試合結果

5.4 (水・祝) 14:03

2022明治安田生命J2リーグ 第14節

HOME JIT リサイクルインク スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

1-0

ザスパクサツ群馬

83分 三平 和司
0 前半 0
1 後半 0
ヴァンフォーレ甲府 ザスパクサツ群馬

選手交代

46分
関口 正大→ 荒木 翔
46分
天笠 泰輝→ 山根 永遠
61分
ウィリアン リラ→ 三平 和司
46分
田中 稔也→ 深堀 隼平
69分
鳥海 芳樹→ 宮崎 純真
71分
奥村 晃司→ 中山 雄登
85分
長谷川 元希→ ブルーノ パライバ
73分
平松 宗→ 髙木 彰人
81分
加藤 潤也→ 北川 柊斗

警告・退場

ヴァンフォーレ甲府 ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

GK 1

河田 晃兵

GK 21

櫛引 政敏

DF 2

須貝 英大 イエローカード

DF 25

小島 雅也 イエローカード

DF 5

浦上 仁騎 イエローカード

DF 2

城和 隼颯

DF 22

野澤 陸 イエローカード

DF 3

畑尾 大翔 イエローカード

DF 23

関口 正大 イエローカード イエローカード

DF 38

天笠 泰輝 イエローカード

MF 18

鳥海 芳樹

MF 8

岩上 祐三 イエローカード

MF 24

山田 陸 イエローカード イエローカード

MF 6

内田 達也

MF 26

石川 俊輝

MF 10

田中 稔也

MF 27

小林 岩魚

MF 27

奥村 晃司 イエローカード イエローカード

MF 41

長谷川 元希 イエローカード イエローカード

FW 23

平松 宗

FW 10

ウィリアン リラ イエローカード

FW 7

加藤 潤也

サブメンバー

GK 21

小泉 勇人

GK 44

山田 晃士

MF 7

荒木 翔

DF 32

渡辺 広大

MF 16

林田 滉也

MF 30

山根 永遠 イエローカード

FW 9

三平 和司

MF 41

中山 雄登

FW 11

ブルーノ パライバ イエローカード

FW 11

深堀 隼平

FW 15

飯島 陸

FW 9

北川 柊斗 イエローカード

FW 19

宮崎 純真

FW 39

髙木 彰人 イエローカード

監督

吉田 達磨 大槻 毅

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 ザスパクサツ群馬
9 シュート 5
12 GK 6
8 CK 4
6 直接FK 8
2 間接FK 3
1 オフサイド 3
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第14節 『 甲府 1-0 群馬 』


『三平選手のヘッド弾!1点を守り切りホーム3連勝!』
J2リーグ第14節は勝ち点を同じくする群馬をホームに迎えての試合となった。勝利で上位に食い込みたい。

前節は惜しくも敗戦となってしまったが、内容的に良かっただけに期待のかかる甲府は5連戦の4戦目ということもあり、前節から4名を入れ替えて臨む。

試合序盤は甲府が押し込むが群馬も少ない手数でゴールに迫ってくる。拮抗した内容のまま前半を折り返すと後半は甲府ペース。しかしなかなか得点が生まれなかった中、CKからゴールネットを揺らすもオフサイドの判定でゴールが認められなかったが、その後すぐさま小林選手のクロスを三平選手がヘディングで押し込み文句なしの先制点。

試合終盤は群馬が攻勢を強めるが危なげなく守りクリーンシートでの勝利となった。ホームでは3連勝、これで暫定順位は6位に上昇し、甲府の快進撃は続く。今節を振り返る。

◆ ◇ ◆

試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:野澤陸選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:山田選手、石川選手。WB:小林選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、鳥海選手。ワントップはウィリアン リラ選手。前節から4人の変更。ボランチが入れ替わり、右シャドーに鳥海選手、左WBに小林選手が入る。

前節の水戸戦では相手に意表を突かれて敗戦してしまったが、試合の入りは申し分なかった。あとは自分たちが試合を動かしている時間帯に決めきること、そして周りを見て落ち着いて攻守を行うことも必要。その点を今節はボランチに入る石川選手や左WBに入る小林選手、鳥海選手に期待したい。

勝点は同じ「18」ながら9位群馬と10位甲府の今節。勝利チームはプレーオフ圏内入りも見えてくるだけに、激しい展開が予想されるが、甲府は前節の敗戦の流れを絶ち切って、今一度ここから上昇気流に乗るための大切な一戦となる。

《前半》
群馬のキックオフで前半開始。3-4-2-1のミラーゲームとなった今節、試合は両チームが拮抗する展開となった。

序盤から両チームとも高い位置で相手にプレスをかけ、ゴール前に寄せる場面が見られた。甲府は特に左サイドの小林選手がワンタッチでゴール前にクロスを入れる場面が見られたが決定機までには繋がらなかった。

逆に前半14分、甲府は群馬に高い位置から二度追い、三度追いでプレスされてしまい、ゴール正面でボールを奪われシュートまで許してしまう。ボールを奪われた時に相手にファール判定が出たが、危ないシーンだった。

前半32分にもGK河田選手が平松選手にプレスを受け、あわやという場面があり、押し込まれている状況での守備対応には改善が必要である。

なかなか両チームとも決定機を掴めない中、甲府は前半35分に長谷川選手からの縦パスを受けた鳥海選手がゴール左手前からゴール前に折り返しのパスをいれるものの、そこにシュートを蹴り込む味方がおらず、攻撃面も、もどかしい状況が見られた。

試合終了間際の前半45分+2分には、天笠選手にゴール左手前からシュートされるもののGK河田選手が身体を張ってゴールを守り、危ない部分はあったものの前半をスコアレスで折り返した。

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試合終了後 監督記者会見

 これだけたくさんの方々にご来場いただいたスタジアムを見て感動しました。これだけ多くの方々が試合を楽しみにしてくださったんだなと感じました。選手にも試合前のミーティングで、「みんなが観たいものがあって、行きたい場所があって、渋滞や混雑の中、その為にわざわざ来る。我々はそれを見せる側だと。」伝えました。それにふさわしいパフォーマンスと気持ちを選手たちは最初から最後まで見せてくれたと思います。
 三平のゴールで1-0でしたけど、前回スタメンで出た試合も含めとても文句のつけようのない出来でした。今日は60分過ぎから良いコンディションを維持した状態で、オフサイドになったあとに、また決めるという難しい仕事をやってくれました。前日のトレーニングではスタメンでは無い選手たちが群馬を想定した守備・攻撃のクオリティ、意欲、協力する姿勢が、今日のスタメンの選手たちが見せたパフォーマンスに良い影響を与えたと思います。前回の負けを払しょくする勝利をチーム山梨、チームヴァンフォーレで挙げられたことをとても嬉しく思います。

Q:前半はフリーのシュートの回数がそんなに無かったかなと思うのですが、どう感じていましたか?
A:賢く時間を使ってスペースを作るということが、後半は出来ればと思っていました。鳥海がリラの後ろを飛び出したり、相手の3バックを動かしたりしていましたけど、後半になって長谷川がボールを受ける回数も増えましたし、選手たちが落ち着きを取り戻して、急いで機会を失うよりはじっくりボールを動かして相手を揺さぶってトライ出来たと思います。

Q:後半から荒木選手を入れた狙いは?
A:関口は献身的な選手ですし、この連戦中もフルで出場してハイパフォーマンスしていました。疲労が抜けない中、戦術的にも重要なタスクを担っているので、彼を変えることは中々難しかったです。ただ荒木もベンチにいますので、ここで休ませて次に備えることをしました。他の選手たちも信頼していますので、関口を休ませて勝ちに行くことを前半30分過ぎに決めました。

Q:連勝が止まった次のゲームで勝ち切れたことは監督はどう感じていますか?
A:ターンオーバーしてきた水戸に負けて「油断してるのでは?」ということも言われました。しかし全くそういうことも無くて、何か起きればネガティブなことを言われるのがプロの世界です。それを払しょくするためにも、何が何でも勝利が必要でした。パフォーマンスを出し切って勝ったことには、選手たちの成長と今日メンバーに入らなかった選手たちの協力がありました。競争があって、試合前には協力があるという選手たちの強みをこれからも活かしていきたいと思います。

Q:前節狙われた右センターバックの裏のカバー含めて、ボランチの石川選手が攻守にわたって貢献していたと思うのですが、起用の意図と評価をお願いします。
A:ボールを拾ったり、山田とのバランスを取ったり、須貝や関口のアグレッシブな故に出来る隙を、石川が埋めてくれたなと思います。開幕スタメンで出場して、その後は勝ち試合に絡めなかったり、本人も思うことがあったと思います。しかしパフォーマンスを練習で取り戻して、チームメイトの信頼を得て、途中出場を増やしつつ、東京V戦でスタメンで出て、今日があったということです。気持ちが折れてパフォーマンスが出なくなることはサッカー選手では良くあることですけど、折れずに年齢が10個も下の選手たちとポジションを争って勝ち取ってピッチに立ったということは、今の石川の価値だと思います。

Q:膠着状態で三平選手を送り出しましたけど、どういう指示を出しましたか?
A:彼は頭が良いので指示がいらない選手です。奪ったボールを受けて欲しい、スペースを見つけて走って欲しいということだけを伝えて、あとは自分で微調整していました。指示はこれぐらいです。

Q:セットプレーのシーンでノーゴールになったとき、監督から声掛けをしたのか、あるいは選手同士で話し合ったのか、その場面を教えていただけますか?
A:とにかくもう一発行こうということだけです。

Q:そういうムードが選手間に造り出せれていたということでしょうか?
A:スタンドのファン・サポーターの皆様が後押ししてくれたことがあると思います。

Q:今日でシーズンの3分の1が終わりました。ここまでの評価と昇格圏に上がる為に必要なことは何でしょうか?
A:ここまでは本当に苦しかったです。選手もスタッフ陣も、内容と結果が釣り合わなくて、苦しく辛かったです。しかし試合を重ねるごとに、ベテランが怪我でいなくなる、それでも若い選手たちが試合ごとに成長して、無失点で終える試合も増えてきました。苦しいスタート、歯がゆい試合を重ねながら1つ1つ力を付けてきました。今は目の前の試合で、パフォーマンスをしっかり発揮して、最後の第4クールに入るところで、大きな力になっているような状態で迎えたいと思います。すでに気は引き締まっているので、良いコンディションで迎えられるようにしたいと思います。



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試合データ

試合開始日時 2022年05月04日(水) 14:03
試合会場 JIT リサイクルインク スタジアム
主審 吉田 哲朗
副審 藤澤 達也
副審 内山 翔太
第4の審判員 櫻井 大輔
入場者数 7,503人
天候 晴、弱風
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 25.7℃/23.0%