GAME
試合結果
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選手交代
54分
松岡 瑠夢→ トカチ
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46分
飯島 陸→ 鳥海 芳樹
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75分
山本 廉→ 五十嵐 理人
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70分
ブルーノ パライバ→ ウィリアン リラ
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70分
荒木 翔→ 小林 岩魚
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83分
石川 俊輝→ 宮崎 純真
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警告・退場
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スターティングメンバー
GK 1
川田 修平 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 35
鈴木 海音
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DF 2
須貝 英大
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DF 16
カルロス グティエレス
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DF 5
浦上 仁騎
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DF 18
大森 渚生
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DF 22
野澤 陸
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DF 30
福森 健太 |
DF 23
関口 正大
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MF 3
黒﨑 隼人 |
MF 7
荒木 翔 |
MF 14
谷内田 哲平
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MF 24
山田 陸
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MF 4
佐藤 祥
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MF 26
石川 俊輝 |
MF 13
松岡 瑠夢
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MF 41
長谷川 元希
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FW 17
山本 廉 |
FW 11
ブルーノ パライバ
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FW 29
矢野 貴章
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FW 15
飯島 陸 |
サブメンバー
GK 25
青嶋 佑弥 |
GK 21
小泉 勇人 |
DF 15
大谷 尚輝 |
DF 25
大和 優槻 |
MF 7
西谷 優希
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MF 16
林田 滉也 |
FW 21
トカチ
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MF 18
鳥海 芳樹 |
FW 27
五十嵐 理人 |
MF 27
小林 岩魚 |
FW 32
宮崎 鴻 |
FW 10
ウィリアン リラ
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FW 38
小堀 空 |
FW 19
宮崎 純真 |
監督
時崎 悠 | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J2第15節 『 栃木 0-0 甲府 』
『5連戦最終戦。スコアレスも見応えのあるドロー』
J2リーグ第15節は5連戦の最終戦となった。この連戦で順位を7位まで上げた甲府は19位の栃木と対戦。勝利でプレーオフ圏内まで順位を浮上させたいところ。
メンバーは前節より3名入れ替え、ブルーノ・パライバ選手が甲府で初のスタメンとなった。
試合が始まるとホームの栃木が押し込む展開となった。甲府も徐々にボールを握り始めるが栃木の堅い守備ブロックになかなかシュートまで行けない。後半に入っても甲府はボールを握るも得点に繋がらない。対する栃木はボールを奪ってからの速攻でチャンスを作るも甲府はGK河田選手を中心にゴールをきっちり守り、両者得点ならずスコアレスのドロー。
球際でのバトルや攻守の切り替えの早さなどスコアレスとは思えない見応えのある試合となった。今節を振り返る。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:野澤陸選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:山田選手、石川選手。WB:荒木選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、飯島選手。ワントップ:ブルーノ パライバ選手。前節から3人の変更。左WBに荒木選手、右シャドーに飯島選手。パライバ選手は今節が初のスタメンでのワントップとなる。
中2~3日の5連戦最終戦となる今節。VF甲府はここまでの連戦を3勝1敗で戦い抜き、前節の群馬戦では、拮抗する展開の中でも後半38分に三平選手のドンピシャヘッドで勝利を掴み、ホーム3連勝&リーグ7位に浮上。対する栃木は2分2敗と苦しんでおり現在リーグ19位。栃木は上昇への足掛かりを掴むために前に前にと出てくることが予想され、激しい試合展開が予想される。
連戦による疲労はどの選手にも少なからずある状況で、どれだけ勝利への気持ちを前に出して挑めるかが勝負の決め手になりそうな今節だが、初めてのスタメン出場となるブルーノ パライバ選手に注目したい。今までは試合後半に投入されることが多く、前を向けば積極的にシュートまで持って行く姿勢を見せてくれたが、今節はスタメンとしてシャドーの長谷川選手や飯島選手との連携、さらに長身を活かしてセットプレーからの得点にも期待したい。
VF甲府の勝ち点3以内に11チームがひしめき、勝てばトップの背中も見えてくるが、負ければ下降するリスクも隣合わせだ。勝利だけが自力でプレーオフ圏内に入る手段だけに、チーム一丸となって勝利をもぎ取りに行く一戦となる。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。3-4-2-1のミラーゲームとなった今節、立ち上がりからパワーをかけてきたのは栃木だった。
前に前にと押し込んでくる栃木。甲府DF陣のビルドアップに対しても徹底的に寄せてくる。ボールホルダーに対する寄せも強く、甲府はバックパスが多くなり前線にボールを運べない展開が続く。甲府は栃木に主導権を奪われ、苦しい立ち上がりとなってしまった。
甲府がボールを握るシーンもあったが、栃木の守備の前にボールの出しどころを探すシーンが多く、トップのパライバ選手にボールを入れることができない。
そのような流れの中で、前半19分に相手GK川田選手のゴールキックが甲府ペナルティエリア左手前に落ちると、こぼれたボールを山本選手にシュートされてしまう。シュートは幸いにも右ゴールポストに跳ね返されて失点にはならなかったが、危ないシーンだった。
その後も栃木の守備の前に甲府は重心が後ろになってしまい、攻撃の芽が出ないまま前半終了のホイッスル。栃木ペースの中、甲府が凌いだ前半だった。
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試合終了後 監督記者会見
5連戦の最後が終わったが、山梨からも多くのファン・サポーターが来てくれた。青いユニフォームをたくさん見かけて、とにかく勝ちたいという思い、気概を持ってこの試合に臨みました。結果は引き分けで勝てなかったことがとても悔しい。栃木の皆さんも同じ思いだと思います。最後は簡単にシュートを打たせてもらえず、いいチームだと素直に認めないといけない。両チームの選手が最後まで走って、際どいシーンもあった。こういうサッカーを続けることでJ2のレベルも上がるだろうし、我々は上位を目指す。
直近の7試合では5回勝って1回引き分けて、1回負けた。このままの流れで勝ち点3を取って、この5連戦を終えたかった。そのための準備をしていたので僕たちの選手も簡単には相手に負けなかった。甘いと言われるかもしれないが、これがサッカーだと思うし、試合中の駆け引き、落ち着き、食らわなくていいカウンターを僕たちが攻め急いだことで食い、体力を消耗したこともある。これもサッカーと受け入れないといけない。
その中で成長するには相手のペナルティボックスの中で落ち着いて仕事ができるように、無駄な、不必要なカウンターアタックをされて…みんなよく戻りましたが…そういうことがないようにもう1回攻めに繋げられるような努力をしていきたい。5連戦は僕たちにとって遠くの遠征がなくて、バスで3~4時間。それを一緒に戦ってくれたファン・サポーターには感謝したいと思います。
■質疑応答
■前半に関してはチャレンジするというか、ゾーン2からゾーン3に入っていく回数が少なかったが、どう見ていましたか?
ちょっとサイドにボールが出されて、捕まるというか、プレッシャーを受けてしまうところ。無理やり入れる縦パスが増えたことが原因の一つかなぁと思います。20~25分過ぎくらいから選手が立つ場所を変えたり、工夫して、それがなくなり、ゾーン3に入っていけるようになった。そこからの落ち着きや立ち上がりの「なんとなく苦しいなぁ」というのが、ピッチの上の声を聞くと、誰も慌ててなくて、「こんな時間もある」という過ごし方をしていたが、途中苦しさから解放されていいペースに戻って行ったが、そこからペースが変わったところで、ゴール前でゆとりを持ってちょっと逆を取るとか、ひとつタメを作るとか解放されたままの勢いでアタッキングサードのチャンスを不意にした印象もあります。
■後半鳥海芳樹選手が入ってからの評価は?
(先発した)飯島陸も好調で、出た試合も結果を残した選手。パライバの周りをランニングして、パライバの得意なところを引き出すという役割と、飯島自身が相手がプレッシャーに出てくる所の背中をとってランニングする狙いがあったが、裏へのランニングの機会がなかったので、ボールが収まるとかコンビネーションを作ったり、もう少しボールを動かす、支配に係る方がいいと思って鳥海に変えました。
■鳥海選手はシュートシーンを作りましたが、評価は?
鳥海はいつでもあれくらいのチャンスは作れる選手。彼も後半の頭からの投入で、ゲームに入りやすかったと思います。自分の持ち味は見せてくれたと思います。
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