GAME
試合結果
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選手交代
63分
大山 啓輔→ 小島 幹敏
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46分
ウィリアン リラ→ ブルーノ パライバ
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68分
柴山 昌也→ 奥抜 侃志
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75分
林田 滉也→ 松本 凪生
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68分
矢島 慎也→ 富山 貴光
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89分
長谷川 元希→ 飯島 陸
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76分
茂木 力也→ 武田 英寿
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89分
鳥海 芳樹→ 三平 和司
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警告・退場
90分+2
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スターティングメンバー
GK 35
南 雄太 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 22
茂木 力也 |
DF 2
須貝 英大
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DF 17
新里 亮 |
DF 5
浦上 仁騎
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DF 24
西村 慧祐
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DF 13
北谷 史孝 |
DF 41
小野 雅史 |
DF 22
野澤 陸
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MF 7
三門 雄大 |
DF 23
関口 正大
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MF 15
大山 啓輔 |
MF 16
林田 滉也 |
MF 19
矢島 慎也 |
MF 18
鳥海 芳樹 |
FW 18
髙田 颯也 |
MF 24
山田 陸
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FW 10
河田 篤秀 |
MF 41
長谷川 元希
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FW 48
柴山 昌也 |
FW 10
ウィリアン リラ
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サブメンバー
GK 40
志村 滉 |
GK 21
小泉 勇人 |
DF 8
田代 真一 |
DF 25
大和 優槻 |
MF 6
大橋 尚志 |
MF 20
松本 凪生 |
MF 26
小島 幹敏
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MF 27
小林 岩魚 |
MF 14
武田 英寿
|
FW 9
三平 和司 |
FW 11
奥抜 侃志 |
FW 11
ブルーノ パライバ |
FW 28
富山 貴光 |
FW 15
飯島 陸 |
監督
霜田 正浩 | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J2第9節 『 大宮 1-3 甲府 』
『先制されるも長谷川の同点弾、パライバの2発で大宮に逆転勝利』
J2リーグ第9節は中3日の3連戦から中5日挟みアウェイで大宮と対戦。ここ5試合勝ち星が無く20位となったVF甲府と、8試合を消化し未だ勝ち星のない22位大宮。どちらも勝ちを譲れない試合だったが、甲府が勝利した。
メンバーを前節から2人入れ替えた甲府の課題は「立ち上がり」にあったが、この試合も先制点を許してしまう。しかし今節も長谷川選手が同点弾を決め前半を終了。
次の1点が重要になる後半に、後半開始から投入されたブルーノ パライバ選手が魅せてくれた。後半開始早々に相手のボールクリアのミスを見逃さず1点を決めると、後半18分にも思い切りよく足を振り抜き大宮を突き放した。
気温が高く、後半は疲労も蓄積し足が動かなくなる中、甲府のイレブンは最後まで集中して2点のリードを守り抜き、今季2勝目を挙げた。
今節を振り返る。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:北谷選手、浦上選手、野澤陸選手。ボランチ:山田選手、林田選手。WB:須貝選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、鳥海選手。ワントップにはウィリアン リラ選手。前節から2人の変更で、林田選手は前節の途中出場で務めた右ボランチ、野澤陸選手は右CBに入る。
前節では立ち上がりに先制されるも長谷川選手の同点弾で追いつき、ここから巻き返しという後半の失点。さらに後半17分に3点目を決められ苦しい展開となってしまった。その後1点を返すものの、常に相手に先行を許す展開になってしまい敗戦。
今節の課題も「立ち上がり」で、得点は取れているだけに、いかに失点を防ぐかが勝利の鍵となる。その点ではDFラインを統率する浦上選手や北谷選手、野澤陸選手の動きには注目したい。また前節で途中出場ながら前への推進力を見せた林田選手。そこからのスピーディーで一体感のある攻撃を大宮に見せたい。
どちらも勝ち星が欲しい状況ではあるが、特に大宮はまだ勝ち星が無く、ホーム戦という事もあって相当な覚悟で挑んでくると思われる。だがVF甲府は今まで積み上げてきたストロングポイントを発揮しここで勝利をもぎ取り、上昇への足掛かりにしたい。
《前半》
大宮のキックオフで前半開始。
序盤から両チームとも勝利への気持ちがぶつかり、激しいトランジションが繰り広げられたが、流れは徐々に大宮に傾く。
甲府のボールホルダーへの早い寄せで甲府はボールを前に運べず、逆に大宮は選手間の距離も適度にパスが繋がり、両サイドから甲府のゴール前に迫ってきた。
要所要所では凌いでいた甲府だったが、前半19分に与えた右CKから大宮に先制を許してしまう。キッカー柴山選手が供給したゴールファーへのクロスに、新里選手が高い打点でヘディング。これをゴール右に決められてしまう。
その後、さらに勢いに乗る大宮だったが、少しずつ甲府の選手間のポジショニングも改善され、大宮陣内に押し込む時間も作れるようになったきた。
その結果、前半36分に同点弾が生まれる。右サイドから細かく繋ぎ、ペナルティエリア右で林田選手が縦に入れたパスを鳥海選手がファーに折り返しのクロスを供給。これに走りこんだ長谷川選手がヘディングで押し込んだ。前線の選手が連動し、相手の守備を完全に崩しきった見事な攻めだった。
その後、今度は甲府が流れを掴み、大宮陣内で押し込む時間が長くなる。何度かゴールに詰め寄るシーンも見られたが、大宮もゴール前を固めて追加点は奪えず。
前半を両チーム1点を取り、後半に折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
なかなか勝てない中、試合を重ねて、いいニュースがない中、900人近いファン・サポーターの皆さんが来てくれて−−定型文みたいになりますが−−勇気づけられる雰囲気を作ってくれて、一緒に戦い後押ししてくれた中でゲームに入りました。結果、3−1、今日も前半失点して追いかける展開。(これまでと)同じ展開になった。準備してきた大宮の3トップがプレッシャーが来るところ(への対応が)上手くいかないところがあって技術的なミスが散見された。外せるべきポイントで外せなかった。スリッピーなピッチで少し手こずった。大宮さんに勢いもあった。イメージとして外せるところで外せず、引っ張り出したいところで引っ張り出せずというところがでた。前半の途中に選手が中盤の落ち着きを少し修正した。後半パライバが入って立ち上がりに点を取れて、パライバが(合計で)2点取って大宮の勢いを削ぐことができた試合。
今まで僕たちは内容と結果が合ってなくて1回のピンチが失点になる、チャンスがあっても、打てば入るのに(打たない)というシーンがあった。今日は前半苦しみながらその逆を行った。スタッツは分からないが内容より、気迫と走ること、チーム全員で勝ち取った勝利。僕たちのチームが持っているモノ、若い選手が多くいますが、ベテランがいい味を出してくれてーー勝てないということがあるがーーチーム全員が紅白戦でA、Bチームともに高いクオリティのトレーニングができている。トレーニングのクオリティは試合に負けても落ちていない。(試合のメンバーもメンバー外になっても)お互いにリスペクトし合っている。だから試合に出た選手には思い切り全てを出してほしいと思っている。前半は出せなかったが、持ち直して出してくれた。そんな勝利だった。
■質疑応答
■前半の入りが上手くいかない中で失点しましたが、修正できた要因は?
相手の3トップのプレッシャーは予想通り。少し停滞して左で須貝選手が相手のSBに捕まっていて、長谷川選手に効果的なボールが入らず。そこの原因がおそらくボランチが相手のプレッシャーを受けてしまってことだが、林田選手、山田選手がボールを落ち着かせて、少し修正して、林田選手が山田選手に寄ってプレーする事で相手の隙も生まれた。それでも左サイドの須貝選手と北谷選手のところは2人ともプレッシャーを受けていて、どちらもフリーになれず。前半最後の10分、15分くらい、点が入るところあたり落ち着いて押し込んでプレーをするところで慌ててセンタリングを上げてしまって落ち着きのなさからまた守りに行かないといけない状態から点を取ったところ。WBを起点にコンビネーション作ったのは普段山梨でやっていることを出してくれた。
■同点ゴールは綺麗な形で、パライバのゴールはラック(幸運)もあった。ラックを引き寄せた要因は?
サッカーなので運は引き寄せるべきもので、戦い続けることで引き寄せられる。パライバの2得点目は相手に当たって南雄太の頭上を超えるシュートだった。パライバがシュートを打ったことを褒めるべきところ。山梨でやっているトレーニングは試合に出られない選手の悔しさがあるが、彼らの協力があってラックを引き寄せた。
■パライバ投入の理由は?
リラ選手はここ数試合ほぼゴールというところに来ていたので大きな期待をして送り出した。三平選手や松本選手らとのいいコンビネーションを見せていた。リラのところでセカンドボールというか、追い込まれた時にひっくり返すボールに反応できないところがあった。パライバ選手には”全部行ってくれ”と話した。あとは真ん中から動き出すこと。守備のことは話しましたが、何を話したか忘れました。
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