GAME
試合結果
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選手交代
63分
大槻 周平→ 梅木 翼
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46分
宮崎 純真→ 鳥海 芳樹
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82分
佐藤 謙介→ 草野 侑己
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70分
野津田 岳人→ 中村 亮太朗
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82分
田中 渉→ 佐藤 健太郎
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70分
ウィリアン リラ→ 三平 和司
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87分
ヘナン→ 菊地 光将
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81分
長谷川 元希→ 須貝 英大
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87分
石川 啓人→ 高木 大輔
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90分+3
荒木 翔→ 小柳 達司
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警告・退場
69分
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55分
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スターティングメンバー
GK 21
関 憲太郎
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GK 1
河田 晃兵
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DF 28
眞鍋 旭輝
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DF 23
関口 正大
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DF 6
渡部 博文
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DF 30
浦上 仁騎 |
DF 3
ヘナン
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DF 40
メンデス |
MF 44
石川 啓人
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DF 17
荒木 翔
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MF 8
佐藤 謙介
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MF 8
新井 涼平
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MF 20
田中 渉
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MF 24
山田 陸
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MF 42
橋本 健人 |
MF 16
野津田 岳人
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FW 10
池上 丈二
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FW 41
長谷川 元希
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FW 46
高井 和馬
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FW 19
宮崎 純真
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FW 43
大槻 周平
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FW 10
ウィリアン リラ
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サブメンバー
GK 17
吉満 大介 |
GK 21
小泉 勇人 |
DF 2
菊地 光将
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DF 3
小柳 達司 |
MF 5
佐藤 健太郎 |
DF 2
須貝 英大 |
MF 7
高木 大輔
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MF 4
山本 英臣
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FW 9
岸田 和人 |
MF 15
中村 亮太朗
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FW 31
草野 侑己
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FW 18
鳥海 芳樹
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FW 24
梅木 翼
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FW 9
三平 和司
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監督
名塚 善寛 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第41節 『 山口 0-1 甲府 』
『拮抗した試合で見事な完封勝利も、昇格の夢は来季に持ち越し』
J2リーグ第41節、甲府はアウェイで山口と対戦。甲府は僅かな昇格の可能性をかけて、山口は残留を決めるために両者譲れない試合となる。
3連勝中と勢いに乗る甲府は前節より3名を入れ替え試合に臨む。前半はホームの山口がボールが握る展開が続いたが甲府も速い攻撃から相手ゴール前に迫り、お互いチャンスを作る拮抗した展開となる。前半終盤の甲府は大きなピンチが続いたが得点を許さずスコアレスで折りかえす。
後半に入ると徐々に甲府がボールを握り押し込む展開が増える。そして途中出場の中村選手が相手のパスミスを奪うとそのまま豪快なミドルシュートで先制点。これがそのまま決勝点となり甲府は1-0で完封勝利。
試合には勝利したものの他会場の結果により、甲府の今季J1昇格の可能性は無くなってしまった。今節を振り返る。
遂にラスト2となった2021年のJ2リーグ。VF甲府は山口県・維新みらいふスタジアムに乗り込み、山口と対戦した。
試合開始前のVF甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手、DF:メンデス選手、新井選手、浦上選手、WB:荒木選手、関口選手、ボランチ:野津田選手、山田選手、シャドー:宮崎選手、長谷川選手、トップ:ウィリアン リラ選手の布陣。前節から3人を入れ替え、右WBに関口選手、シャドーの左に宮崎選手、右に長谷川選手が入る。
先週の第40節でアウェイ・秋田戦に勝利したVF甲府。勝ち点を76と伸ばしたが、京都もドローで勝ち点を伸ばし甲府の勝ち点MAXの82に到達。この結果、VF甲府がJ1昇格圏内に入るには、今節を含めて残り2試合を甲府が2連勝、京都が2連敗して勝ち点82で並ぶしかないという非常に厳しい状況。しかし、何があるかは分からない。J1昇格への可能性が残っている以上、目の前の一戦に必勝態勢で挑む。
対する山口は現在リーグ14位。J2残留が決定しているわけではないが、降格圏まで4チームがひしめいている状況でほぼ残留を手中にしている状況。とは言え、山口にとっては今節がホーム最終戦であり、一つでも順位を上げるためにアグレッシブに前に出てくることが予想される。
VF甲府はJ1への望みを賭け、山口はJ2残留を確実なものにするために激しい戦いが予想されるが、VF甲府としてはまずは自分たちが勝利し、同日同時刻に行われている京都戦の結果を待って、最終節に持ち込みたいところだ。
VF甲府のJ1昇格の望みをつなぐ戦いが始まる。
《前半》
山口のキックオフで試合開始。
序盤から両チームとも相手ゴールに攻め寄るものの、決定機に繋がらない展開となった。
山口はパスを繋いで相手への早い寄せとハイプレスで甲府陣内に押し込みながらチャンスを伺うが、甲府は5-4-1の守備を敷いてはじき返していった。
甲府にも何度かチャンスがあったが、得点には結びつかなかった。
前半17分にGK河田選手が前線に供給したボールが相手DFライン裏に流れ、宮崎選手が抜け出してペナルティエリア内で相手GK関選手と1対1になるも、追いついた相手DFに身体を寄せられて打ち切れなかったり、前半28分には山田選手からの縦パスをゴール正面で受けた長谷川選手だったが、トラップが決まらず打ち切れない。
両チームとも決定機を作れないままアディショナルタイムに突入。ここで甲府はピンチを迎える。
前半45+1分。右サイドの石川選手からゴール前にクロスが入り、これを高井選手に合わされてしまうがGK河田選手が体を張ってビッグセーブ。さらにこぼれ球に対して池上選手にシュートされるも守備に戻った新井選手がブロック。これを荒木選手が掻き出して山口の波状攻撃を凌いだ。
続く山口のCKでもセカンドボールを拾われて、二次攻撃でペナルティエリア右手前から池上選手がいれたゴールファーへのクロスにシュートされる場面もあったが味方がブロックしてゴールを守った。
再三のピンチをしのいだ甲府。後半は勝利に向けて決定機が作れるかが問われる。スコアレスで前半を折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
遠くまでファン・サポーターの皆さんが来てくれて勝利で終われたことを嬉しく思います。その中で昇格に手が届かなかったことを残念に思います。遠くまで来てくれた皆さんのサポートを受けて中村亮太朗が点を取り、チームの成長を感じた。チーム全体がレベルアップした証拠だと思う。今日のゲームはボールを握られて難しい状況もあったがアウエーで勝ち切れたことに成長があると思う。内容を考えると修正点はあり、前線から行って裏を取られてカウンターを食らったり、ちょっとした事や球際を含めて少し足りないと思った前半。後半はパワーを持って、修正して入ってくれたことがよかった。点をとって勝てた事は選手が素晴らしかった。最後にもう1試合ホームで試合ができるので順位に恥じない試合にしないといけない。ホームでしっかり戦ってシーズンを締めくくりたい。
■質疑応答
■長いシーズンを戦い、最後まで昇格争いができたことについては?
前半戦若い選手が経験を積んだと思う。痛い目にもあったし、ゲームの流れを読めずに失点もした。1年間で若い選手がすごく成長した。前半戦はアグレッシブさと脆さが見えるシーズンだったが、夏場、体力とメンタルが回復できず・・・。勝ち切ったゲームもあるし、連敗は少なく、1年間を通してすごく成長したシーズンだった。選手はどこに出しても恥ずかしくないパフォーマンスを見せてくれている。残り15試合になってからの選手のパフォーマンスは今の順位に相当するパフォーマンスを出してくれた。若手の成長を見て楽しめた。昇格できなかったのでいいシーズンとは言えないが、サッカー選手として若手は成長してくれた。個人としてもチームとしても成長した。残り1試合が終わると2022年シーズンに向けてスタートを切らないといけない。
■成長の要因について。
試合に出て経験を積むことができたこと。苦しみもがいた前半戦を修正できた。選手個人の努力やスタッフのサポートで成長できたと思う。最後の15試合でタラレバを言えているのはいいことでもあるが、勝負の世界でタラレバを言ってもしょうがない。それをシーズンの最初から言えるようにならないといけない。
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