GAME
試合結果
選手交代
64分
長谷川 元希→ 三平 和司
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46分
武富 孝介→ イスマイラ
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70分
ウィリアン リラ→ 中村 亮太朗
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56分
三沢 直人→ 荒木 大吾
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84分
宮崎 純真→ 野澤 英之
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63分
武田 将平→ 曽根田 穣
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84分
野津田 岳人→ 山本 英臣
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63分
松田 天馬→ 福岡 慎平
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71分
荻原 拓也→ 本多 勇喜
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警告・退場
56分
飯田 貴敬 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 34
若原 智哉 |
DF 2
須貝 英大 |
DF 2
飯田 貴敬 |
DF 30
浦上 仁騎 |
DF 17
荻原 拓也 |
DF 40
メンデス |
DF 19
麻田 将吾 |
DF 17
荒木 翔 |
DF 23
ヨルディ バイス |
MF 8
新井 涼平 |
MF 4
松田 天馬 |
MF 24
山田 陸 |
MF 7
武富 孝介 |
MF 16
野津田 岳人 |
MF 16
武田 将平 |
FW 19
宮崎 純真 |
MF 24
川﨑 颯太 |
FW 41
長谷川 元希 |
MF 33
三沢 直人 |
FW 10
ウィリアン リラ |
FW 9
ピーター ウタカ |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 21
清水 圭介 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 6
本多 勇喜 |
DF 13
北谷 史孝 |
DF 41
白井 康介 |
MF 6
野澤 英之 |
MF 8
荒木 大吾 |
MF 15
中村 亮太朗 |
MF 11
曽根田 穣 |
FW 25
パウロ バイヤ |
MF 31
福岡 慎平 |
FW 9
三平 和司 |
FW 39
イスマイラ |
監督
伊藤 彰 | 曺 貴裁 |
試合総評
明治安田生命J2第28節 『 甲府 3-0 京都 』
『首位京都相手に3得点の快勝!守りでもクリーシート達成で中断明け初勝利!』
雨の降り頻る中、昇格に向けて大事な一戦となる首位京都との対戦となった甲府。
甲府はリーグ中断明けてからまだ未勝利。昇格争いに食い込むために強敵京都相手だが何がなんでも勝利が欲しい。
前節からスタメン4名を入れ替えた甲府はFW宮崎選手が今シーズン初先発。試合が始まると立ち上がりからホームの甲府が勢いを持って押し込んでいく。守備でも前線からのプレスで相手にペースを与えず、良い試合の入り方を見せた甲府。勢いそのまま宮崎選手からのワンタッチパスをリラ選手がダイレクトでゴールに流し込み先制に成功し、素晴らしい流れで前半を折り返した。
後半に入り雨も更に強くなる中、球際で負けない甲府イレブン。そして宮崎選手のスーパーミドルが炸裂し追加点を奪うと、試合途中から投入された中村選手と三平選手のコンビネーションでダメ押しの3点目。
そのまま試合終了のホイッスルが鳴り、首位京都にほとんどチャンスを作らせず、豪雨を勝利のシャワーに変えたクリーンシートとなった。
今節を振り返る。
第28節はホームで迎える京都戦。今節で2021年J2リーグも残り1/3となる。
試合開始前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手、DF:メンデス選手、新井選手、浦上選手、WB:荒木選手、須貝選手、ボランチ:野津田選手、山田選手、シャドー:長谷川選手、宮崎選手、トップ:ウィリアン リラ選手。前節から4人の変更と、長谷川選手が左シャドーを務めるなど、若干のポジションチェンジも加えて京都に挑む。
現在京都は1試合少ないながらも勝点57でリーグ1位。中断明けも3勝1分と着実に勝ち点を積み上げて首位を走っている。対するVF甲府は勝ち点45でリーグ7位。中断明けは2分2敗と嫌な流れが続いており、J1参入を目指すには首の皮一枚繋がっている状況。
前節の町田戦では、コロナワクチン接種の影響もあったとはいえ0-3と完敗を喫したVF甲府。ボールに対するチャージやパスの精度などでも後手を踏んだが、今節ではどこまで選手が回復し、モチベーションを上げて挑めるかが勝利へのカギとなる。
今節は攻撃の起点となる泉澤選手が怪我で欠場しているものの、シャドーに入った長谷川選手、宮崎選手、右WBの須貝選手と言ったフレッシュな選手の活躍に期待するとともに、ボランチの野津田選手、山田選手からの攻守切り替え、攻撃参加にも期待したい。またここ数節失点が続いている守備の立て直しにも注目したい。
残りの試合数を考えれば、今節の結果次第でJ1参入の望みが消えてしまいかねないだけに、対戦相手がリーグ1位の京都とは言え勝ち点3が必須の今節。VF甲府は勝利への渇望を行動で示してもらいたい。
首位京都に待ったをかけて、VF甲府がJ1参入への思いをぶつけることができるかどうか、意地の見せどころである。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。試合開始からハイプレスをかけた甲府が積極的に京都陣内でボールを収め、隙があればミドルからもシュートを放っていく展開。
特に右WBに入っている宮崎選手が前進へのパワーとなり、右サイドからチャンスが生まれる。
試合が動いたのは前半32分。先制したのは甲府。左サイドから山田選手がペナルティエリア正面にいれたくさびのパスを宮崎選手がワンタッチで相手DFライン裏に供給。これに反応したリラ選手がゴール右手前で右足を振り抜いた。シュートは前に出てくるGK若原選手の股下を抜きゴール!緩急をつけて相手の守備を突破した甲府の素晴らしいゴールだった。
直後の34分にも甲府に追加点のチャンス。縦パスに反応した宮崎選手が最終ラインを抜けてゴール右手前で相手GK若原選手と1対1に。前に出てくるGKの位置を見ながら、無人のゴールにループシュートを放つもののわずかにゴール左にシュートは外れてしまう。惜しいシーンだった。
その後、京都がボールを収め甲府陣内に押し込んでくる時間もあったが、アラートを高めて守る甲府。試合開始前から降っていたが雨が時に激しくなり、グラウンダーのパスは勢いが殺されてしまうようなピッチ状況でも集中を切らさない。
ピッチ上の全員が勝利に向けての気持ちが見えたVF甲府の前半。甲府が1点リードして折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
足元の悪い中、ファン・サポーターの皆様に応援しに来ていただいたことに感謝しております。ありがとうございました。
アグレッシブにラインを高く保ちながら、前線へのプレッシャーやロングボール・セカンドボールへの対応など、もう1度自分たちからアグレッシブに守備をしていくことを意識して今週のトレーニングをし、選手たちがそれを共有出来ていたことが今日のゲームに繋がったと思います。前半にコンビネーションで崩してリラが得点を取ったことも良かったと思いますし、2点目はカウンター、3点目はクロスからさんペー(三平)が決めて、勝ち切る為のパーフェクトなゲームをしたと思います。ただ、ウタカ選手やイスマイラ選手など前線にタレントがいる京都に押し込まれる場面があり危ない場面も作られていたので、この辺りは修正して次のゲームでも今日と同じような結果を得られるようにやっていきたいです。ここで首位相手に勝ち点3を積み上げられたことは自信になりましたし、選手たちとこの結果を信じて次に向けてやっていきたいと思います。
Q:今日先発した宮崎選手への評価はいかがでしょうか?
A:純真(宮崎)は、前節やその前の怪我明けからすごく良くなってきていると思います。「アグレッシブな縦への突破」や「しっかりとゲームをコントロールした中での相手への怖さ」などは良かったと思います。今日は1得点1アシストと体がきつい中でも最後まで戦い、結果を出したことを評価したいです。今シーズンはここまで怪我が多かったりコンディション不良など、色々なことでストレスの溜まるシーズンだったと思いますけど、ここで彼自身が今日の結果を掴み取ったことは素晴らしいですし、今日は純真(宮崎)のゲームだったと思います。
Q:チームとして、攻撃も守備も全員が同じイメージ、同じ形を持って出来ていたように思うのですが、いかがでしょうか?
A:攻撃に関しては、やろうとしていることはイメージ出来ていたと思います。守備に関しても、「前線への守備」「後ろのラインをあげる」「プレッシング」などやるべきことのイメージをチームとして共有出来たゲームだと思います。攻撃陣と守備陣がお互いを理解し合って、「ここは後ろに引き、守備陣のイメージに合わせる」「逆に行ったら攻撃陣のイメージに守備陣が合わせる」などイメージを共有出来ていました。これが勝因だと思います。
Q:泉澤選手がいない中で、代わりの選手を含めて勝利出来たことに意味があるかなと思いますが、この辺りはいかがでしょうか?
A:今は誰が出ても同じようなイメージで出来ることが強みだと思います。そういう意味では、仁(泉澤)が今回出られませんでしたけど、こういう中でも(長谷川)元希や(宮崎)純真、(中村)亮太朗など、違うポジションでもイメージを合わせて出来ることは選手たちが理解し合っていることだと思いますし、選手たちに感謝しています。
Q:今シーズン上位相手に勝てていなかった中で、中断空け初勝利を首位相手に奪えたことは今後のチームの勢いにも繋がると思いますが、監督はどう考えますか。
A:首位相手に完勝し勝ち点3を取れたことは自信に繋がると思います。前半戦はアウェイで上位相手との試合が多かったので、こうやってホームのファン・サポーターの前で、首位相手に勝利出来たことはすごい良かったと思います。前節の町田戦は申し訳無いゲームでしたけど、こうやってコンディションが戻ってきて素晴らしいゲームが出来たことは良かったです。ここから上位を引きずり降ろして、自分たちが昇格圏に入っていくことを信じてやっていくしかないと思います。
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