分が足りませんでしたか?
A:再三走らされたり、コンビネーションを作られたりで、最初のボールへ寄せるのか、中を固めるのか、そのジャッジが曖昧でした。曖昧というよりかは難しいタイミングで、食いつかされて行く行かないの判断でした。突破されて中を抑えるよりも、突破されないことにトライしないといけないので、日々トレーニングしたいと思います。
Q:後半5枚並んだ時に、思い切って出ていくことが必要なのでは?
A:その通りだと思います。ウィングバックをロックしに来る難しい相手でした。前に出て行けなくなると、我々が引いた分相手が押し込んでくるので、その通りだと思います。次の段階としてある程度リスクを冒して出ていくことも大事になってくると思います。
Q:林田選手がセンターバックで出場して、途中から大和選手が出場しました。新しいポジションや初出場の選手に対して、評価はいかがですか?
A:林田に関しては、キャンプでも何回もやっていますし、彼の持っている責任感の強さやゲームを読む力を出してくれたと思います。相手がロングボールを蹴り込んでヘディングで対応しなければいけないというチームでは無いので、自分の持ち味を出してくれたと思います。しかし彼ならもう少し質の高いプレーが出来ると思いますし、ここから質を上げられるようにトライして欲しいです。
大和は練習でパフォーマンスを見せてずっとリザーブに入っていました。プレッシャーを受けた時の配球やヘディングの良さを発揮するには時間が短かったです。先発メンバーに割って入ってくるのはなかなか難しいですけど、今日をきっかけに伸びてくれたらと思います。
Q:宮崎選手のレッドカードについてどうお考えですか?
A:レフェリーの方も簡単に出しているわけでは無いですし、ジャッジには何とも言えないですが、私の目から見て、走り込んだ結果であって悪質には見えなかったです。裏に出たボールをキーパーに止められたと思ったら、レッドカードが出たのでびっくりしましたけど、レフェリーの方から見たら足の裏が入ったのかなと思います。ただ、宮崎純真という選手が足の裏を見せて飛び込んでいく選手とは思わないので、故意では無いと100%思います。サッカー選手だったら「あと少し」と思って足を伸ばしてしまうと思います。ただ、「キーパーごと行ってしまえ」という選手では無いので、「故意にやったのでは」という心配はいらないと思います。足の裏が入ってしまえば退場はやむを得ないです。退場になったことは痛いですけど、次に向けてお互いが成長し合えるようにしていきたいと思います。
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試合総評
明治安田生命J2第16節 『 甲府 1-1 山口 』
『立ち上がりの先制点も、後半に追いつかれドロー』
J2リーグ第16節はホームで山口と対戦。7位の甲府と11位の山口は勝ち点差がわずかに2で、負ければ順位が入れ替わってしまう。
対戦相手の山口はここまでアウェイで勝利が無いだけに、甲府は勢いを持って試合に臨んでいきたい中、立ち上がり早々に相手ディフェンスラインのギャップをついてリラ選手が先制ゴール。良い形で試合に入れた甲府がその後の山口の押し込みを凌ぎながらが前半終了。
後半に入ると徐々にアウェイの山口が攻勢に出てくる。甲府は直近2試合無失点の守備陣がゴールを許さない展開が続いたが、後半32分に失点。追いつかれた甲府は更に宮崎選手がGKとの接触で一発退場。10人で決勝点を狙いにいく甲府だったが、ゴールが遠い。
ドロー決着となった今節を振り返る。
◆ ◇ ◆
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:林田選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:山田選手、石川選手。WB:小林選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、鳥海選手。ワントップ:ウィリアン リラ選手。前節から4人の変更。左CBに林田選手、左WBに小林選手、右シャドーに鳥海選手。ワントップにリラ選手。林田選手のCB起用は今節が初となる。
5連戦を3勝1分1敗、勝ち点10を積み上げ、リーグ7位へと躍進したVF甲府。前節の栃木戦では前半から押し込まれたが、連戦での疲労も見える中で凌いでドローとし、上位進出への流れを維持。それだけに今節の山口戦に勝利することの意味は大きく、さらにはホームでの4連勝もかけた一戦であり、VF甲府としては何としてでも勝利を掴みたい。
今節はストッパーとして林田選手を起用した吉田監督。林田選手に対して「どこで使っても心配がない選手。好調不調の波がないし、出す(いい)空気感がある。」と林田選手への期待を語る。林田選手は「足が速くないので背後を一発で取られる怖さはある」とは語るものの、「足に入ってきたボールやフィジカルコンタクトは絶対に負けられない。」とストッパーとしての役割にやる気を滾らせる。
ボランチの経験も活かしたストッパーとして、自分の新たな可能性を見出せば、須貝選手がCBポジションからオーバーラップして攻撃に参加するように、これからのチームの上位進出にとっての新たな武器にもなる。
山口との勝点差はわずかに「2」。さらに上位を狙っていくためにもハードワークで挑みたい。
《前半》
山口のキックオフで試合開始。
試合は開始2分に甲府が先制。左WBの小林選手が供給した縦パスを長谷川選手がゴール左からゴール正面に折り返す。これに走りこんだウィリアン リラ選手が相手GK関選手の動きも冷静の判断してゴール右に流し込んだ。完璧な展開で山口の出鼻をくじいた。
前半5分にも高い位置で関口選手が相手DFからボールを奪い、自らシュートするも、これはわずかにバーの上。追加点にはならなかったが、甲府がそのまま試合のペースを掴むかに思われた。
しかしここから山口に押し戻される。須貝選手のオーバーラップ時にできる守備の穴を狙って縦パスを通され、左サイドからゴール前にクロスを供給されたりするが、相手の精度にも助けられ凌ぐ。だが前半15分を過ぎると徐々に試合が均衡し、VF甲府の守備の穴も浦上選手や石川選手がフォローに入り、徐々に試合が落ち着いてきた。
前線に攻めあがる場面も出てきた甲府。前半20分にチャンス。右サイドの深い位置でのスローインからの流れでウィリアン リラ選手がポストプレーでゴールを収め、振り向きざまにゴール正面に折り返しのボールを入れる。これに走りこんだ鳥海選手がシュートするもGK関選手の正面。甲府追加点の惜しいシーンだった。
前半33分には小林選手の縦パスから左サイドに展開。鳥海選手がドリブルでペナルティエリアに侵入し、味方の動きを見てゴール正面に折り返しのパスを入れるも、後ろから走りこんできた石川選手にはわずかに合わず。
甲府は左CBに入った林田選手もそつなく役割を遂行し、中盤の石川選手やWBの小林選手、シャドーの長谷川選手、鳥海選手とハードワークし惜しいシーンを作るものの決めきれない甲府。山口もゴール前での精度に欠きシュートまで持ち込めない展開が続き、前半を甲府が1点リードで折り返した。
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監督ハーフタイムコメント
・守備は相手のスルーパスを許さないこと。
・シンプルな事を確実にやり切ること。