GAME
試合結果
選手交代
64分
ウィリアン リラ→ 宮崎 純真
|
71分
末吉 塁→ 安田 理大
|
69分
山田 陸→ 野澤 英之
|
71分
矢田 旭→ サウダーニャ
|
86分
野津田 岳人→ 浦上 仁騎
|
83分
見木 友哉→ 船山 貴之
|
警告・退場
88分
河田 晃兵 |
55分
福満 隆貴 |
69分
田口 泰士 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 1
新井 章太 |
DF 2
須貝 英大 |
DF 17
新井 一耀 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 15
チャン ミンギュ |
DF 8
新井 涼平 |
DF 13
鈴木 大輔 |
DF 17
荒木 翔 |
MF 16
福満 隆貴 |
MF 4
山本 英臣 |
MF 25
末吉 塁 |
MF 24
山田 陸 |
MF 18
熊谷 アンドリュー |
MF 16
野津田 岳人 |
MF 4
田口 泰士 |
FW 41
長谷川 元希 |
MF 20
矢田 旭 |
FW 39
泉澤 仁 |
MF 39
見木 友哉 |
FW 10
ウィリアン リラ |
FW 40
櫻川 ソロモン |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 23
鈴木 椋大 |
DF 30
浦上 仁騎 |
DF 3
岡野 洵 |
DF 13
北谷 史孝 |
DF 24
伊東 幸敏 |
MF 6
野澤 英之 |
DF 33
安田 理大 |
FW 18
鳥海 芳樹 |
FW 8
檀崎 竜孔 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 10
船山 貴之 |
FW 11
有田 光希 |
FW 49
サウダーニャ |
監督
伊藤 彰 | 尹 晶煥 |
試合総評
明治安田生命J2第26節 『 甲府 1-1 千葉 』
『リラ選手の2試合連続ゴールも終了間際の失点でまさかのドロー』
J2リーグ第26節は開幕戦以来の千葉とホームでの対戦となった。ホームに強い甲府がリーグ再開後の勝利を目指す。
甲府は須貝選手のプロ初スタメンを含む5人を前節より入れ替え、勝ちきれない流れを変えにいく。対する千葉もリーグ再開後まだ勝ちがない。11位の千葉も上位を目指すために全力で勝ちにくるだろう。
試合が始まると終始千葉ペースで試合が進む。その中でも少ないチャンスでPKを獲得した甲府が2試合連続となるリラ選手のゴールで先制に成功。そのまま流れを掴むかと思われたが高いポテンシャルを持つ千葉に苦戦を強いられる。
それでもGK河田選手を中心にゴールを許さなかった甲府。そのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにCKから失点を許し、まさかのドローとなってしまった。
今節を振り返る。
第26節のVF甲府の対戦相手は千葉。雨が降りしきるホーム・JITリサイクルインクスタジアムで行われた。
試合開始前のVF甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手、DF:新井選手、山本選手、小柳選手、WB:荒木選手、須貝選手、ボランチ:野津田選手、山田選手、シャドー:泉澤選手、長谷川選手、トップ:ウィリアン リラ選手。前節から5選手、特に右サイドのメンバー変更をして千葉に挑む。
甲府も千葉も、オリンピック明けの2試合で勝利を挙げられておらず、早く勝点3が欲しい状況。さらに甲府はJ1昇格圏までの勝ち点差が7と開いており、その勝ち点差を縮めるためにも勝利が欲しいところだ。
どちらが勝利への強い気持ちを見せるのか?注目の試合が始まる。
《前半》
甲府ボールでキックオフ。試合は、序盤は千葉の積極的なハイプレスに遭って甲府はボールを前に運べず、苦しい状況が続く。
しかし徐々に千葉の足が止まり、甲府が押し戻す流れとなった。
試合が動いたのは飲水タイムも明けた前半26分。相手ペナルティエリア右に押し込んだところで、今日プロ初スタメンとなった須貝選手が仕掛ける。これが相手のファールを誘いPKとなった。
PKを決めたのはウィリアン リラ選手。相手GK新井選手も反応していたが、その手の先をすり抜ける様にゴール左に決めた。数分前にもGKとの1対1でシュートブロックされてしまったリラ選手。直後だっただけに嬉しい得点だ。
先制に成功した甲府だったが、ここから千葉のスイッチが入り防戦一方になってしまった。止まっていた足が復活しハイプレスを仕掛けてくる千葉の各選手。それに押されバックパスを選択する甲府の選手。結局GK河田選手までに戻して前線にフィードするも、それも奪われて攻撃を受ける・・・という状況。
押し込まれる中で甲府のピンチもあったが、そのピンチを救ってくれたのはGK河田選手だった。前半45分には甲府のDFライン裏に縦パスを通されてしまい、反応した櫻川選手とGK河田選手が1対1になる場面があったが、櫻川選手が放ったループシュートも河田選手がタッチしたことでCKに逃げることができた。
次の1点で試合はどちらに転ぶか分からない微妙な雰囲気で前半が終了した。
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試合終了後 監督記者会見
山梨県がまん延防止等重点措置の対象地域とされている中、山梨県の長崎知事をはじめとした皆様方にご尽力いただき、このように試合を開催できたことを本当に感謝しておりますし、嬉しく思っています。ありがとうございます。
そして足元の悪い中、千葉のファン・サポーターの皆様は来れませんでしたが、我々のファン・サポーターの皆様が足を運んでいただいたこと嬉しく思っています。最後追いつかれて勝ち点1に終わったこと、私自身責任を感じていますし、本当に申し訳無いと思っております。
相手を押し込みながらゲームを運べていましたけど、1点取ったことによって比重が後ろに下がってしまいました。それによって相手のやるべきことがはっきりし、ロングボールに対してのセカンドボールという構図が出来てしまったと思います。我々が得点した後から相手がロングボールを多用した中で、セカンドボールを拾えなくて押し込まれる状況がありましたが、後半に入って、セカンドボールを拾って攻撃に繋げる事、カウンターで得点を取り切りたいということがありました。途中から(宮崎)純真を入れて活躍はしてくれましたが、やはり1-0で勝っている状況の中でも、もう少しボールを握ることや押し込んでサッカーをすること、ボールを取られた瞬間にダイレクトプレッシャーを掛けて自分たちのボールにすることなど、ちょっとした隙を改善していかないといけないと思います。2点目を決め切るチャンスもありましたので、決めていれば勝ち点3を手繰り寄せられたかなと思います。
前半1本、後半1本と河田がビッグセーブをしてくれて、チームを引き締めてくれたことは感謝しています。1-0で勝って河田に「おめでとう」と言いたかったところでしたけど、最後のセットプレー、我々のウィークポイントでやられてこと、ここは改善していかなくてはいけません。
Q:監督の中で、1-0で終えるゲームだったのか、追加点を取って複数得点で終えるゲームだったのか、どう考えていらっしゃいますか?
A:追加点を取って2-0まで持っていくというプランは持っていました。ただあれだけロングボールが来るということ、櫻川選手、サウダーニャ選手という前にポストプレーが出来る選手がいるので、カウンターで押し込みながらもう一回ゲームをコントロールし2点目を取りに行きたいというプランはありました。そういうチャンスがあった中で決め切れなかったこと、これが要因だと思います。1-0というスコアのまま守り切るということは思っていませんでした。それよりも跳ね返してしてセカンドボールを拾って、そこからカウンターで1~2点取るというチャンスはあったので、取れなかったということが要因です。
Q:カウンターの中でチャンスもありましたが、取り切るために必要だったことは何でしょうか?
A:最後のクオリティだと思います。両チームのキーパーが素晴らしい集中力でゴールに鍵をかけていたこと、すごくゲームが引き締まった要因だと思います。その牙城を崩せる落ち着きやクオリティ、そういうところが最後あればお互いに違った結果になったと思います。
Q:相模原戦に続き背後を取る動きもあって、チームとして目指す戦い方が出来ている中、勝ち点3にならなかったこと、監督としてもどかしさは感じていますか?
A:その通り、もどかしいなと思います。
Q:セットプレーに関して、こぼれや直接などでやられる場面もありますが、監督として何が一番足りないと思いますか?
A:我々に身長が低い選手が多いこと。セットプレーの為だけに身長の大きい選手を入れることも考えましたけど、どちらかというとカウンターで取りに行きたいと考えたので、ウィークなところでやられてしまったなと。そこを改善していくことと、5枚の交代枠をスタッフと話しながら最善の判断をしていますが、久々に一発で取られたこと、ここを改善しなくてはいけないと思います。今までのセットプレーは一発では無く、セカンドボールやニアでフリックされた後の詰めでやられているので、もう一回チームとして積み上げていくしかないと思います。そこに尽きると思います。セットプレーに関してはまだ未完成のところもあるので、選手と話しながらウィークの部分をどう消していくか、トレーニングしていきたいと思います。
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