GAME
試合結果
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選手交代
74分
ウィリアン リラ→ 中村 亮太朗
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60分
佐相 壱明→ 柴山 昌也
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74分
長谷川 元希→ 三平 和司
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71分
菊地 俊介→ イバ
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80分
野津田 岳人→ 山本 英臣
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71分
馬渡 和彰→ 山田 将之
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83分
宮崎 純真→ 野澤 英之
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83分
三門 雄大→ 大山 啓輔
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83分
黒川 淳史→ 中野 誠也
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警告・退場
24分
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵
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GK 35
南 雄太
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DF 2
須貝 英大 |
DF 8
馬渡 和彰
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DF 30
浦上 仁騎 |
DF 3
河本 裕之 |
DF 40
メンデス |
DF 24
西村 慧祐
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DF 17
荒木 翔
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DF 4
松本 大弥
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MF 8
新井 涼平
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MF 7
三門 雄大
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MF 24
山田 陸 |
MF 26
小島 幹敏 |
MF 16
野津田 岳人
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FW 9
菊地 俊介 |
FW 19
宮崎 純真
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FW 34
佐相 壱明 |
FW 41
長谷川 元希
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FW 33
河田 篤秀
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FW 10
ウィリアン リラ
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FW 10
黒川 淳史 |
サブメンバー
GK 21
小泉 勇人 |
GK 1
笠原 昂史 |
DF 4
山本 英臣
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DF 43
山田 将之
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DF 13
北谷 史孝 |
DF 20
櫛引 一紀
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MF 6
野澤 英之
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MF 15
大山 啓輔
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MF 15
中村 亮太朗 |
FW 27
中野 誠也 |
FW 9
三平 和司
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FW 48
柴山 昌也
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FW 11
有田 光希 |
FW 19
イバ
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監督
伊藤 彰 | 霜田 正浩 |
試合総評
明治安田生命J2第30節 『 甲府1-0 大宮 』
『PKの1点を守り切り、今期4度目の3連勝!』
J2リーグ第30節はホームで大宮との対戦。台風が近づいてる影響か雨が降る中での試合となった。
2連勝中の甲府は勢いそのまま前回と同じメンバーで試合に臨む。昇格圏に勝ち点10差で5チームが並んでいる中ここからは一つも落とせない。対する大宮も混戦の残留争いの中出来るだけ勝ち点を積み上げなければいけない。お互い落とせない試合である。
試合が始まるとお互い前線から積極的にプレスをかけ、相手の出鼻を挫くための動きを見せる。
徐々に甲府が試合のペースを掴み出すが、攻撃の起点となるリラ選手に厳しいプレスが掛かりなかなか良い攻撃の流れが作れない。そのままスコアレスで前半を折り返すが後半ゴール前でリラ選手に良い楔のパスが通ると抜け出した宮崎選手がPKを獲得。
それをリラ選手が落ち着いてゴールに沈め先制に成功。
追いかける大宮の攻撃にポストに助けられるシーンもあったがPKの1点を守り切り3連勝を達成暫定3位に浮上した。
今節を振り返る。
第30節はホーム・JITリサイクルインクスタジアムで迎える大宮戦。台風14号の接近で開催が若干危ぶまれたが、風雨も小康状態の中での開催となった。
試合開始前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手、DF:メンデス選手、新井選手、浦上選手、WB:荒木選手、須貝選手、ボランチ:野津田選手、山田選手、シャドー:長谷川選手、宮崎選手、トップ:ウィリアン リラ選手。前節からのメンバー変更はなく3連勝を狙う。
残りのリーグ戦も今節を含めて13節。J1参入争いが激しくなる中、トップ集団の磐田・京都が勝点60台で抜け出しているが、第二集団はVF甲府も含めて5チームが勝ち点51で並ぶ団子状態。この5チームの中からどこがトップ集団に肉薄するかは、これからの一試合一試合の勝敗、得失点にかかっているが、VF甲府としては、シンプルに連勝を重ねることが、J1参入への絶対条件だ。
VF甲府は京都戦、群馬戦と2試合連続で3-0で勝利し、9月に入り2連勝中。勝率の高いホーム戦の力も借りて3連勝を目指したい。対する大宮は現在18位と降格圏近くにいるものの、直近3試合では2勝1分と調子を上げてきており、対戦するVF甲府としては全く気が抜けない状況である。また立場は違えど勝点3が喉から手が出るほど欲しい状況に変わりはなく、激しい試合展開が予想される。
VF甲府としては、スリッピーなピッチ条件も加味して中長距離からでも積極的なシュート&こぼれ球への寄せ、またDF面では、この2試合で見せているこまめなラインコントロールで、攻撃に繋がる守備を見せたい。
いずれにしろ、J1参入を狙うには勝つしかないVF甲府。チーム一丸となって「気持ちの見える試合」で勝利を掴みたい。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。
両チームとも相手の出方を伺うように静かな立ち上がりを見せたが、徐々に前へのプレッシャーを強める甲府。特に右サイドの荒木選手-宮崎選手は積極的に押しこみ、ペナルティエリア右手前から宮崎選手が惜しいシュートを何回か放つシーンがあったが、なかなかゴールできない。
対する大宮は、特に荒木選手の裏を狙うロングボールを入れ、佐相選手が左の深い位置からゴール前に折り返す・・・といった攻撃が見せたが、そこは把握していた荒木選手。裏を取らせないようにハードワークし、相手に自由を与えなかった。
飲水タイムを開けるころには甲府がハードワークでペースを掴む。敵陣内でセカンドボールも収めて分厚い攻撃を見せる。だがアラートを高めた大宮の守備を切り崩せず、前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
足元の悪い中、ファン・サポーターの皆様にご来場いただき、ホームの良い雰囲気の中で大宮アルディージャに勝てたことを嬉しく思いますし、ありがとうございました。
ボールを動かす上手いチームに対して、「しっかりプレッシャーをかけること」「プレッシャーを掛けながらも裏へのボールをしっかりケアする」ということを意識し、「ライン間にボールを入れていきたい」ということがあったので、そこのところをケアすることと、あとはワイドに立っている黒川選手や佐相選手にそこの幅を使われることでゴールを決められることに対して、我々はスライドすることでウイングバックが行けるようにしました。そういう対応がある程度出来ていたかなと思います。最後に危ない場面は何度かありましたけど、シュートを打たせないことやブロックに行くところなどは、前半から出来ていたのでゼロに抑えるゲームになったと思います。アタックに関しては、意図しているボールの動かし方がある程度出来ていたかなと思います。サイドハーフの背中をしっかり使いながら、そこから仕掛けていくこと、前後半ともに(長谷川)元希と(宮崎)純真がすごく良いプレーをしてくれたと思います。そこでしっかり押し込めて、高い位置でゲームをコントロール出来たことが良かったと思います。この3試合、クリーンシートを達成できたこと、守備陣が最後まで集中力を高く保った3試合でしたし、これを機に次のゲームもクリーンシートで終えられるようにしっかり戦っていきたいと思います。
Q:PKを取った場面、山田選手から縦パスが入って宮崎選手が潜るという、チームとしてやっている形が出たと思うのですが、振り返っていただけますか?
A:ボランチやウィングバックなど、後ろから差し込むボールが前節から多くなってきましたし、逆に中央のコンビネーションも試合を重ねるにつれて少しずつ良くなってきていると思います。それがあるからこそ、ワイドからの攻撃も出来てくると思います。中央の山田からのくさびのボール、リラもそれに反応し連動して(宮崎)純真が潜っていったというのは今までやってきた形でした。それでPKを奪えたこと、おそらく抜けていても(宮崎)純真のゴールになっていた感じはありましたが、そういう意味ではラインをブレイクしたことと、ライン間のプレーが良かったと思います。
Q:今日はPKですが、リラ選手が3試合連続ゴール、ここ6試合で5ゴールとFWとして良い循環の中にいるかなと思うのですが、監督から見ていかがでしょうか?
A:試合に出始めてすぐ得点を取って、その後に得点を取れなかったこともありましたけど、ずっとトレーニングから真摯にやってくれたからこそ、今の得点を取っていること、すごい選手だなと思っています。トレーニングから集中力を保って、得点が取れてなくて精神的にきつい場面もあったかと思いますけど、やはり集中力を保ちながらこの6試合で5得点に辿り着けたことはすごい良かったと思います。これからストライカーとしてゴールに絡むプレーをもっとやって欲しいと思います。
Q:前の2試合が3-0で、今回が1-0とクリーンシートでも違いがある試合だったと思うのですが、いかがでしょうか?
A:群馬戦にしても京都戦にしても、良いタイミングで点が取れたこと、これがやはり3得点に繋がったと思います。前半に1点取れていることと、後半に入ってすぐに追加点が取れたこと、これが前の2試合で良かったところです。今日のゲームは集中力をすごく保って、前半から何度か惜しいシーンがありましたので、そういうのを決めていれば追加点の取れた可能性がありました。ただ、こういう勝ち方も出来るということを証明出来たと思いますので、これを積み上げて次の新潟戦に向けてしっかりやっていきたいと思います。
Q:町田戦で負けてそこから3連勝とチームの変化や監督から感じることはありますか?
A:町田戦の準備のところで、2回目のワクチン接種の影響で熱が出る選手がたくさんいました。職域接種ということで同じタイミングでやらなければならなかったことですが、クラブと話しながらやったことなので接種出来たことは良かったと思います。町田戦でコンディションが上がらなかったことを言い訳には出来ませんけど、その後京都戦からコンディションを整えてアグレッシブに戦えたこと、要因としてコンディションもありますけど、ディフェンスラインの設定を今よりも7メートル程アップしたこと、そこから前線への守備がはまったこと、これらが要因かなと思います。
Q:連勝出来ていることが自信になっていると感じますか?
A:京都戦でラインをコントロールしながら昇格争いをしている上位相手に3-0で勝ち切れたこと、これは選手にとってみれば自信になったと思いますし、これを続けて3点取ってクリーンシート、今日は守り切ってクリーンシートで終えたこと、これは自信になると思います。
Q:かつて指揮を執った大宮アルディージャに勝てたことに対して思うことはありますか?
A:指導では育成年代から携わりクラブに育てていただきました。良いクラブだと思いますし、戦う中で負けたくないという気持ちもあります。甲府に在籍してからの大宮戦は、甲府にいる元大宮の選手たちも含めて絶対負けられないという気持ちが出ていたと思います。思い入れがあるチームなので、良いゲームにしたい気持ちもあり、今日は集中した良いゲームが出来て良かったと思います。
Q:甲府の監督に就任し、大宮と6戦行いまして無敗、そのうち5試合が無失点というところで、ものすごい相性の良さを感じるのですが、大宮に良く知る選手がいることや育てた選手がいることが要因なのですか?
A:それも要因にあると思います。特にアカデミーで育った選手は13歳から18歳まで6年間見てきましたし、彼らが成長する段階でどういうプレーをしてきたかとか気持ちの部分などを、私が携わってきたので、考えやプレーの質や顔色などから、調子の良さややりたいことなどを分かっているつもりです。なので相手チームになったときの分析はこまめに甲府の選手たちに伝えています。逆に大宮のアカデミー出身の選手たちは我々が相手だとやりづらかったかなと思います。私自身も彼らとのゲームの中で、成長を見て楽しんで喜んでいることもあります。
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